更年期の女性で
介護をされている方は多いと思います
私もその一人です
先月から本格的な在宅介護生活に
突入しました
とはいえ私の場合
夜中に何度も母の様子を見に行く
ということはないので
夜はしっかり寝られます
・・・
のはずなのですが
ここのところよく寝られない日があります
介護をされている方で
夜眠れなくなった!
と、お困りの方もいらっしゃるかも?
と思いましたので今日は私の経験をお話ししますね
これはなぜか?
東洋医学で解説いたします
まず考えられる原因は2つ
①母の体調を心配することで心の栄養である血を消耗した
②食事・片付け・薬・見守り・通常の家事など
ほぼ1日ぶっ通しで動いているので体力気力(気血)を消耗した
東洋医学では良質な睡眠を得るためには
たっぷりと血がなければいけないと考えます
心配事、考え事があると
頭の中はそのことでいっぱいになり
ぐるぐると思考がいつまでも回り続けます
するとどんどん血が消耗していきます
そうなると
・なかなか寝付けない
・寝てもすぐ目が覚める
・眠りが浅い
・夢ばかり見る
などの症状が出やすくなります
今の私がそうです
母のことで常に頭はグルグル心配事が渦巻いています
絶対的に血が足らないですね
また、動きすぎたり疲れすぎると
当然血は減りますよね
これまた今の私の状態そのものです
ますます不眠に拍車がかかります
人は寝られなければ不調になりますね
このまま不眠が続けば
私も倒れてしまうのはわかっています
私が倒れれば家は回りません
母の体調にも直結します
これはかなりまずいです
ですからここはしっかりと
漢方薬対策をしていきます
なぜなら介護が原因での不眠の場合
心配事や労働がなくなるということは
まずないからです!
こんな場合に対応できる漢方薬を服用すると
心配事があっても
グルグル思考が少しずつおさまります
消耗も減ってきますし
漢方薬で気血も補充できてきます
ちょっとずつ負のループから抜けていくんです
そうなればしめたもんです
なぜなら血が増えると
睡眠も改善されますが
思考も改善されるのです
マイナス、ネガティブな考えが
だんだんと減ってきます
なんとかなるさ!
と思えるようになります
そのほかには
・休める時は横になります
昼間でも体を横にすると
かなり体力が回復します
または
・完璧を求めません
夕飯のおかずの出来栄えが
多少不本意でも良しとする
たまにはお刺身で楽をしてもよし
野菜は茹でただけでいい
介護食であっても時には
手を抜くことがあってもいいんです
・掃除をしなくても何も困らないから
無理しない!
こんなことでなるべく
体力気力を削らないように。
介護はやらなければいけないことというのが
どうしてもあります
ですからそのほかのことは削る!
それが大事かなと思います
細く長く続けられるように
頑張りすぎない
これでやっていきましょう
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