冬季北京オリンピック・ボイコットに揺れるアメリカ、新政権はどうでるか?

campus lake turtles
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バイデン新政権は決断をすべきことが目白押し

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大学内のワニは無事か?

健康保険会社から言われて簡単な健康診断に行ってきました。血液の化学検査の数値はあまり変わりがありませんでしたが、体重が去年の8月より数パウンド増えてリバンドしていました。食べる量は変わっていませんが、寒い時期に運動が足らなかったんだと思います。反省です。

ちなみに自分のオフィスから1マイルほど離れたメインキャンパスで検査は行われましたが、折角なので湿地帯保存地区に立ち寄ってみました。先週の寒波によるワニ(爬虫類=変温動物)への影響が気になったのです。

campus lake

いつもちょこっと目を出しているところにワニは一匹もいませんでした。他の場所を見渡してもいません。暑いときには板の上で日向ぼっこをしている中央付近も探してみましたが、見かけませんでした。亀が群がっているだけでした。

turtles

ちょっと心配です。どこかで隠れていて無事であることを祈ります。ちなみに大学内にいるワニは体長が小さいものばかりで、大きくなりすぎると他の保存地区に引っ越すようになっています。

アメリカ議会で北京オリンピックのボイコット熱高まる

前政権時代から中国のウイグル弾圧に関し、世界が非難をしてきました。米国も例外ではありませんでした。例えば以下の記事。

それに対し日本政府は玉虫色の見解を示してきました。

米国では未だ火種がくすぶっており、議会では「冬季北京オリンピックをボイコットすべき」という意見が高まっているようです。

記事には「中国によるウイグルのイスラム教徒への弾圧に懸念が高まっている。」と書かれています。どこかの国でもその教徒への眼差しは厳しいですが、その比ではないのでしょう。米国オリンピック委員会の広報担当は、ボイコットをしても世界的な問題に対処するのに効果的ではない、という見解を言ってます。

元々「虐殺」とポンペオ米国務長官が非難したのは、前政権の最後の日でした。新政権はその決定を審議しているようですが、新しい国務長官アントニー・ブリンケンも同意し、以下のように述べています。

“Judgment remains that genocide was committed against the Uighurs and that hasn’t changed.”(ウイグル人に対し虐殺が行われたと判断を継続し、その判断に変更はない。)

一方でバイデン大統領は、CNNのアンダーソン・クーパーからウイグルのイスラム教徒弾圧に関する質問を受けた際、

There are different norms that each country and they, their leaders, are expected to follow.(それぞれの国とその指導者が守るべき規範は異なるものだ。)

と答えて一部の議員や評論家から非難を浴びていましたが、のちに

“There will be repercussions for China” and that the U.S. will “reassert our role as spokespersons for human rights at the U.N.”(「中国への反響はあるだろう」、そして米国は「国連での人権擁護の代弁者としての役割を再確認する」と述べた。)

と発言しています。このボイコット熱は共和党議員から高まり圧力がかかっているのですが、最終的にバイデン政権がどう判断し、対応するか見ものです。本来人権重視は民主党の方針だと思うので、ここでもまた政策がひっくり返っている感がありますが、どうなるでしょうか。ニュースのヘッドラインにあるように最終的な結論は出ていないそうですが、冬季オリンピックももう来年でそれほど考える時間は残っていません。日本政府も対岸の火事ではないはずですが、東京オリンピック開催可否の件でそれどころじゃないのかも知れませんね。

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