Zoomの変更、J1ビザ関連、チキンサンド新商品の話

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有能な若い人、特に研究者は英語が出来たほうがいい

有能な若い人、特に研究者は英語が出来たほうがいい

このブログで利用しているサーバはBluehostなのですが、どうも調子が良くないです。本当か定かかは分かりませんが、大規模でサイバー攻撃を受けているという噂です。今も40kB程度の画像をアップロード出来ません。報復合戦かも知れませんが辞めて頂きたいです。

Zoomけちくさい

きっとすでに気づいた方は多いかと思います。パンデミック中（今もですが）に脚光を浴び、多くの人がお世話になったであろうZoomが5月頭より1対1同士でも無料アカウントの場合、40分で接続が切断されるようになりました。

2022 年 5 月 2 日 – 無料アカウントでのミーティングの時間制限の変更

1対1同士の利用だとたとえ話していてもサーバーや回線にそれ程負担がかかるとは思えないのですが、無料で使わせてもほとんどが有料に繋がらないのかも知れません。

Zoom社株価の変移を探してきました。

新型コロナによる大きな需要があった後、バブルは弾けて2020年最高値の80％以下まで下がってきたようです。流石に収支を考えてサービスを提供する必要があるのでしょう。ただしZoom社の名誉のために書き留めておくと、同じサイトはパンデミックが終わってもハイブリッドな働き方は残り、企業での需要は堅調と予測され株は「買い」推奨となっています。

Zoom: The Spectacular Bubble Has Burst

他の選択肢を考えるとなると1対1ならSkypeやLine、Facetimeなどで十分、複数の会議を想定したビジネス向けだとCiscoのWebexが50分、MS-TeamsやGoogle meetが60分無料で使えるので、これらを利用していくことになるんだと思います。もちろんZoomで40分で切られても再接続すればいいだけの話であることも言うまでもありません。

J1ビザで英語運用能力提示が必須になってた

学科内のポジションを埋めるにあたりアメリカ国外出身の方を採用しようとしているのですが、思わぬ障害に当っています。2017年の時にも存在していたのですが、運用がどこの大学でも厳格化されています。以前はPh.D.を持っていれば英語に問題があっても研究などでアメリカに渡る場合、J1ビザを出して受け入れてくれたのですが、もう通用しないようです。

Professor

Language Proficiency: Verify that participants have the education and credentials necessary to carry out the activity for which they are entering the United States and that they have sufficient proficiency in the English language to function in an English-speaking environment.
The State Department

唯一の救いは「運用能力がある」と判断するテストのスコアなどの基準が各大学に委ねられていること。私の大学のInternational officeから来た回答は

TOEFL iBT: Minimum of 70
TOEFL ITP: Minimum 523
IELTS: Minimum of 6.0
PTE Academic Score: Minimum of 50

でした。この数字はかなり低めに感じます。米国留学を目指す学部生が求められるほぼ最低点です。ただし日本の大学院を出た方が皆これをすぐにクリア出来るか？というと別な話です。他の大学はさらにスピーキングでも最低点を設けたり、こちらで教える必要がある場合はさらに高い点を要求しているのを見受けました。世知辛い世の中になりました。

英語出来なくてもものすごい研究が出来る学者に対しては、スポンサーが面接して主観的な大甘スコアを出し、International officeも許可を出せるようです（笑）。もっとも日本でPh.D.をとってすぐにはそのような待遇は受けづらいと思われますので、留学を希望をされる方は準備しておくことをお勧めします。