2022年5月9日に、ラオスも約2年間、観光客向けに閉ざしてきた国境をオープンにしました。ただ、事前に噂が流れていた程度から、唐突に開国発表がなされたため、受け入れ態勢が整っているとは言えない状況です。幸か不幸か、ラオスの場合は、それほど多くの観光客が来ないということもあり、なんとなくで、準備が進められています。
当ブログでは路線バスの紹介もしていましたが、今回、ラオス・タイ間の陸路国境では最もメジャールートである、ビエンチャン・ノンカーイ(フレンドシップブリッジ、ラオス・タイ第一友好橋)の交通状況をお伝えします。
今回ご紹介するのは
ラオス旅行情報
- ラオス・タイ間のバス運行状況 -
(ビエンチャン・ラオス)
です。
まず、この、ビエンチャン・ノンカーイ(フレンドシップブリッジ、ラオス・タイ第一友好橋)ルートですが、2020年3月まで、路線バスとしては以下が運行されていました。
・タラートサオバスターミナル⇔ノンカーイ
・タラートサオバスターミナル⇔ウドンターニー
一部の情報では、ウドンターニー線の運行が再開するという情報もありましたが、2022年5月24日時点では、運行していませんでした。曜日によっての運行などもあるのかもしれませんが、運行されていないと考えた方がよいでしょう。
ラオスからタイへ直接入る国際バスの他に、タラートサオバスターミナルからフレンドシップブリッジへ行くことができるバスもあります。こちらは運行再開がバス会社からの広報され、実際に運行されています。
時刻表も張り出されています。写真を撮ったのですが、思った以上に解像度が悪かったので、バス会社のFBページのリンクを下記に貼っておきます。
※時刻表が出ていますが、実際の運行本数はこれよりも少ないようです。私が訪れた日は、14時のバスが最終バスとのことでした。公に発表された内容でも、実際は内容が異なるケースはよくあることなので、違っていた場合のことも想定しておくのが良さそうです。
このような感じでバスが待機しています。
なお、これまでは日本から無償供与されたバスが使われていましたが、最近、中国から供与された電気バスに置き換えされているようです。まだ、全てが置き換わっているわけではありませんが、フレンドシップに向かうバスの多くは中国の電気バスのようです。なお、電気バスの料金は10,000Kip、これまでのガソリンバスの料金は12,000Kipだそうです。
なお、電気バスの車内はこのような感じです。
流石に新車だけあって、きれいですね。きれいで料金も少し安いとなると、これまでがんばってきた日本の中古バスの立場は厳しくなってきますね。
上の写真はフレンドシップブリッジ(友好橋)に到着する路線バスです。
日中に陸路で入国を検討されている方は、利用してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、これまでの「タラートサオバスターミナル」は、隣接した場所に移転しました。移転と言っても隣り合っていますので、ほぼ、同じ場所です。そのため、これまで通り、タラートサオ近辺に来れば、バスターミナルを見つけることができるでしょう。
新しいバスターミナルの入口です。
詳しくは、以前に紹介記事を書いていますので、下記からお読みください。
以前のラオスでは、「情報が無い」のが問題だったような気がしていましたが、現在は、Facebookなどを通して、積極的に情報が公開されています。ただ、残念ながら、その公開された情報通りに実施されていない現状があります。可能な限り、当ブログ上でお伝えできればと思っています。
今回は、以上です。
今日の路線バス:ラオス旅行情報 - ラオス・タイ間のバス運行状況 -(ビエンチャン・ラオス)
場所:Thalat Sao, Vientaine
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