【日本盛 純米大吟醸 生酒】
刺激的 甘さとハーブが ぶおおおお
昨日のカップ酒に引き続き、日本盛さんの飲み比べ。今回の企画、スーパーでこの純米大吟醸生酒を見つけたからやってみようと思ったんです。
置いてあったのは、スーパーの常温棚。生酒なのに常温保管可能なのが、大手メーカーの技術力ですね。前に飲んだ「月桂冠 純米大吟醸 生酒」も同じく常温棚でした。
花冷え(10℃)くらいからスタートします。
色は、ほんのり薄黄色。わずかに緑も入ってるかな。製造年月は2021年3月だから、約半年経っていますね。普通ならそれほど気にしないんですが、なんせこれは生酒。しかも常温棚での半年です。熟成の進んだ黄色だとしてもおかしくはありません。
香りは、甘蜜とアルコール感と、なんだこれ? 不思議な感覚。
口に含むと、糖分たっぷりの甘味と、カドはないけどしっかりした酸味と、不思議な苦味がドカン! そしてそれを追いかけるように、濃い蜜の甘味とハーブの香りの爆風がぶおおおお。あ、なるほど。さっきの不思議な香りはこのハーブ感だ。生酒っぽいフレッシュな感じ。青竹と針葉樹の葉っぱとミントの混ざった苦味を伴うハーブ感です。前に飲んだ酒屋八兵衛もそんな感じでした。そして八兵衛さんよりだいぶ甘い。飲みこんでからも、しばらくこの甘苦余韻が残ります。
なかなか刺激的ですね。観念的な意味じゃなくて、実際に刺激がある。
スペックは、不明。公式サイトにも、この商品の情報がないんです。でも、他のラベルの純米大吟醸を見ると、日本酒度がマイナス6とか7で、酸度もアミノ酸度もかなり高めが多い。たしかにそんな感じ。相当甘いし、味わいも香りもガツン! 日本盛さんってそういう特長なんでしょうか?
ジブリで例えると「ゲド戦記」のクモ。年齢性別不詳のラスボスです。原作設定では、優秀だったのに力に溺れて闇落ちした魔法使い。技術は凄いんですけどねえ。
満足度:★★★
面白い。面白いんだけど、好きかと言われたらそうでもない。でも面白い。
#子供の頃怖かったもの
— ユーザーK🐴🐴 (@userK10_26_0020) 2018年12月15日
ゲド戦記のクモ。
こいつの目が節穴になるシーンだけは目つむったり、部屋から出ていくか、そうじゃなかったら寝てましたね。 pic.twitter.com/BPSZ5vx6RE
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