【大嶺 3粒 生詰ひやおろし 雄町】
幸せな 芳醇甘酸 しっかり旨
大好きな大嶺さん。昨日投稿したひやおろし山田錦に続いて、雄町です。山田錦とは別のお店で飲むことができました。嬉しい♪
さっそく飲んでいきましょう。
香りは、甘旨アルフルーティーがふわん。シロップの甘さとおコメの旨さとメロン。13度のわりにはアルコール感がありますね。強くはないけどとても印象的。
そして、口に含んだ瞬間にわかる! うっまっっっ!!!
なんだこれ!? めっちゃかわいい甘酸なのに、旨味もしっかり。13度なのに気持ち良くて美しいアルコールがふわぁ。
インパクトによろけそうになりますが、もう一度しっかり味わってみましょう。
メロンと洋ナシの豊かな甘味と、かすかに柑橘を感じる酸の織りなすフルーティーが中心。お米の旨味と、ほんのりどんぐりみたいな複雑味が続き、最後はわずかなセメダインと笹が全体を締めてくれます。セメダイン感は、当たり外れがあるんですが、今回は間違いなく大当たり。
フレッシュさもあるのにしっかり味が乗ってる。甘酸ジューシーなのに旨味もたっぷり。13度の低アルなのにアルコール感が気持ち良い。美味しかった~。
美味しすぎておかわり! 他にも気になるレアなお酒がいろいろありましたが、もうこれ以外の選択肢は残っていませんでした。
幸せ~。
スペックは、
造り:生詰 原酒
原料米:雄町
精米歩合:60%
アルコール度数:13% ・・・ 低い
山田錦の方は14.5度だったから、雄町の方がより低アルなんですね。
ジブリで例えると「風立ちぬ」。キャラやシーンではなく、作品そのものです。甘いし旨いし、爽やかさもあるけど、業が深くて悲しくてつらい。いろんな感動がありすぎて理解が追いつきません。何か凄いものを見せられて、圧倒されて呆然としてしまいます。
ちなみに「風立ちぬ」作品そのものに例えたのは、天美・純米大吟醸・赤磐雄町に続いて2回目ですね。
満足度:★★★★★
九日目『風立ちぬ』
— 自立できないミズゴロウ❄️ (@mizu_56standup) 2022年10月24日
この作品の「愛」の表現は、いつまでも綺麗だった。
どきどきするとか、
きゅんきゅんするとかじゃなくて、
どこまでも美しくて、儚い二人きりの空間。
菜穂子のとった行動の意味を考えることが、
「風立ちぬ」を観るということなのだろうな。
#ジブリと向き合う十日間 pic.twitter.com/k8wmbD6LMH
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