朝陽を浴びて湯を沸かし、コーヒーを淹れ、本を読む、暇さえあれば、仕事以外の時間はこうしています。仕事といってもいつものようにAmazonやYahooの倉庫に商品を送るくらいです。単調な暮らしが心地よいのです。

 

ひと月ほど前はたった一本だった、か細いセントジョーンズワートもこんなに増えてきました。毎日観察し、土が乾けば水をやり、茎が倒れればやわらかい土をかけ、こころから願っていれば順調に育つものです。事業も同じですね笑

 

ケフィア菌株から作るヨーグルトもあいかわらず続けています。コーカサスの遊牧民のように、ここでも毎日の栄養食なのです。とてもデリケートな菌ですから、こころから離れることはありません。ぼくにとっては長年の友のような存在です。

 

「そうだよ、僕はついにまともな大人になったんだ。

そして自分がどういう人間なのかということが

僕にはようやくわかってきた。

要するに僕は失敗者(フェイリュア)なんだ。」

フィッツジェラルド

 

1935年フィッツジェラルドとアッシュビルで過ごしたトニー・ブティッダの「華麗なる時代の後に」に書かれている会話です。

 

人生のどこかの段階で梯子を決定的に踏み外して、

もうもとの位置には戻れない、

立ち直る見込みもない、

誰からも相手にされない、

これが「フェイリュア」の定義である。

村上春樹

 

フェイリュア:failure、ぼくのことだな、そう思いました笑