もうスイス関係ないので更新するのもどうかと思ったのですが、新しい大学への赴任してただの1日でもうだいぶメンタルやられたので、海外にいる皆様の帰国に際して注意喚起として色々と書きましょうかね。


地方国立大学に着任しました。デスクをもらってネットに繋いで作業をしようとすると、wifiがない!LANポートを繋げばできるらしいが、パソコンの登録が必要!


初日からメールアドレスももらえないし、ネットもない。自分のパソコンには有線ポートないし。まぁおいおいやっていきましょう。なんて悠長な事を言われた。


学科の先生がたに挨拶を一通りしたところで、とある理由で准教授から教授へ昇任されない複数名の教員がいることを知らされる。


したらば、特任助教の人とったところでもう上がり目は本当にないじゃないですか。


もう出ていきたい。


午後は学長直々に辞令を渡して激励してくれるらしくて学長室に行く。とある高名な研究者の話をされて、「論文がリジェクトされても出し続けることが重要です。Natureに二回リジェクトされてそれぞれ一年の改訂期間を経てついにアクセプトされた」という話を聞いたらしく、それを聞かされた3人並んだ自分と医学系薬学系の4年任期の人達は心の中でそもそもの実験や投稿まで2年かかったとしたらもう任期終了やんと思った事請け合い。


そして、早めに切り上げて転居の手続き(戸籍謄本と付票を家族に取り押せておいてもらうと便利です)に、何と2時間半待ち、結局4時間待たされて海外からの転入に手こずった若い職員にさらに1時間待たされて、8時になりついぞ終わらなかったので後日また来てくださいとのこと。。。


4月に一斉に動くクソシステムと職員がいちいち手書きで書類を作ってるのを見てたりすると、スイスの自動化、オンライン化を思い出し日本のデジタル後進国さ具合を実感。


マイナンバーカードがなんぼ便利なのか知らないけど少しでもマシになるなら作ろうかと思った次第である。


そして帰りに初めてJRを使ったのだが、ICカードが使えない路線だったらしく降りようとしたら運転手に止められて、ワンマンの出口でICの登録抹消のための証明書を書いてもらうと言う遅延行為をしてしまった。。。


そしてモバイルSuicaの復活のためにまた県庁所在地中央に行かなければならない。まあどうせ次の日も手続きに行くんですけどね。



もう嫌でござる。でもまだまだ安定した職に就くには異動しないといけない、、、


書類も溜まっててネットもなくて時間もない。


そんな中、自分が敗北したポジションについた人が発表された。。。うーん、納得いかねー。