賃貸経営の必需品といえば

職人への道は足もとから
(この記事は以前楽待コラムに投稿した記事を再編集したものです)

日常生活でも必需品のアレ

今回のブログ記事は「賃貸経営の必需品」というテーマです。(当時コラム主催者側から、こういうテーマで書いてくださいって連絡があったんで…)

例えばスマホは日常生活においてもはや必需品となりましたが、賃貸経営においても間違いなく必需品の一つです。

購入候補物件の気になる所や、原状回復が終わった所有物件の写真を撮ったり、DIYに必要な材料をインターネットで検索して注文する等、わざわざパソコンを持ち歩かなくても、思いついたその場で行動できます。
また、これだけインターネット、電子メールという便利なツールが普及しているにも関わらず、仲介業者からの物件紹介、管理会社からの入居者クレームなど、不動産業界の人達とのやり取りは、まだまだ電話とFAXが主流ですので、スマホが1台あれば賃貸経営に関わる日常的な業務は全て賄う事ができます。

でも、この「賃貸経営の必需品」って、非常に範囲の広いテーマで、誰もが知っているありきたりの話では面白くもなんともないですよね。とりあえず思いつくままスマホを挙げてみましたが思った通り普通でしたね。

これはありきたり体操ではなく、あたりまえ体操

内見時ににあると便利なのは〇〇

他にハード面から考えて「必需品」として紹介したいのはメジャーです。

候補物件や保有物件で、ベッドなど大型家具が収まる部分 、ガス台の大きさ、各種設備の大きさや高さなど、メジャーを使ってその場で測ってメモしておき、家電量販店、家具店、ホームセンターなどで実物がちゃんと収まるかなど確認できます。
いつ何処で長さを測る事になるか分からないので、一つ余分に購入して工具箱とは別に普段本業で持ち歩くカバンにも入れっぱなしにしてあります。高級なメジャーは必要無いので、100円ショップで購入したものですが、機能的には十分です。

普段使いは安いのでオケ

このメジャー、意外と知られていないのがその使い方で、長い距離を一人で測る際の押さえ方など、色々とコツがあります。ネットで流れている動画などで、プロの作業風景が映っていれば注意して見たり、職人さんの仕事に立ち会う機会があれば、自分の使い方との違いを比べてみてください。

「モノ」以外で無くてはならない〇〇

賃貸経営におけるソフト面からの「必需品」といえば、やはり管理会社等により提供される各種サービスです。

所有する物件の中には自主管理が3部屋あるので、月末の家賃振込確認は一件ずつ自分で行う必要があり、ルーズな事が分かっている入居者が住んでいる部屋の確認は毎回心配になります。他に保有するアパートについても、管理会社と契約しておらず物件ごとに全て一部屋ずつ自分で家賃振込を確認するなんて、考えただけで頭が痛くなりそうですので、家賃回収代行一つとっても、管理会社のサービス無しで賃貸経営は成り立ちません。
物件のオーナーによっては、管理会社に横柄な態度を取る方の話を時々聞きますが、私は彼らをパートナーだと思っているので、声を荒らげて文句を言うことはありません。(このコラムを投稿した後に、管理会社の担当者が変わって、あまりにポカが多いのでちょっと大きな声を出してしまいました…)

不動産屋のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや
管理会社さんは大事なパートナー

もちろんサービスの質が低ければ、注意を喚起したり、場合によっては別の業者にお願いすることもあります。(リフォーム、設備の維持などは、コストの問題もあって自分で手配することが殆どです。)

さて最後に少し珍しい「必需品」を紹介します。

素人DIYの必需品は工具ではなく〇〇?

退去後の原状回復は、費用的な観点から主にDIYにて自分で行いますが、効率や時間的な観点から専門業者さんに委託することも多々あります。フロアタイルを施工している隣で、クロス職人さんが作業しているなんてことも時々あるのですが、そんな時彼らの作業を見ていて痛感するのは「段取りの良さ」です。
材料の準備、工具の準備はもとより、片付けの段取りまでしっかりと整っていて、本当に無駄がないんですよね。

DIY作業を行う際は、工具類、リフォーム材料の搬入等で、物件への出入りが頻繁にあります。
私のような素人は恥ずかしいぐらいに段取りが悪いので、ひと通りそうした搬入作業が終わって「よし、やるぞっ!」と思った先から、工具を車に置き忘れた、材料の買い忘れがあった、水道の元栓を締め忘れたと、なかなか作業を始められないことがよくあります。そしてその度に、靴を履いて部屋の外に出る羽目になります。

そんな時に便利な「必需品」がこれ。

ホームセンターで購入した作業靴

これは内装の職人さんなどが良く履いている作業靴で、靴紐はなく、足の甲を押さえる部分はゴムが中央に有り、かかとの入る部分が低いので、履いたり脱いだりするのがとても楽です。 しかも値段は1000円以下と決して高くないので、汚れたり破れたりしても「また買えばいいか」と気になりません。
職人さんによっては、同じ靴を2足持っていて、新しいものを内履き、古くなったものを外履きと使い分けている方もいらっしゃるそうです。

普段着と合わせてもそれほど違和感がないので、休憩中食事に出かける時などもそのままで気になりません。(私が服装に無頓着すぎるのかもしれませんが…)

違和感ないですよね?

という訳で、私が紹介する「賃貸経営の必需品」は作業靴でした。

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