服地パイセン

生地にうるさい服屋で学んだことを活かし、洋服のわかりづらいことをわかりやすく解説します。

ロンシャンのトートバッグは男性が持ってもダサくないのだろうか?サイズ違いで持ち比べてみた愛用者の意見をまとめます。

LONGCHAMPメンズが持つべきサイズとは

本体にナイロン素材をつかったバッグが有名な、パリ発祥のブランド「ロンシャン」。

街中でもよく見かけますが、使用しているのはおもに女性が多いです。
僕も所有しておりたまに使いますが、メンズにとっては要注意なアイテム。特にサイズは注意すべきポイントで、メンズが持つなら絶対大きめが良い、と思います。

 

今回はそんなロンシャンのバッグについて、サイズ違いで持ち比べてみた比較やメンズ愛用者としての意見を書いてみます。

 

 

 

 

 

ロンシャンのバッグは男性が持っても全然ダサくないと思う!

ロンシャンのバッグのSとLの比較

我が家にはロンシャンのバッグがいくつかあって、この左(←)の小さい方は奥さんのバック。右(→)の大きい方が僕のものです。

 

僕のメインのバッグではありませんが、ベージュとブラウンの組み合わせが気に入っていて、程よく品があって、カジュアル過ぎずヴィンテージ感のあるような服装の時、例えばフレンチワークのアイテムを着る時なんかに重宝してます。

 

あと、役場に行く時なんかはなぜかロンシャンのバッグ使ってます(笑)なんとなくキッチリしてるように見られるような気がして。

ちなみちに、形はトートバッグのようですが『ショルダーバッグ』に分類されるようです。

 

メンズがロンシャン持っても良いと思う理由

ロンシャンのバッグは、特に2000〜2010年代頃にかけて人気を集めました。

  • コンサバ感が強い
  • 昔のブランドって感じがする

このような印象をもっている人が多いんじゃないでしょうか?保守的だったり無難って感じでしょうか。そんなロンシャンのバッグのデザインについて要点を押さえておきます。

 

ロンシャンのバッグは素朴でシンプルなデザイン

ロンシャンのバッグのデザイン

デザインとしてはナイロンのボディにレザーの持ち手、フラップがついたシンプルなデザイン。個人的にはこの簡易(?)な感じが良いと思っています。レディースっぼい雰囲気も多少ありますが、男女平等やジェンダーレスが謳われる今の時代ではデザイン的には特に気になりません。

 

バッグは実用的で使いやすいということが大事ですが、アクセサリー的な側面もあると思います。

例えばコーディネートの差し色にしたり、印象を操作したりとうまく使えば強い味方になります。

 

愛用しているベージュカラー(色名はデザート)は古着とも相性がよくて、特にフレンチカジュアル系の服装をする時はたいていロンシャンのバッグで合わせます。デニムでも軍パンでもチノパンでも合わせやすいので、大人のメンズカジュアルコーディネートにロンシャンはなかなか相性が良いと思う!

逆にハイテク系の服装には不向きだと思います。

 

ブランドのルーツは案外男らしい

ロンシャンのバッグのパーツを語る

ブランドのアイコンは騎手を乗せた馬がデザインされています。というのもブランド名の由来は『ロンシャン競馬場』という競馬場の名前が由来になっているそうです。

ちなみにもともとはシガレットケースやパスポートケースを製造していたブランドだそう。

 

そういうルーツを鑑みると、男性が持っていてもおかしくないブランドだと認識させられます。

 

メンズがロンシャンのバッグを持つ際は大きさに注意すべき!

それでは本題。

ロンシャンのトートバッグの小さいサイズと大きいサイズを持ち比べてみます。

 

【ロンシャンを肩掛け】小さいサイズはバランスが悪い

メンズにロンシャンのバッグは少し小さい

まず、小さいサイズ(S)を肩にかけてみました。画像でみるとあまり違和感を感じにくいかもしれませんが、Sサイズは持ってみると結構小さく感じました。なんというか、女性のカバンを持ってあげてる(持たされてる)感じが漂います。

 

次は大きいサイズを肩にかけてみます。

ロンシャンのバッグは男性には大きいサイズが良い

持ち心地も見た目も違和感はありません。大きめの方(L)が安心して持てる感じがします。

肩にかけてるときはLサイズがバランス良いですね。

 

【ロンシャンを手提げ】小さいサイズはハンドバッグみたいに…

ロンシャンのトートバッグはメンズが持つには少し小さい

バッグの本体が小さめだと、男性が持つには頼りないというかバランスが悪いです。手に持ってみても、Sサイズは体に対してバッグが小さいですね。巾着型の小型バッグならアリだと思うんですけどね。

 

ロンシャンのトートバッグを手に持つ

大きめのサイズを手に提げました。この大きめのサイズが使いやすく、バランスも良くて良いですね。

手に提げてる状態でも大きいLサイズの方がしっくりきます

バッグの大きさって結構重要ですねぇ。

 

【メリット】こんな時持っててよかった

このロンシャンのバッグ『ル・プリアージュ』はフランス語で、折り畳みという意味があります。

ネーミングの由来は、使わないときはぺたんこにして折りたたんで小さくまとまるということだそう。これはつまり、補助用のバッグとして持ち歩けるというのが利点だと思います。

 

どんな時に役立つかというと、旅行のサブバッグとしてピッタリなんです。

軽くて折りたためて、思っているより荷物がたくさん入るので、旅行でとても役立ちます

例えばお土産って結構嵩張るので、小さいエコバッグだと容量足りないんですよね。口が大きく底も広いので荷物をポンポン入れれるところも良いです。

あと、エコバッグだと見た目があまり良くないので、持ち歩く姿を気にする人にはロンシャンのバッグはサブバッグとして最適です。

 

軽くてA4サイズも余裕で収まるので、もちろん通勤や普段使いにも最適です。

 

最後に

ロンシャンのバッグ『プリアージュ』をサイズ違いで持ち比べてみました。

性別関係なく、どなたが持っても決しておかしくはありません。ただしメンズには大きめのサイズが間違いありません。実物をみたらけっこう大きさに違いがあるので、もし迷ったら絶対大きめにしておいた方がいいですよ。

 

 

 

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