今日は「スーパーソリスト達による秋の特別コンサート」でサントリーホール。
ブルース・リウ、森谷真理さん、大西宇宙さん、樫本大進さんら豪華ソリストに、ロリー・マクドナルド指揮東京シティ・フィル。
なんて豪華なコンサート。
こんな豪華なのあまり記憶にない。
のっけからすごかった。樫本さんらの弦楽六重奏。Rシュトラウスとチャイコフスキー。室内楽ってこんなに優雅でスリリングなんだ。まあすごいメンバーだから。
２部は森谷さんと大西さん。マイフェヴァリットなこの2人の共演、今年はずいぶん聴けた。今日は大西さんがセビリアとイルトラバトーレ。森谷さんがノルマと運命の力。そして2人でイルトラバトーレの重唱。
良かった。すごいよ。聴かせる。オペラでの共演いつ実現するんだろう。早く観たい。
そしてトリがブルース・リウ。
ここまで皆さん素晴らしかったけれど、今日はブルース・リウの日だった。
最初のアンダンスピアナート華麗なる大ポロは繊細でエレガント。次のラフマニノフのパガニーニ主題狂詩曲は、加えてドラマティックで華麗。
それぞれ演奏後真っ先にマエストロと熱いハグ。彼にとっても会心の出来だったのだ。
スタンディングオベーションと拍手が止まらなかった。
アンコールのショパンには熱情が迸った。
ついに聴いたブルース・リウ。
素晴らしい。
これから何度もぼくはブルースを聴くだろう。
