医療系大学・専門学校入試の面接対策法!
今回は
- 医療系大学・専門学校の面接で聞かれそうな質問
- 医療系大学・専門学校の面接での注意点
をお話しします。
私は公立大学の2次試験で面接と小論文を受け、無事に合格しました。
ここでは当時の体験を踏まえて、医療系大学・専門学校を目指す受験生の皆さんにアドバイスします。
結論から言うと、「絶対この学校に入ってこの職業に就きたい!」という熱意さえあれば合格できます。熱意というのは態度や話し方、表情によく表れるので。
1.面接で聞かれること
高校で頑張ったことではなく、将来に関しての質問が多かったです。
〇その職業を目指したきっかけ
目指した理由は必ず聞かれます。上手く文章にして話せない場合は、まず箇条書きにして目指したきっかけを全部書いてみましょう。
- 親が医療関係者だから
- 医療ドラマを見たから
- ネットで調べて知ったから
- 昔から機械いじりが好きだから
など、きっかけになった出来事ならなんでもいいです。それを時系列順に並べてみましょう。
- 昔から機械いじりが好き、記録を付けるのが好き、生物学が好きだから
- 医療ドラマを見たから
- ネットで調べて知ったから
- 親が医療関係者だから
例えば、上のような4つの出来事があるなら・・・
「中学〇年生の時に見た医療ドラマがきっかけで医療に興味を持ち始めました。
また、昔から○○をするのが好きで、○○系の仕事にも興味がありました。
その後、インターネットで医療系の職業について調べていたところ、○○という職業を知り、医療と○○に興味がある私にぴったりの職業だと思いました。
さらに親が医療関係者ということもあり『○○が向いているんじゃない?』と言われ、○○を目指すようになりました。」
というように文章にできます。
〇学校に入って特に勉強したい・力を入れたいこと
例えば
- 国家資格以外にも○○という民間資格にチャレンジしてみたい!
- 地域のボランティア活動に積極的に参加したい
- 学生団体に入って、仲間と協力して1つのことを成し遂げたい
などこんな感じです。
医療系の資格には、学生でも取れる民間資格がたくさんありますが、高校生の間で民間資格の名前まで知っている人は少ないでしょう。
そのため、面接で「○○という資格にもチャレンジしたい!」という具体的な名前が出てくれば、面接官の印象もよくなりますよ。
〇どんな医療従事者でありたいか(将来像)
大学・専門学校を卒業した後のことまで聞かれることがあります。自分が医療従事者になるにあたってどんな人になっていたいかをある程度イメージしておきましょう。
「医療従事者として」というより、「愚痴や不満を言わない」や「言葉より行動で示す」など、自分が「人として立派だな」と思う人物像で十分です。
〇学校で勉強したことを、職場でどう役立てたいか
「学校で○○を勉強して、それを将来○○に生かしたい」ということを明確にしておきましょう。
この質問は、私が実際に面接で聞かれた質問です。例えば、
- ○○という職業は○○することを得意としているので、大学・専門学校で○○について深く学び、多職種のスタッフに教育できるようになりたい
- 大学では、レポート作成やプレゼンテーションスキルを磨くチャンスが多くあるので、大学で積極的にレポート作成やプレゼンテーションを行い、将来学会で発表するときに生かしたい
などです。
〇今進歩している技術は将来、医療にどう関わってくると思うか
最新の医療技術が医療業界にどんないい影響を与えるのか、どんな悪い影響を与えるのかを考えてみましょう。
手術に遠隔操作ロボットが導入されたり、紙のカルテが電子カルテになったりなど、医療業界は日々すごい勢いで発展しています。
医療技術が進歩するのは良いように聞こえますが、メリットが増える分デメリットも増えます。メリットだけでなくデメリットまで考えられるようになりましょう。
2.面接の注意点
〇とんちんかんでもいいから何か言う
面接では絶対に黙り込んではいけません。
面接では思いもよらない質問が聞かれることはあるので、その覚悟はしておきましょう!
黙り込むと面接官が抱く印象も悪くなってしまいます。
〇集団面接の場合1番目に発表する
集団面接で挙手制の場合は真っ先に手を上げて下さい。そしてなんか言ってください(笑)。
私が合格できた秘訣は、全ての質問に1番目に答えたからだと思っています。私と一緒に受けた他の2人の受験生は不合格でしたから。
〇熱意があれば絶対に合格する
「絶対この職業に就きたいんだ!」という熱意があれば、自然と態度や話し方、表情にも出てくるので面接官にも伝わります。
自信がなくて声が小さくなったり、あいまいな話し方をしていると印象は悪くなります。ハキハキと相手の目を見て話すことを意識しましょう。
3.まとめ
何度も言いますが、「絶対この学校に入ってこの職業に就きたい!」という熱意さえあれば合格できます。はっきりした志望動機や将来像、学校で学びたいことを自分の中に持っていれば大丈夫です。
皆さんの合格をお祈りしています。