純資産公開2022年8月

私たち夫婦の目標はこちらです。

今年に入ってマイホームを購入したことで家計の支出状況が変わったのでFIRE計画の見直しをし新たな目標を立てました。

FI/RE後も私たち夫婦共通の楽しみである不動産投資でPassive Incomeを得て、時間や労働に縛られずに豊かな人生を送ること。

※ パーソナルファイナンスはあくまでもパーソナル（各個人のもの）なので、これが正しい、間違いなどはありません。参考程度でお付き合い下さい。

純資産ーNet Worthー

それでは2022年8月の純資産額はこちらになります。（個人資産BS基準）

先月からマイナス$4,526.11(-0.34%）という結果になりました。

※　我が家の純資産額に車と子供の学資金口座等は含まれていません。

純資産内訳

それでは純資産の内訳を見ていきます。

個人資産バランスシート（BS）と投資家資産BSの二つを用意しています。

まずは個人資産BSです。

マイホームを購入したので、先月からマイホーム評価額を資産（Assets）へ、住宅ローンを負債（Liabilities）の項目に追加しました。

マイホームは資産か負債かという討論がよくされていますが、上記の純資産はマイホームを資産として考えた場合の結果になります。

※ 個人資産の成績表、純資産の計算方法は下記の過去記事を参考にしてみてください。

アメリカの適格投資家（Accredited Investor）の定義では、マイホームは負債としてみなし、資産にはカウントしません。

そのため、投資家資産BSも下記の通り用意しました。

このようにマイホームを購入した結果、純資産が1ミリオンドルを下回り、Accredited Investorの条件から外れてしまいました＿|￣|○

この適格投資家（Accredited Investor）のステータスになるまで、またコツコツ頑張りたいと思います。（米軍の収入では到底①の条件は無理なので②を目指しています）

マイホームを資産として含める場合は1.31ミリオンドル。

マイホームを資産に含めない場合は84万ドルという結果になリました。

記録として今後も両方の純資産を公開していきたいと思います。

現金

貯金積立

• クリスマス貯金：$200/月 — ②
• 車メンテ貯金：$150/月 — ②
• 現金貯金：$0 — ③
• 不動産管理積立金：＄2,135 — ④

一般的にアメリカでは生活防衛費は生活費の3〜6ヶ月分を貯めるとよいと言われているので、我が家は5000ドル×6ヶ月の30,000ドルを生活防衛費として蓄えていましたが、マイホーム購入による諸費用や税金、その他の急な出費などがあり貯めていた生活防衛費が一気に無くなりました。

今月はパパの車が故障してしまい、またまた大金が出ていきました。お金がない時に限って何かと色々壊れてしまいます（泣）

個人年金アカウント（税優遇）

まずは税優遇がある個人年金アカウントを年間上限額まで積立投資しています。

パパのRoth IRA口座

Mutual Fundを2004年から少しずつ積立購入しています。

Roth IRAの年間上限額が6,000ドルなので、12で割った500ドルを毎月積立投資しています。

ママのRoth IRA口座

FIREムーブメントを開始した2017年に開設した口座。ファンドマネージャーが管理するアクティブファンドです。

上限額が6,000ドルを12で割った500ドルを毎月積立投資しています。

ROTH TSP

TSPとは米軍・連邦公務員向けの401k同等の口座です。

C Fund（80％）、S Fund（10％）、I Fund（10％）の割合で年間上限20,500ドルを12ヶ月に振り分けて積立投資しています。

るうパパのTSPはマッチングなしのタイプですが、Fund Feeは0.03％なのでかなり安いです。

子ども学資金アカウント

この口座は将来子ども達3人の為に使うお金なので、我が家の純資産には含めていませんが、529口座2つとCustodial口座が1つあり、現在は毎月400ドルを積立てています。

ありがたいことに、子供たちは米軍の福利厚生としてGI Bill（教育支援プログラム）が将来使えるようになります。

税制優遇個人年金アカウントまとめ

8月はまた順調になったのかと思いきや、月末にまた下がってしまいました。

税制優遇アカウントは取り崩し出来る年齢が決まっているので、上がり下がりを気にせずとにかくコツコツ投資を続けるのみです。

課税アカウント

個人年金アカウントだけではなく、Brokerageアカウントにも投資していますが、現在は積立を一時停止しています。また余裕ができれば積立したいです。

Edward Johns

一回入金して放置しているBrokerageアカウントをEdward Johns資産運用しています。

個別株

株式は全く分からない私たちですが、個別株にも少し投資（投機）しています。価値が高い時に売却していればよかったのですが、そのまま保有してタイミングを逃してしまいました。

保有しているTicker：

• PLUG
• CAKE
• LCID

暗号資産

BTCは2021年の頭に450ドル分購入しほったらかし投機。
今年に入り大暴落してから少し戻りましたがまだまだですね。投資した金額の半分の価値になってしまいました。お楽しみ投機なのでこのまま見守りたいと思います。

課税アカウントまとめ

株式資産＆暗号資産の総まとめ

株式資産である税制優遇アカウントと課税アカウントの総合結果は

ご覧の通り、我が家は株式投資はあまり得意ではないので、積立投資のほぼほったらかしでBUY & HOLDで運用です。株式の動きは難しくて私たちは読めません。。

私はPersonal Capitalに各銀行口座、投資口座、不動産ローンを全てリンクし、そこから毎日の純資産額を見れるので、今日はプラスの日、マイナスの日といった感じで一喜一憂せずゆるく見守っています。

Personal Capitalは、保有株のパフォーマンスや貯金計画、支出入管理に老後プランなども無料で管理できるので、アメリカ在住者はぜひ利用するといいと思います。

不動産投資

https://mncinfinityhomes.com/our-real-estates-02-2021/

戸建て

現在、所有する４軒全てテナントが入っています。

戸建は築数も浅いので修繕費が少なく安定の不動産経営ができています。

長期で住んでいただいたDoor#1のテナントが8月いっぱいで引っ越しした為、現在賃貸募集をかけています。早く次のテナントが見つかればいいのですが、賃貸物件がかなり出ているのでもしかすると長期戦になるかもしれません。

アパート

先月の終わりに管理会社の担当よりUnit３のテナントと問題があり揉めていて、あまりにもひどいので契約更新はしないとのと連絡がありました。

騒音、契約外の同居人、破損、嘘のメンテナンスリクエストに立ち入り拒否に加え、7月の賃貸料も遅れているため強制退去のを執行。

実はこのUnit3の問題がここだけでは終わらず、Bed Bug（床ダニ）問題に発展しました。

立ち入り拒否をずっとしていたため、ここからこの床ダニが下のUnitへ、またその隣のUnitへと広がっていき、とうとう建物全体に広がってしまう大惨事へ。

またUnit３のすぐ下に最近引っ越してきたUnit１のテナントがこの揉め事に巻き込まれてしまったようで退去することになりました。

この時点で、Unit１と３が空室に。

床ダニ被害で訴えるとUnit２がご立腹だったため、賃貸料の割引。

さらにはUnit６が引き続き未払いという事態に陥ってしまいました。

さらにはこれだけでは終わりません。

外ベランダでタバコの火の不始末があり、消防車が出動し消火するという事件まで。

床ダニのによる建物全体の害虫駆除作業（高額）。

床ダニを完全に始末するまで賃貸募集の延期。

強制退去で怒ったテナントによるUnit破壊

ここにきて、私たち夫婦は何度も話し合いを重ねました。

これまでこのアパートを良くしようと、2人で頑張ってUnitを綺麗に直したり、テナントに喜んでもらおうとしたことが、全く報われない結果になってしまっていること。

不動産管理会社がきちんと管理してくれないとどうにもならないこと。

どんなに頑張ってもテナントが賃貸料をきちんと払ってくれないとやっていけないこと。

時間もお金も、精神的にもかなり消費してしまったこと。

長期投資で考えるとプラスになる可能性はあるかもしれないけれど

それまで私たち夫婦のストレス耐性が持たない、まだ傷が浅いうちにもう一度やり直そう。

という結論に至り、マイナス利益覚悟でこのアパートを売却することに決めました。

シンディケーション

シンディケーションを簡単に説明すると、たくさんの投資家から資金を集めて特定の大型アパートへの投資をすることです。（今後シンディケーションについても記事をあげたいと思います）

去年、アメリカでアパート投資を手掛けている浅野ヨシさんの本『ゼロスタートから米国不動産投資に成功している人のアパート投資法』に出会い、日本人でアメリカ不動産で大成功をする彼のストーリーにかなり感動した私。よしさんが率いるシンディケーションに投資家（LP)として15万ドル投資して参加することができました。

こちらはまだキャッシュフローは出ていませんが、直接経営に関わらない完全Passive Incomeなのでとても気が楽です。今後このアパート経営が軌道に乗るのが大変楽しみです。

先に紹介した浅野ヨシさんの本のリンクを置いておきます。アメリカアパート投資法が詳しく書かれていて何度読んでも大変勉強になります。まだ読んでいない方はぜひ読んでみて下さい。大変おすすめです！

マイホーム

キッチンキャビネットのペイントを開始してしばらく経っているのですが、アパートのことでそれどころではなく全く進んでいません。

車ローン

5年ローンで毎月の支払いは約450ドルですが、1,000ドルで繰り上げ返済しています。

車ローンなどの消費者ローンは無いに越したことはありませんが、金利が0.9％と低いので良い借金として見なして、現金は他の資産形成に当てています。

2017年からこれまでの道のり

我が家は不動産と株式の2本柱による資産運営なので、負債（下の棒）が増えるのは不動産投資によるレバレッジによるもの。

投資用の住宅ローン負債(良い借金）は全て家賃収入で賄えています。あまりレバレッジを掛けすぎないようにLoan to Valueを低めに抑えて責めすぎない投資を心がけています。

まとめ

目標を２ミリオンドルに変更したので、Fat FI/REまで果てしなく遠い道のりのように思えてきましたが、これまで通りコツコツ貯蓄＆投資を頑張りたいと思います。

アパートの問題勃発で賃貸収入が激減してしまいました。マイナスキャッシュフローにならないことを祈るばかりです。

山あり谷ありFIREへの道。今後も赤裸々に記録していくつもりです。

目標の2033年まで残り10年弱あるので、 これからも何度も見直ししながら理想のリタイアメントに近づけたらいいなと思います。