Mobile Suicaを名乗る「モバイルSuica確認情報を取得できませんでした」にご注意を

Mobile Suicaメール 注意喚起

Mobile Suicaを名乗る不審なメールが出回っています

今回はMobile Suicaを名乗る不審なメールを受信しましたので、公開させていただきます。

件名は「モバイルSuica確認情報を取得できませんでした」となっていました。

どんなメールだったのか、ご覧ください<m(__)m>

 

メール本文

それでは早速メール本文を見ていきたいと思います。

Mobile Suicaメール

転記開始

件名:モバイルSuica確認情報を取得できませんでした

モバイルSuica確認情報を取得できませんでした

いつもモバイルSuicaをご利用いただき、ありがとうございます。

お客様の情報が更新が必要となりましたので、ご確認をお願い申し上げます。

申し訳ございませんが、現在お客様のアカウントにアクセスできません。

この問題を解決するには、以下のリンクにアクセスし、お客様情報を確認してください。

お客様情報の更新(リンク)

お手数をおかけして申し訳ございませんが、この手続きを完了することで、アカウントへのアクセスを復旧できます。

何かご不明な点がございましたら、モバイルSuicaカスタマーサポートまでお問い合わせください。

引き続き、モバイルSuicaをご利用いただけますよう、心よりお待ちしております。

 

敬具

モバイルSuica

転記終了

Mobile Suicaメール



怪しいポイント① Suicaを利用していない

ここからはこのメールの怪しいポイントをみていきたいと思います。

まず第一に、私はSuicaを利用していません。

Suicaと言えば、JRが提供している支払いサービスの一つとして知られていますよね~。

電車代を支払うこともできますし、それ以外の支払いも出来たりするようです。

しかし、私はこのSuicaを利用していないのです。

普段から電車に乗ることはほぼ皆無でありまして。

電車を利用しないことから、当然Suicaも利用していないわけで。

こうして利用していないサービスからメールが送られてくるなんておかしな話ですよね。

利用していないということは、利用登録をしていないということ。

利用登録をしていないということは、メールアドレスの登録もしていません。

ではなぜ先方はメールアドレスを知っているのか?

そんな問題も出てきていしまいますね。

そもそも登録していないメールアドレスを知っているということは、本人が承知していない方法でメールアドレスを取得しているということになります。

JRという公共性も高い企業が、そんな方法でメールアドレスを取得しているとは思えません。

まず最初の怪しいポイントは、こうした内容となりました。

 

怪しいポイント② 登録していない情報の更新が必要という内容

怪しいポイントの2点目として、メール本文を見ていきたいと思います。

メール本文ではこんな記述がありました。

「お客様の情報が更新が必要となりましたので、ご確認をお願い申し上げます。」

お客様情報の更新が必要と言っていますね。

しかしこれはあり得ない話。

上でも書きましたが、私はSuicaのサービスを利用していないのです。

これは何も情報を登録していないということであり、登録している情報なんて存在しないんですよね。

その存在しない情報を更新しろと言っている。

そんなことは不可能です。

無いものは更新しようがありませんからね。

怪しいポイントの2点目は、こうしたあり得ない内容ということになりました。



怪しいポイント③ リンク先URLが公式サイトのURLと違う

怪しいポイントの3点目として、メール本文に貼付されていたリンク先URLに注目してみたいと思います。

サイトのURLというのは、世界に2つと同じものがありません。

どんなに本物を装ったとしても、サイトのURLまでコピーすることはできないんですよね。

これはインターネットのルールであり、全世界共通です。

そこで、この仕様を利用して、メールに貼付されていたリンク先URLが公式サイトかどうかを確認してみたいと思います。

公式サイトであれば、公式サイトのURLの文字列が入っているでしょうからね。

2つのURLを比較してみたところ、これらが全く違っていることが判明!

これはもう決定的なポイントになりました。

 

怪しいポイントまとめ

それではまとめに入りたいと思います。

今回の怪しいポイントは3つありました。

1.利用していないサービスからのメールだった

2.登録していない情報を更新しろというあり得ない内容だった

3.リンク先URLが公式サイトのURLと違った

以上3点、どれをとっても怪しいポイントになっていましたね。

 

リンクはクリック(タップ)しない!!

この手のメールは、リンク先URLに誘導してそこで個人情報などを抜き取ることを目的としています。

故に、リンクをクリック(タップ)しないことで自己防衛ができるんですよね。

身に覚えのないメール、怪しいと思ったメールのリンクはクリック(タップ)しない!!

これを徹底したいものです。



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