撮った写真を編集(レタッチ)するのはズルくないのか?

こんばんは。
ご無沙汰になってしまいましたが、気づけば5月に入り、すっかり暖かくなりました。
もっと頻繁に更新したいのですが、何を書こうかな~と身構えてしまい、
なかなか書く体制に移れません。
もっと、気軽に書ける仕組みというか、日々感じることをさらっと書いていいんだよ、と自分に言い聞かせる必要がありそうです。

桜 さくら Cherry blossom

さて、もう1か月以上も前になってしまいますが桜の写真を撮った話をブログに書きました。
カメラ歴8年になりますが、あまり基礎をちゃんと勉強してこなかったこともあり、新しいレンズを買って、いろいろ調べていて新たに知ることが多く、よくも悪くも独学って中途半端だな~と痛感しております。

その過程で、これまで知らなかったというか、今回新たに気づいたことを書きたいと思います。

ホワイトバランスの設定について

写真をある程度撮っている方は、ホワイトバランスの設定をマニュアルでしていたりするのかもしれません。
私も、初めてカメラを買った後、家撮りよりも出先でカメラを使うことが多かったのですが
基本的に曇り用のモードで撮影をしてきました。
晴れてても、雨でも、曇りモードor日陰モードで撮ってきました。
なぜなら、黄色みが出て暖かい雰囲気になるからです。

これまで、自分で撮った写真をその後編集するという作業をしてきませんでした。
編集せずに終わらせるために、曇りモードにして黄味?オレンジ味?を出して
暖かさをプラスすればいい!と考えていました。

これまでの写真を見返すと黄色が強いものが多い。。
もちろん曇りの日に撮った写真などはちょうどいいし、
晴れの日に撮ったものもちょうどよかったりするのですが、
時々黄色味が強い写真がありました。

桜 さくら Cherry blossom

なぜ編集(レタッチ)をしてこなかったか

写真撮影には編集もセットというのが一般的なのかもしれません。
でも、当時の私は、写真は撮って出しで整っているのが全てで、あとから編集するのは負けだ。みたいな考え方でした。
編集したらどうにでもできてしまうから、と。

留学していた時に、Photoshopで自分の撮った写真を編集していた時期があったのですが
編集次第でボケを足せたり、色味を変えて雰囲気を変えられたり、
さまざまなことができる反面、編集のしすぎで写真を撮った時の意図みたいなものが
くずれていく気がして、時間もかかるしいつの間にか編集することをやめていました。
これはもちろん、自分の編集への知識不足、経験不足が原因だったと思います。

編集してどうにでも変えられてしまうなら、写真を撮る過程に意味がなくなってしまう気がしたのです。
インスタに投稿するインフルエンサーの自撮りだって、編集しまくって演出していると思うと、編集が全てじゃん!と思いませんか?

今でもそういう気持ちは少しありますが、最近、インスタやYOUTUBEなどで
作品としての写真の裏側を垣間見る機会が増えて、
なんか違う、編集を含めて他人に見せる「写真」になるんだ、
という理解に変わりました。

桜 さくら Cherry blossom

写真を撮って編集(レタッチ)することの意義とは


新しいレンズで撮ってみて、せっかくだしと思いインスタに写真用アカウントを作り載せてみました。
すると、これまで自己満でクラウドにたまっていくだけだった写真たちが
人の目に晒されるために、化粧をさせなくてはいけない気がしてきました。
撮って出しの写真たちが並んだ自分のページは、私が「WB:曇りモード」で撮っていたせいで
全体的に黄色く、これがもっと自然に近い色だったら、さらなる良さが出るのに
と感じました。

そこでLightroomをダウンロードしてレタッチしてみましたが、
元の写真が私の設定のせいで黄色すぎるので、編集で賄うのが大変なのです。

カメラの(WBなどの)設定で無理やり写真を作品として完成させるのでなく、
その後編集を加えて撮りたかったイメージを完成させる。
料理でいう”隠し味" "スパイス"とか、化粧でいう"すっぴん風メイク"みたいなニュアンスであれば
レタッチするのも悪くない、むしろした方がいいということを感じました。
そしてWBなどをいじってその場で温かみをプラスする、などの無理やりな調整はせず、
その後編集するために撮影の際に余白を残すことも大事だと。

そんなことは当たり前、と思っている方が多いと思いますが、
自分の中で新たな気づきというか、今更な発見だったので
忘れないよう記事にしました。

編集後と編集前の写真を載せておきます。
これから編集のスキルもあげていかなきゃいけないな、と思っています。
まだまだ学ぶことがたくさんありますね。

桜 さくら Cherry blossom

桜 さくら Cherry blossom

読んでいただきありがとうございました。


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