主に歴史の本を読む

歴史だけに限定したら苦しくなったので”主に”をつけた。読書の記録。

37.ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか ー民主主義が死ぬ日  を読む

2021-09-23 22:18:38 | 世界史

 

 

【内容】

イントロダクション

1。八月と十一月

2。「信じてはいけない、彼が本当のことを言っていると」

3.血のメーデーと忍び寄る影

4。飢餓宰相と世界恐慌

5。国家非常事態と陰謀

6.ボヘミアの上等兵と貴族騎手

7.強制的同質化と授権法

8.「あの男を追い落とさなければならない」

 

【感想】

 ナチスの政権獲得についてはいろいろな本を読んできたが 結局「陰謀」等が

あるわけではなく 何をする(であろう)かは ほぼ政権を取る前にわかって

いたんだね。それでも ナチスは合法的に政権をとった。

 失業して毎日腹を減らしている人が多数いる社会で 「自由」「権利」などの

主張はむなしく響き なにかやってくれそうな独裁者を皆は求める。。ということで

あろうかと 思う。

 一つ納得いかないところ

ナチスの前の政治家たちは「内戦発生を恐れて」ナチスに妥協していったとのことだが

法治国家で なぜ国家権力以外の特定の団体が 内戦を起こすほどの武器を持てるの?

よく理解できない。


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