海外在住の子供に日本語を教える方法とお役立ち通信教育

海外在住の子供に日本語を教える 海外在住の子供の日本語教育

海外在住の子育ての悩みと言えば、子供にどうやって日本語を教えるか?という超難問があげられると思います。

他にも色々あるんですけど、家庭での悩みのトップ10には日本語教育が入りますよね?

幼児期はどうしても、家庭のみでの日本語教育になりますし、小学校入学後はさらにハードルが上がるんですよね・・・

近くに日本語学校や補習校がない、周りに同年代の日本人の知り合いがいないと尚更です。

  • 家庭でどうやって子供に日本語を教えたらいいの?
  • 自分でも教えられるの?

と言うお悩みに、しっかりとお応えしていこうと思います。

大丈夫。私も子供に日本語を教えている真っ最中です。やってみて良かったこと、使って効果があったものを中心にご紹介しますね。

 

今回は、幼児期からの子供の日本語の教え方小学校に上がってからの家庭での日本語教育海外赴任や移住での子供の日本語力キープについて、ご紹介していきます。

ご家庭で利用できる通信教育や、無料で利用できる日本語を教えるためのお役立ちアイテムもご紹介しますので、読み進めてくださいね。

  1. 海外在住で子供に日本語を教えるベースになるものは?
    1. 海外在住で幼児期から日本語を教える方法:バイリンガル教育
      1. 赤ちゃんの時に気を付けたい話しかけポイント
      2. 幼児期に気を付けたい日本語の教え方
      3. 子供をバイリンガルに育てるには?
    2. 海外在住の子供が日本語力をキープする方法
      1. 日本語に現地の単語が混ざってきたら
      2. 日本の教科書を手に入れよう
      3. アニメや漫画などを利用して楽しく語彙力をつけよう
      4. スカイプなどで日本の家族や友人と会話しよう
      5. 同年代の日本人、ダブルの子供と遊ぼう
      6. 親も少し勉強してみよう
      7. 思春期には第三者から習ってみるのも
  2. 海外で子供に日本語を教える目的は何?
    1. どうして日本語を学習する必要があるの?
      1. 日本語を学習する目的を明確に
  3. 将来の予定から選ぶ海外在住の子供の日本語教育とおすすめ教材
    1. 海外在住の幼児向け日本語基礎力をつける教材
      1. ひらがな・カタカナは小学校に入ってからでも大丈夫?
    2. 海外在住の小学生向け日本語力アップ・キープする教材
      1. 読む・書く:日本語の作文力・読解力・表現力を身につけたいなら
      2. 話す:日本の先生からマンツーマンで指導を受けるなら
      3. 聞く:どうせ見るなら学校の講義動画で語彙力・学力アップ
      4. 音読:国語の教科書だけじゃ足りない!
    3. まとめ:海外在住で子供に日本語を教えるには

海外在住で子供に日本語を教えるベースになるものは?

まずは、あなたとお子さんの環境はどんな感じでしょうか?

  1. 海外で出産、子供は日本語教育を幼稚園・小学校で受けていない(予定もない)
  2. 日本で出産して、ある程度まで日本語に触れられる環境で育った
  3. 日本の幼稚園・小学校・中学校に通っていて海外移住した

1の場合は、あなたとのコミュニケーションがすべてのカギを握っています。「海外在住で幼児期から日本語を教える方法:バイリンガル教育」から、読み進めてください。

2の場合は、日本語の「読み書き」が難問になってきますよね?

3の場合は、日本語をどのようにキープし、伸ばしていくかが問題ですね。

2.3の方は、「海外在住の子供が日本語力をキープする方法」から読んでみてください。

将来、日本に帰国して日本の学校に通う予定がある場合は、さらに親としての努力も必要になってきます。

もちろん、お子さんのやる気が重要ですが、子供のモチベーションを上げてあげるのは親の役目。できるだけ楽しく学習できるように、一緒に工夫していきましょう!

後程、海外永住の場合、日本に帰国予定がある場合、さらに受験する予定がある場合についてご紹介していきます。

まずは、今のお子さんの日本語力をベースに、日本語の教え方を見てみてくださいね。

海外在住で幼児期から日本語を教える方法:バイリンガル教育

赤ちゃん

海外在住で幼児期から日本語を教える一番のポイントは、親とのコミュニケーションです。

赤ちゃんの頃から日本語で話しかけていれば、日本語のベースを作ることができます。

家は、私が日本語、旦那が現地の言葉で話しかけるようにしていました。

「発音や文法が曖昧な言語で話しかけるのをNG」として、私は必ず日本語で、旦那が現地の言葉で話しかけていたおかげで、まんまとバイリンガルに成長しています。

赤ちゃんの時に気を付けたい話しかけポイント

まずは、赤ちゃんが何に目を向けているか、注意を払う必要があります。

赤ちゃんが見ている物を、すかさず日本語で説明してあげるように心がけてください。

例えば、赤ちゃんが自分の手を見つめていたら、「手、〇〇ちゃんの手、かわいい手」と言うように、短い文節を繰り返して話しかけます。

このようにして、物とその名前を結び付けていきます。

お世話するときも同様に、短い文節で繰り返し話しかけます。

おむつを替えるとき、お尻を拭くね。ちょっと冷たいね。でも、気持ちいいね。新しいおむつ。サラサラだね。と目を見ながら、話しかけてあげてください。

パートナーが外国人の場合で育児に協力的なら、現地の言葉でも同様に話しかけてあげられるとベストです。

幼児期に気を付けたい日本語の教え方

幼児期は、日本語を教えるというよりは、話しかけのみでOKだと思います。

後は、日本の絵本を上手に利用して、読み聞かせをスタートさせてください。

月齢、年齢に合った絵本を揃えるとベストですが、海外からだとなかなか日本の絵本を手に入れるのは難しいですよね?

絵本に関しては、こちらでご紹介していますので、参考にされてください。

オンラインで利用できる絵本が多数掲載されています。

 

また、オンラインで読み聞かせできるアプリはこちらです。

 

幼児期に気を付けたい会話のポイントは、「言葉の修正はなるべくしない」と言うことです。

子供が間違った言葉を言ったとしても、何度もしつこく正しい言葉を言わせるのはNGです。また、「言ってごらん?」と子供に強要するのも避けるようにしてください。

子供をバイリンガルに育てるには?

子供をバイリンガルに育てたいなら知っておきたいのが、発音を真似できることができる臨界期です。

子供が発音の真似をすることができる臨界期は、3歳から6歳だと言われています。

この間に、正しい日本語の発音、他言語での発音を聞かせる、教えることが必要なんですね。

幼児期に多言語に触れることで、バイリンガル脳が形成されるよ。

バイリンガル脳は、日本語で話しかけられたら日本語で、他の言語で話しかけられたら他言語で即回答できる脳のことです。

ただ、幼児期にバイリンガル脳が作られても、それを維持していくには成長過程で両方の言語に親しむことが必要です。

海外永住の場合は、日本語で会話を続けること、日本へ帰国する場合は現地の言語の会話教室に通うなど、工夫が必要です。

幼児期の日本語教育については、こちらで詳しくご紹介しています。

私が実践した内容をご紹介していますので、よかったらご覧になってくださいね。

 

海外在住の子供が日本語力をキープする方法

幼児期に日本で生活していた場合は、海外での日本語キープが問題になりますよね?

現地の学校に通っていると、どうしても現地の言葉の方が使いやすくなってしまいます。

学校での出来事を説明する時など、日本語に現地の単語が混ざったりして来ていませんか?

先生や友達との会話は現地の言葉なので、その記憶を日本語に置き換えて説明するのは、子供も結構大変なんですよね。

他言語で理解したことを、要約して、日本語で説明する。大人でもちょっと大変ですよね?

日本語に現地の単語が混ざってきたら

会話の中に現地の単語が混ざってきた場合、家ではとりあえずわからないフリをして聞き返します。

今日、友達と○○して遊んだんだ。

○○って何?楽しそうだから教えて!

と言う具合に、すかさず聞き返します。

子供がその単語の日本語がわからない場合でも、一生懸命説明してくれようとしたら、○○のことか!と日本語で返します。

どうしてもわからない場合は、絵に描いて説明してもらったり、辞書で調べるなどして対応します。

日本の教科書を手に入れよう

文部科学省では、大使館などを通して海外在住の義務教育の子供たちに教科書を無償配布してくれています。

教科書を無償配布してもらうには、在住国の大使館や総領事館に事前に申請する必要があります。

申請の方法は在住国によって変わってきますが、貰える教科書は世界共通です。

教科書配布の内容、もらえる教科書一覧などは、こちらでご紹介しています。

海外で子供に日本語を教えるための必需品ですので、必ず手に入れるようにしてくださいね。

 

アニメや漫画などを利用して楽しく語彙力をつけよう

子供にテレビや漫画を見せるのは、ちょっと・・・とお思いかもしれませんが、海外在住の子供にとってはアニメや漫画は日本語学習教材です。

時間を決めてテレビを見るなら、特に問題はないと思います。

絵本や児童書を読むことはもちろんいいのですが、子供が興味を持ったもは最強の学習ツールになりますので、取り入れてみてください。

子供の日本語学習にアニメを取り入れる方法、海外から日本のアニメを見る方法は、こちらでご紹介しています。

 

スカイプなどで日本の家族や友人と会話しよう

日本のご家族や友人と、スカイプやLINEでテレビ電話するのもおすすめです。

自分の親以外で日本語を話す人と会話することは、重要だと思います。

家の子供は私との会話の時、現地の単語交じりになりがちなのですが、日本のじいちゃん、ばあちゃんとの会話の時は、あまり現地の言葉は混ざりません。

子供なりに、よく考えているのだと思います。

親以外の日本人と会話できる環境にあれば、ぜひ機会を作ってあげてください。

同年代の日本人、ダブルの子供と遊ぼう

身近に日本人の親を持つ同年代のお子さんがいる場合は、その環境を活用してください。

子ども同士で遊んでいるときに、現地の言葉が多いな?と思ったら、親同士で作戦会議です。

しりとりや古今東西など、日本語を使った遊びや日本のボードゲームをしてみるのもいいですし、日本語の教材を持ち寄って読み聞かせや勉強会をするのもオススメです。

親も少し勉強してみよう

子供に日本語を教えるには、親も少し教え方を学ぶ必要があります。

教えていると、国語が得意な人ほど教え方がわからない場合が多いと思います。

私も国語が得意な方で、学生時代はほぼ勉強なしで乗り切っていたんですけど(笑)、実際に教えるとなると???

家庭学習を進める上で、親は子供が躓いている場所で的確にアドバイスできる力が必要です。

この書籍では、家庭で国語を教える際に使える「声かけ」と「心構え」が掲載されています。

親が教師の役割をするのは大変ですが、的確なアドバイスをすることで、子供に「こいつ、できるな」と思わせ、教師としての地位向上にも役立ちますよ。

親と子の関係で勉強を教えるのは、結構難しいんですよね。

喧嘩になったり、感情的になってしまいますよね?

思春期には第三者から習ってみるのも

日本語教育も、思春期に入るとちょっと難しくなってきます。

親との会話も少し減る場合が多いですし、無理に教えようとしても反抗してしまうこともありますね。

ご家庭での日本語学習習慣が身についている場合は、どうにか工夫して継続したいものです。

日本語学習を続けるのであれば、第三者から習ってみるのもおすすめです。

「親以外の誰か」からの意見を聞いてくれることもあると思います。

身近に頼れる人がいない場合は、オンライン家庭教師を利用しての学習がおすすめです。

海外からでも低料金で始められる塾もありますので、後程ご紹介しますね。

海外で子供に日本語を教える目的は何?

次に重要になって来るのは、将来の目標や予定です。

あなたとご家族の将来の予定はどんな感じでしょうか?

  1. 日本へ帰国して日本の学校に通う予定がある
  2. 日本の中学校・高校・大学を受験する予定がある
  3. 海外永住予定

日本へ帰国予定がある場合は、とにかく日本の学校へ適応するだけの日本語力を身につける必要がありますよね?

海外永住予定でも、子供の将来の選択肢を広げるために、しっかりと日本語教育しておきたいなら、日本の学校の進捗に合わせた日本語教育が必要です。

また海外永住で、ある程度日本語での会話力をつけておきたい場合だと、ガッツリと子供に日本語教育をするのは負担がかかってしまいます。

抜けるところは少し力を抜いてあげるのも、必要になってきますよね?

どうして日本語を学習する必要があるの?

でも、何で日本語を勉強する必要があるの?

子供は、現地の学校の勉強、友達関係だけでもかなり大変です。

まずは、将来の予定について、お子さんに説明してあげてください。

あなたが思っていることをお子さんに伝えて、その目標に従って日本語教育を進めて行くこと、日本語を学習することでどんな役に立つのか、お子さんの目標を明確にしてあげてくださいね。

海外での日本語教育は、ご家庭が中心です。

「子供に日本語を教える」のではなく、「目標に従って一緒に勉強していく」姿勢でやってみてください。

日本語を学習する目的を明確に

 ちょっとヒント
  • 〇年生になったら日本の学校に通うから、お友達とたくさんお話できるようになるためだよ。
  • 将来〇〇になるためには、今の学校のお勉強も大事だけど、日本語をお勉強すると役立つんだよ。
  • 目標の○○校に行くには、〇〇レベルの日本語力が必要だよ。
  • お母さんは日本語が得意だから、一緒に日本語でお話したいな。
  • 日本のおじいちゃん、おばあちゃんが○○ちゃんとたくさんお話したいんだって。
  • 近くに日本語話せる人少ないから、話せたらかっこいいと思う。

こんな感じでいいと思います。ご家庭の方針でアレンジしてくださいね。

子供が自分でやる気になって、「日本語を学ぶことが楽しい」「日本語を学ぶと誰(何)かの役に立つんだ」と思えるように、一緒に話し合ってみてください。

子供は本来、親の役に立つことが大好きです。一生懸命、助けてくれようとします。

海外在住だと、生活だけでなく子供の教育も大変ですが、「子供のため」と思うだけでなく、一緒に頑張ってみる、自分のためにやってみると思うことも大切ですよ。

ハグをお忘れなく。

将来の予定から選ぶ海外在住の子供の日本語教育とおすすめ教材

では実際に、家庭で日本語学習を進めていく上で役に立つ日本語教材をご紹介します。

海外で教材なしで日本語を教えるのは、かなり大変です。

海外利用しやすい通信教材をご紹介しますので、利用してみてくださいね。

小学生以上の場合は、日本の教科書で学習しながら、教科書準拠の通信教育などを利用するだけでも日本語学習にもなります。

今からご紹介する通信教材は、日本語学習に特化した教材です。日本の教科書に準拠しているわけではありませんので、プラスアルファの教材としてご利用ください。

日本の学校の教科通りの学習がしたい場合は、このサイトのトップページで色々な通信教育をご紹介します。

目的や年齢によって選べるようになっているので、探してみてね。

では、特に日本語力をアップしたいなら、おすすめの通信教育のご紹介です。

海外在住の幼児向け日本語基礎力をつける教材

海外在住の幼児の場合は、基本的に日本語でのコミュニケーションと絵本で十分だと思います。

ただ、以下で触れますが、個人的にはひらがな・カタカナは小学校入学までに、ある程度読み書きできていた方がいいかな?とは思います。

日本の学習に慣れさせておきたい、先取り学習したい、小学校入学までにひらがな・カタカナの読み書きを完璧にさせておきたいなら、幼児教育教材を利用してください。

おすすめの通信教育は、幼児ポピーです。幼児通信教材の中でもちょっと簡単で、海外への配送は年一括配送してくれます。

絵本も付いているので、読み聞かせにも使えます。小学校入学前までにひらがな・カタカナの読み書き、入学準備までできるカリキュラムになっています。

 

語彙を増やしたいのであれば、きっずゼミがおすすめです。

幼児でもオンラインで毎日添削+必要に応じてSkype指導がセットになっています。

添削はシンプルな教材を利用したものですが、先生が毎日添削して返送してくれるので、確実に書く習慣はつきます。

文字がコミュニケーションツールになることを、幼児期から学習することができるのは将来の日本語学習に必ず役に立ちます。

 

そのほか、海外利用に便利な幼児教育教材は、こちらでご紹介しています。

ひらがな・カタカナは小学校に入ってからでも大丈夫?

日本では、小学校入学前にひらがな・カタカナの読み書きができるようにしておくのは、結構常識みたいになっています。

海外在住だと、小学校に入学する年齢になってから日本の教科書を使いながら勉強すればいいか!と思いがちです。

1年生の国語・書写の教科書に、詳しくひらがなについて書かれているだろう。って思っていたら、そうでもなかったので驚いた記憶があります。

日本では授業中にきっちり行うので、国語の教科書のみを使って「あ~ん」までを教えるのは実際は難しいんです。

ですので、幼児期に通信教材やドリルを使って学習しておくか、小学校入学に合わせて通信教育を始めることをおすすめします。

はっきり言うと、国語の教科書だけだと無理

先生の授業あっての教科書なんだなぁと思い知らされます。

日本語学校・補習校に入るならなおさら、入学前に読み書きを終えておきたいです。

海外在住の小学生向け日本語力アップ・キープする教材

では、海外で日本語を教えるのに役立つ通信教育、日本語力アップに特化した教材をご紹介します。

ご家庭での日本語学習にお役立てくださいね。

読む・書く:日本語の作文力・読解力・表現力を身につけたいなら

まずは、海外在住だとどうしても苦手になりがちな、作文力・読解力・表現力を身につけるための通信教育をご紹介します。

日本で将来入試、入社試験を受ける場合は、どうしても必要になる力です。

作文の苦手意識は、できるだけ小さいうちに克服させてあげたいですね。

海外から受講できる、日本語基礎力をアップできる通信教材は2つです。

ブンブンどりむ:作文に特化・日本語基礎力をつける

ブンブンどりむ

 ブンブンどりむの概要
  • 対象学年:小学1年生~6年生
  • 受講科目:国語・算数・理科・社会(小学1、2年生は生活科)
  • 学習スタイル:テキスト教材(添削あり)
  • 月額料金:4,950円(税込)~(海外からの受講の場合は送料がプラス)
  • 入会金:無料
  • 無料体験:無料体験キット海外配送あり

ブンブンどりむは、全ての受講科目が作文・読解力・表現力をつけるために構成された作文に特化した通信教育です。

日本語の基礎力を付けることで、全ての教科の学力アップを伸ばすカリキュラムになっています。

多くの日本語に関する著書を出版、テレビで日本語講師としてもおなじみの齋藤孝 明治大学文学部教授が監修した教材なので、日本語の基礎力をつけるには最も最適な教材。

メインのテキストは、「書く力」「読む力・発想力」「読解力」「話す・聞く力」を養うための4つのパートで構成されています。

全て短い文節から始まるステップアップ方式で、もし自分の学年のテキストが難しいと感じたら、学年を下げて学習することが可能です。

また、20年以上の実績を持つ添削サービス付きで、海外からでも添削を利用することが可能です。

 おすすめポイント
  • 日本語の基礎力をつける
  • ステップアップで確実に作文力を身につけられる
  • 添削で第三者からの指導を受けられる
ブンブンどりむがおすすめな子は?
  • 読解力がなく、文章問題が苦手
  • 作文の書き方がわからない・作文が苦手
  • 日本語での表現が単調
  • 日本に帰国予定・受験予定がある

海外在住で日本の教育を受けていない、周りに日本人があまりいない環境で生活しているなら、学年を下げて受講してみることをおすすめします。

基礎に戻って一から始めれば、苦手を克服しやすくなりますよ。

教材の内容、どのようにして作文力がつくのかは、こちらで詳しくご紹介しています。

 

無料体験キットは、海外からでも申し込むことができます。

子供に作文力・読解力・表現力をつけたいならイチオシです。

作文に特化した教材は、ブンブンどりむしかありませんよ。

海外からでも添削可能!

海外在住小学生の日本語力アップ!

\まずは無料体験キットでお試し/

ブンブンどりむ公式サイト

名探偵コナンゼミ:作文・読解・考える力を伸ばす

名探偵コナンゼミ

 名探偵コナンゼミの概要
  • 対象学年:小学1年生~小学6年生
  • 教科:国語・算数・思考・英語
  • 料金:月額1,320円(税込)~
  • 無料体験:1週間のテキスト無料
  • 海外配送:PDF版なら配送いらずで自宅で印刷可能

名探偵コナンゼミは、オリジナルカリキュラムで子供の考える力をつける教材です。

作文と読解問題に特に力を入れているので、語彙力・表現力も身につくように構成されています。

日本の教科書に載っている読解力に役立つ作品は18作品程度(小学1年生)なのですが、名探偵コナンゼミでは51作品読むことが可能です。

日本語で考えて、自分の言葉として表現するパターンがしっかりと身につきます。

海外在住のお子さんにもう一つおすすめなポイントは、教材をPDFで印刷して使えるということ。

海外配送いらずの教材なので、かなりコストを抑えることができるんです。

 おすすめポイント
  • 作文力・表現力を身につけることができる
  • 全ての教科を実生活に結び付けて学習することができる
  • PDF版なら海外配送なしで利用可能
名探偵コナンゼミがおすすめな子は?
  • 文章問題・作文が苦手
  • 考える力を身につけたい
  • 難易度高めな教材を試したい

名探偵コナンゼミはオリジナルカリキュラムですが、文部科学省の学習指導要領にも対応しています。

「複合教科問題」では、国語・算数・理科・社会で学んだ知識を、実生活で身近に活用する力を養えます。

教材の内容、受講の方法はこちらで詳しくご紹介しています。

 

公式サイトからは、1週間分のお試しワークブックをダウンロードできます。

教材の内容をじっくり確認してみてくださいね。

まなびwithリニューアル!

海外からでもPDFで楽々受講!

\1週間分のお試しワークブックはこちら/

名探偵コナンゼミ公式サイト

話す:日本の先生からマンツーマンで指導を受けるなら

海外在住で子供の日本語力を伸ばそうと思うなら、日本の先生からオンラインでマンツーマン指導を受けられる、オンライン家庭教師がおすすめです。

一人一人のニーズに合わせた授業を行ってくれるので、日本語を徹底的に教えてもらうことも可能ですし、日本語教育と他の教科、受験対策などを組み合わせるのも可能です。

子供の日本語力を伸ばす、学力アップ、受験対策に関しては、一番オススメです。

ネッティ:海外子女・帰国子女向けコースあり

オンライン家庭教師のネッティ

 ネッティの概要
  • 対象年齢:小学1年生~高校3年生
  • 教科:国語・算数・理科・社会・英語
  • 料金:8,800円(税込)~/月(月4回:授業時間50分)
  • 入会金:20,000円(無料体験後に申し込むと無料)
  • 利用時間:日本時間の15:00~21:30(休:日曜日)
  • 無料体験:あり

ネッティはオンライン家庭教師の中でも、海外子女・帰国子女向けのコースがある塾です。

受講可能時間は日本時間の15:00~21:30ですが、海外子女コースの場合は時間帯が広くなるので、海外からでも受講できる国や地域が増えるんです。

海外子女向けコースには、

海外子女向けコース
  • 日本語学校・補習校の補習サポート
  • 帰国・受験対策(各教科・面接・作文・小論文)
  • 日本語基礎(読み書き・語彙・文法など)

と、海外在住の子供のために用意されたコースも豊富です。さらに一人一人のニーズに応えてくれるのでオリジナルな授業が可能です。

マンツーマン指導なので月謝はちょっとお高めですが、ネッティはオンライン家庭教師の中でもかなりリーズナブルな価格帯でサービスを提供しています。

日本の先生から指導が受けられるので、家庭で日本語を教えるだけではできない、質の高い教育を受けさせてあげることができますよ。

ネッティがおすすめな子は?
  • 日本語の基礎からしっかりと指導してもらいたい
  • 勉強の仕方がわからない
  • 日本帰国予定、受験予定がある
  • 日本語学校・補習校の授業についていけない

海外でしっかりと日本語を教えるには、私たち保護者が指導のプロでもない限り、難しい部分も多々あります。

教えるの、難しいな。子供があまり理解できていないみたい。と感じた場合は、一度プロにお願いしてみるのもいいと思います。

ネッティのほかのコースや、海外での国別の受講可能時間は、こちらでご紹介しています。

 

無料体験前に、希望する指導内容や受講希望の時間帯など、しっかりと打ち合わせがあります。

無料体験で入学金が無料になりますので、ぜひ利用されてくださいね。

月謝制で料金明瞭!

~海外子女向けコースあり~

\無料体験で入会金無料に!/

ネッティ公式サイトへ

聞く:どうせ見るなら学校の講義動画で語彙力・学力アップ

YouTubeやアニメをたくさん見せるのは、ちょっと・・・とお思いですよね?

そんな時は、オンライン授業の授業動画を見せるのもおすすめです。

通信教育の中では低料金で、どの学年の授業も見放題。先取り学習も可能なので、有効に活用してみてください。

スタディサプリ:わかりやすくポイントをおさえた授業動画

スタディサプリ

 スタディサプリの概要
  • 対象学年:小学4年生~高校3年生
  • 授業科目:国語・算数・理科・社会(中学からは英語もプラス)
  • 月額料金:1,815円(税込)/年一括払いの場合
  • 入会費:不要
  • 必要機器:パソコン・タブレット・スマホ
  • 中学・高校・大学受験対応:あり
  • 無料体験:14日間

スタディサプリは、有名・人気講師による授業動画がオンラインで見られる通信教育です。

サンプル動画を見ていただけると、その授業の質の高さがお分かりになると思います。

1つの授業動画が15分程度にまとめられているので、1日1本見るだけでも日本語への理解力は深まると思います。

応用講座では、中学受験レベルの講義を受けることが可能です。

ただ、小学4年生からの授業しかないので、日本語の基礎部分を学べないデメリットがあります。

スタディサプリがおすすめな子は?
  • 自分で学習計画を立てて実行することができる
  • 小学4年生以上である
  • テレビが大好きでよく見ている

海外で日本の教科書を利用して自学で学習する場合だと、あくまでもサブ教材の位置づけです。

日本語学習に特化しているわけでもありませんので、利用するとすればプロ講師の的確な解説から、日本語で要点をまとめる、人にわかりやすく説明する方法などを自分で学び取ることができれば価値があるのでは?と思います。

スタディサプリの受講方法、詳しい内容はこちらでご紹介しています。

 

日本の動画配信サービスと契約する程度の料金で、わかりやすい授業動画が見られます。

日本のテレビやアニメにプラスするのも、悪くないと思いますよ。

月々1,815円で始められる!

無料体験は14日間!

期間内に利用停止で料金は無料になります。

スタディサプリの講義を見てみる

小学1年生からの授業動画がある通信教材は、e点ネット塾です。

質問も無料で何度でもできるので、ご家庭で日本語を教えるときにはかなり役立つと思いますよ。

音読:国語の教科書だけじゃ足りない!

国語の教科書に掲載されている物語って、結構少ないんですよね。

音読は国語力アップにつながりますので、ご家庭でも取り入れてもらいたいのですが、教科書だけでは足りないと思います。

でも、児童書を揃えるのは海外だと大変ですよね?

家で利用しているのは、この本です。小学校1年生用なのですが、内容が濃くて低学年のうちはずっと利用できますよ。

まとめ:海外在住で子供に日本語を教えるには

海外在住だと、子供に日本語を教えるのは親。

これって、結構負担とプレッシャーじゃないですか?

でも、よく考えてみてください。私は海外に住むまで、現地の言葉を全く話せなかったんです。大人だって、後からでも学習可能なんです。

子供のうちに少しでも日本語学習をしておけば、いずれ自分で学習をしたいと思ったときにきっと役に立ちます。

その基礎を作ってあげているのは、あなたです。日本語が必要かどうかを決めるのは、子供です。

海外永住予定なら、あまり根を詰めずに抜けるところは抜いて学習していってもいいと思いますよ。

日本へ帰国予定がある場合は、学習の遅れや抜けがないか不安だと思います。

日本の教科書を使ってみて思ったのは、教科書だけを頼りに家庭学習を進めるのはかなり難しいと言うことです。

小学校低学年ならいけるかな?と思っていたんですけどね(笑)

なので、家ではタブレット学習とテキスト教材を併用しています。夏休みには、オンライン家庭教師も利用させてもらいました。

通信教育を利用することで、親の負担がかなり減ります。日本語教育費は毎月1万円以内に抑えることを目標にしているので、お財布的にもあまり負担はありません。

組み合わせ次第では、結構低価格で日本の通信教育を利用することができます。

教科書準拠なタブレット教材「デキタス」だと、小学生の間は毎月3,300円で受講することができます。

日本語に特化した教材ではないですが、教科書を利用して家庭で教えるにはかなりおすすめですよ。

 

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