私が断酒継続を続けられたのは、自分の力や思いだけでは、絶対に出来なかった。アルコール専門病院へ結びついて、家族や医療関係者の協力があり、また、断酒会へ結びついたり、また、自分のホームページで断酒について書いて、そこでアルコール依存で悩む本人また、その家族といろいろ語り合いをしたり、また、先行く断酒の先輩から、アドバイスをして貰ったり、アルコール依存症について、学びそれを活かして、今の断酒継続に繋がりました。
家族の協力は、1番始め専門病院に結びついて、退院後、今、思い返せば、私の入院している間に、家族が出来ることを病院から、指導を受けたり、私には言わないことも家族なりにしたんじゃないかなと思うところが多々ありました。アルコールに結びつくものは、家から一切なくなっていました。酒もちろん、みりん、料理などもそうだったりします。妻とスーパーに買い物へ退院後、始めて行った時に、例えば、お湯などで温めて食べるハンバーグは裏面にアルコールを調味料に含んだ物は買わない、サラミもアルコールが含んでる物はダメ徹底していました。母と妻は酒は飲めるんですが、離婚するまで酒を一切口にしませんでした。また、断酒が軌道に乗るまでは、断酒会へ毎週行くのですが、妻、父母誰か一人は一緒に行ってくれたりしました。
私自身がしてきたことで、簡単に出来ることのひとつは、酒に近寄らないこと、買い物の時は酒があるところを通らない、通ったにしてもそれを見ないように一定期間していました。地域のお祭りにも、行かない時期もありました。行くようになった時は、酒を勧められる時は「酒止めたんだ」とはっきり断れるようになっていました。社会復帰してから、歓送迎会や忘年会などの酒の席では、さすがにアルコール依存症とは公言しませんでしたが、「医師から酒を止められているから」と言えば、無理に勧められることはありませんでした。家族と一緒に行動している時は、トイレ以外は、一人にならないようにしたり。酒を飲んでいないのに、疑われることが1番嫌で、辛いので自分で徹底していました。
私は、人にはほとんど言われませんが、頑固です。多分、大丈夫だと思いますが、一度もノンアルコール飲料を口にしたことがありません。それがきっかけで、本物が飲みたくなる可能性はあるかなと思っているからです。アルコール依存症は否認の病気でもあります。私自身、自分がアルコール依存症だと認めるまで、時間がかかりました。頑固だから、酒を諦めるまで、時間もかかりましたが、回り道をしたかなと思われても仕方ないけど、しなくても良かった道の中でも、無駄にはなっていないかな。心から病気を認めることが出来たら、中々、飲酒欲求が消えない苦しいしんどい思いが、薄れたりなくなっていくと思います。まだ大丈夫はなかったりもするのが、この病気です。断酒は人のためでなく、自分のためです。いずれ家族のためになったり、心配や迷惑をかけたりした人のためになり、同じ病気の仲間への力になれることに繋がるかな。
私には珍しい笑えるようなことがあります。まだ、今年は初姫、初パチンコをしていません(笑)今年も競馬、金杯は乾杯ではなく、またまた、完敗((T_T))競馬歴が長いですが、金杯、儲かった記憶がありません。私はギャンブラーですが、飲酒欲求がなくなってから、ギャンブルに負けても悔しくなかったりします。まあ、儲かれば、それはまた、ギャンブルに使うのが勿体ないから、必ず、食事をちょっと贅沢したり、好きな漫画本を買ったり、友人に奢ったりします。あっもうひとつ、今年は魚の刺身を口にしていないので、競馬当てたら、食べようと思います。狸のなんとかだから、いつになることやら
1日断酒継続しましょうね(*^^*)