高屋神社、参拝してみた【お久しぶりです、いやホントに。】 | 週刊じんぎかん〜神祇伯の神社放浪記〜

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ただの神社好きが参拝した神社の感想なんかを感情の赴くままに書いてます。あと長文です。
一応毎週日曜に更新しますがたまに長らく投稿しない時があります。なので「あ、更新してるわ見てやるか」な軽ーい気分で読んでください。
どうぞよろしくお願いします。

こんばんは皆さん、わたしです。
 
投稿がだいぶ間が空いてしまいましたがすこぶる元気です。
 
 
いや、実は元気じゃないんです。
 
花粉症に悩まされまくってますムキームキー
 
まじで死にそうです。くしゃみは酷いし鼻は詰まるし。
 
目にかゆみが出ないのが唯一の救いですかね・・・えーん
 
さて季節は春分も過ぎましたんで、ここからは日照時間が長くなっていきますね。
 
東京の緊急事態宣言も解除となりましたし、ここから普段の生活に早く回復していきたいですね。
 
 
つーこって、今回の本題に入っていきましょうか。
 
 

縣社 高屋神社

 

 

ではいつも通り概要を。

 

神社鎮座地:香川県観音寺市高屋町

 

神社御祭神:瓊瓊杵尊、保食命、咲夜比売命

 

神社旧社格:国幣小社(延喜式)右矢印村社(明治)

 

神社御朱印:ありキラキラ

 

 

ということで、香川県の西の端にある観音寺市の高屋神社をご紹介します。

 

ここ最近ではネットによく取り上げられるようになったので、

 

ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

天空の鳥居という名前で。

 

 

 

 

天空の鳥居」とはいいますが、この神社は山頂と麓の二社に分かれており、

 

前後にある写真は下社・稲積大社(神社)と呼ばれています。

 

山の上の神社だと割とあるあるですよね。

 

 

 

 

社格の欄にも書いた通り、この神社は『延喜式』神名帳の讃岐国苅田郡鎮座として載っている式内社です。

 

つまりはこの神社、ひいては鎮座している稲積山への信仰は1000年余を数えます。

 

 

 

 

社殿の他にも参集殿、社務所などもありますが、基本は無人社です。

 

ただ、香川県は各地で秋祭りとして獅子舞が家々を周っており、

 

祭りの前には必ずその氏神神社でお祓いと秋祭りの祝詞を神様へ奏上するので、

 

式内社にもなると設備がしっかりしているのは納得です。

 

 

 

由緒によると元々は稲積山への信仰を起源として山頂に神社が建てられ、

 

1600年ごろに山の中腹に遷座し、1760年ごろに下社の位置にまた遷座します。

 

しかし、御祭神の祟りを恐れて明治時代に山頂へ戻りました。

 

 

 

参集殿横に写真のような自販機がありました。

 

これは2014年に放送された「結城友奈は勇者である」というアニメで、

 

物語の舞台が香川県観音寺市をモデルとしていました。

 

実際観音寺市にはモデルとなった場所が当社を含めてあるようで、

 

聖地巡礼としてファンがたくさん来ていたみたいですね。

 

わたしはこの時期東京の大学に通っていたので全く知りませんでした。

 

なんならなぜか「結城友奈は勇者である」自体全く見たことありませんでした。

 

地元愛がないですねぇ!!!!ガーンガーン

 

 

 

境内の奥から稲積山への登山口があります。標高は404m。

 

3年前に来た時にはしっかり山道を登っていきました。

 

当時は連れが登山用の靴じゃなかったのでかなり時間がかかりましたが、

 

だいたい1時間ぐらいで登れます。

 

そういえば3年前も地元のニュース番組が特集組んで紹介していたので登りましたね。

 

確かその時期に「結城友奈は勇者である」のスピンオフが放送された後でした。

 

ある意味県も流行に乗っかったって感じですかね?

 

 

というかよく見たら山の麓というにはえらく距離ありますね。

 

 

 

上の写真、拡大してもらうと、山頂の鳥居が見えるのわかるでしょうか。

 

稲積山の近くを通るとかなり見えるんですよね。

 

下から見てしっかりと見えるということは、

 

上から見ても下界がしっかり見えるというわけで・・・!?

 

 

 

 

さてさて、登山道中はカットさせていただいて、

 

上社の鳥居が見えてきました。これが「天空の鳥居」ですね。

 

ただし、有名なのはこの鳥居だけでなく、

 

この鳥居を通して見える風景がメインとなるわけです。

 

 

 

社号碑です。「本宮」と書かれていますね。

 

稲積大社も稲積(山の)大社といった感じでしょうかね。

 

この稲積山もどういう由来があるのでしょうか。

 

古代から稲作文化はあったでしょうから、

 

やはり豊作の祈念と報告で稲を積んでいたという意味なんでしょうか。

 

名前的には御祭神の一柱である保食命様に関連がありそうですよね

 

 

 

 

こちらが神者の本殿です拍手拍手



下社の建築様式とあまり変わらない、

 

豪華すぎない質素な造りになっています。

 

 まぁあんまり贅沢に作っても山の上は管理できませんからね。



 

こちらにも讃岐国式内社の一覧額がありました。



香川県はわりと二十四社と数が比較的少ないせいなのか、


はたまた式内社という社格を大事にしているのか、


各式内社で同じように一覧を載せた額が奉納されています。


わたしの知ってる限りだと高屋神社、大麻神社、雲気神社、神前神社、粟井神社、黒島神社、宇閇神社の八社にはありました。


並びの形態は神社によって似てたり違ってたりします。



 

本殿は入母屋造の拝殿接続型で権現造と思われます。



わりと香川県は入母屋造、または権現造が多いのが特徴です。


金刀比羅宮も大社関棟造という唯一の建築様式ですが、



本殿の様式は入母屋造でした。


やはり四国八十八ヶ所などによるお寺の影響が強いからでしょうか?



 



本殿横には絵馬もかかっています。


普段は無人なので授与品は用意されていませんが、



お正月には開いているのかもしれません。




さて、一通り神社の紹介が終わったところで、




さぁみなさん!!ここからは山頂からの風景が出てきます。

 





これから先、直接行ってこの目で見たい!!という方は

 





ブラウザバックを推奨しておきます!!!

 

 












よろしいですか? 




心の準備はよろしいですか??

 






 

それでは、どうぞ!!!!

 

 

 

うおおおおおおおおおお!!!!!

 

 

たけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

 

 

 



おああああああああ!!!!




 



ふぉぉおぉぉぉぉぉ!!!!




語彙力?そんなものは捨ててしまいなさい!!!!爆笑




語るのは母音のみで十分!!!!




 


やはり各メディアも取り上げ、観音寺市も市のHPにページを作成したので、




3年前に比べると格段に参拝者が増えてました。



当時はわたし含めて10人もいかないくらいだったのが、



今回は30人弱は人がいましたハッハッ



「結城友奈は勇者である」の視聴したうえでの聖地巡礼の人もいたかもしれませんが、



明らかにそういう気のない一般の人もいます。



明らかに高齢者とか見てないですもん真顔







 


この稲積山も独立山として海の比較的近くにあるため、



瀬戸内海を見渡すことができます。



こういうところは香川の土地の狭さに感謝ですね。



大地の自然と海とを同時に味わえます。




 


さて、そんな高屋神社ですが、山頂まではなんと車で行くことができます。



かなり大回りに道を進むことになりますが、急がず走って20分くらいで着きます。



車の登山道にも上記のように案内板があります。



というかできてました。少なくとも三年前にはなかったです。



 

裏に駐車場もあります。ただ、駐車場から神社まで少し歩きます。しかも急な坂道なので気を抜かないように。




という感じでいかがだったでしょうか。



だいぶ空いてしまったので書き方忘れそう…




今後はどうにかペースを戻して行きたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。






それでは今回はこの辺で。




最後まで読んでいただきありがとうございました😭



では、ちょっくらサウナ入って来ますバイバイバイバイバイバイバイバイ



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