イギリスのゲームテクノロジー会社であるプレイテックは、木曜日に888ホールディングスとの新しい契約を発表しました。
両社はこれまで、プレイテックが他の規制市場において888のプラットフォーム上でオンラインカジノゲームを運営するパートナーであった。今回の新たな契約は、888の米国向けiGamingアプリを対象とし、プレイテックのライブカジノテーブルゲームや乱数発生器ベースのゲームを搭載する予定です。
現在、888はニュージャージー州でiCasinoを提供していますが、プレイテックのリリースでは、888が他の州でもライセンスを取得すれば、この契約が適用されることになると述べています。
「この契約は、私たちのコンテンツと製品リーダーシップ戦略の重要な部分である、より面白い、ダイナミックなゲームを提供することによって、全体的なプレーヤー体験を強化する “888の米国部門社長、ハワード-ミットマンは、声明の中で述べています。「プレイテックのコンテンツを歓迎し、共にパートナーシップを発展させることを楽しみにしています。
プレイテック、米国iGaming市場での成長を目指す
プレイテックは、ニュージャージー州で既にプレゼンスを確立しており、bet365にiGamingコンテンツを提供しています。また、今月初めには、同州のResorts Digital Gamingにオンラインカジノコンテンツを提供することにも合意しています。
プレイテックのCOOであるShimon Akanは、888が提携を決めたことは、プレイテックが米国でのプレゼンスを拡大する上で「エキサイティングなステップ」であると述べています。
ライブカジノは、米国市場におけるプレイテックの最新の提案であり、オペレーターにサービスを多様化する機会を与え、その結果、当社の業界をリードするソフトウェアに対する大きな需要が生まれています」と、アカン氏は声明で述べています。
昨年12月、同社はニュージャージー州とミシガン州にライブカジノゲームスタジオを開設しました。ミシガン州では、Parx Interactive社(Gun Lake Band of Pottawatomi Indiansのゲームパートナー)にライブカジノコンテンツを提供しています。
プレイテックは、アジアとヨーロッパでもiGamingスタジオを運営しています。
プレイテックがこの1週間に発表したニュースは、888との契約だけではありません。同社はまた、Caliente Interactive社のCaliplayを特別目的買収会社(SPAC)を通じて米国に導入する計画を破棄することを発表したのだ。SPAC の上場は見送られたものの、プレイテックは規制当局の声明で、米国でヒスパニック系に焦点を当てたゲーム事業を展開するための「代替機会」を Caliplay と共に検討していると述べています。
888 にとっては、取引が続く
888 にとって、Playtech との契約は、EveryMatrix とのグローバルな契約を獲得した1週間後に行われました。この契約により、EveryMatrixは同社のCasinoEngineプラットフォームを使用し、888のカジノアプリでゲームを提供することになる。
EveryMatrixもアメリカでの展開を考えており、マイアミに拠点を置き、ニュージャージー、ミシガン、ウエストバージニア、ペンシルバニアでライセンス申請をしている。EveryMatrix社のArmadillo Studiosは、現在、MMAファイターのAmanda Nunesを主人公にしたオンラインカジノゲームを開発中です。
EveryMatrix社アメリカ部門社長Erik Nyman氏は、「この契約により、当社のゲームコンテンツをより多くの人々に配信できるようになり、888との関係をさらに発展させたいと考えています」と述べています。
米国では過去4年間にスポーツベッティングが急速に拡大しましたが、iGamingは同じレベルの成長を享受していません。
他の州では、コネティカット、デラウェア、ミシガン、ペンシルバニア、ウェストバージニアがiGamingを認可しています。
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