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銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

死ぬな生きろ 「藤原新也・祈り」展 北九州文学館・美術館分館

皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸

小倉に来てすぐ、北九州美術館へゆきました。
.…台風が来る前にいって良かったです。




9月10日(土)から「藤原新也・祈り」展が開催されています。大規模な展覧会で、2日かけてゆっくり訪ねたいほどでした。(舞台があるのでそれほどに時間は掛けられない)北九州市立美術館分館と文学館の共同開催でしたので、両方へいくことになったのです。美術館分館は、私たちが芝居をする北九州芸術劇場と同じビル、リバーウォーク内にありました (!)

「美術館分館は公的な写真作品を。文学館では個人的世界を」と構成されたそうです。
https://twitter.com/kitaq_bungaku


北九州は藤原新也さんの郷里だったのですね。予め調べておいた訳ではないのですが、小倉についてすぐ文学館を調べたところ、この展覧会を知ったのです。


初めてメメント・モリ(死を想え)の世界観に触れたのは、長野県に演奏会へ出かけた折に、地元の方にお願いして案内してもらった美術館で、ちょうど藤原新也展が開催されていました。

有名な「ニンゲンは犬に喰われるほど自由だ」という言葉と写真を初めてみたのです。
私は、なにやら訳のわからない衝撃を頭にうけて、一心に写真と言葉をみました。

今回も、不意に出会いました。
そしてまた…大きく心を揺さぶられました。

藤原さんは、なにを撮っていらっしゃるのだろうか。
なぜ一枚一枚に、惹きつけられるのでしょうか。


あの頃と今と、私は身内を二人亡くするという経験をして、死生観が大きく変わっています。というか、死についてはもっと身近なものになりました。誰もがむかえるもの。人は、生き物は死ぬ。誰もが死に向かって生きていることを、あの頃はよく分かっていなかったと思います。

死後の世界も謎です。__死んだらどこにゆくの?死者は身近にいるようでもあり、また私自身もそう違わない次元に、実はいるような気もしています。



祈り


という書が、目に飛びこんでくる。入口に掛けられている言葉です。そして…


死ぬな 生きろ

圧巻の書が、会場の真ん中にありました。



それらの作品は、自由に写真を撮らせて頂けるブースにありました。でも皆さんが直接、ご自身のタイミングで、ご自身の目で出会った方が良いとおもいますのでここには載せません。


また、大変カラフルな絵をたくさん描かれていらっしゃいました。色彩豊かで、どこか不思議で、浮遊感があり、とても自由な絵が壁一面に掛かっていて… それがとても印象的でした。





「日々の一滴」という本を買ってきました。





「祈り・藤原新也」展 公式サイト
https://www.kitakyushucity-bungakukan.jp/exhibition/6169.html



北九州市立文学館
https://www.kitakyushucity-bungakukan.jp

〒803-0813 北九州市小倉北区城内4番1号
TEL 093-571-1505/FAX 093-571-1525



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音楽劇『人形の家』

俳優座劇場プロデュースNo.116

2022年9月8日(木)~11日(日)東京六本木「俳優座劇場公演」
9月14日(水)~12月12日(月)
全国演鑑連(九演連・四国市民劇場・中部北陸ブロック)
宇和島(南予公演実行委員会)

詳細ページ → https://bit.ly/3O0uRcs


作 ヘンリック・イプセン
翻訳 原 千代海
演出 西川 信廣
作曲・音楽 上田 亨
作詞 宮原 芽映

出演 土居裕子/大場泰正/畠中 洋/高橋美沙
進藤 忠/長浜奈津子
本田玲央/納田洸太/仙崎貴子/白倉裕人/音道あいり




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音楽劇『人形の家』2022

最後までお読み頂きましてありがとうございました。






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