こんにちは(^^)/
これまでに学生時代の日記より、
【苦しんだ過去】についてのブログを2つ書きましたが
今回は、私が強迫性障害からの
回復が始まった時の以下の3点を振り返ってみたいと思います。
①悩む私の話を聞いてくれた人が現れた時の日記
②強迫性障害と分かり、回復が進んだ時の日記
③ふとカウンセラーになろうと考えた時の日記
①悩む私の話を聞いてくれた人が現れた時の日記
Aさんに、自分の人に言えない悩みを話して、
それを本気で理解してくれようとしたAさんの姿に感動したし、涙した。
僕も人と話しをするときは
そのように、その人の心を理解することが大切だと感じた。
ある人の話を聞いて、何か自分の意見や考えがあるとしても、
まずはその人が、
どんな状況なのか?
どんな理由があって、そう思ったのか?
を理解することが大切だ。
すでに何か他のもので溜まったコップに、
新たに水を注いでも溢れてしまうように、
まずは、たまったものを全部注ぎだしてこそ、きれいな水が注げるからだ。
(日記より抜粋)
②強迫性障害と分かり、回復が進んだ時の日記
強迫性障害だとわかって治療を始めてからしばらくたって、
かなり楽になってきたし、あまり気になり過ぎるということがなくなってきた。
しかし、長年これで悩んできたのには何か意味があるのだろうか…?
1つあるとするなら‥
人には理解できない苦しみが人それぞれにあるのだと分かったこと。
自分も人に言えず、ひたすら苦しみもがいたから、、
もし原因や理由は違ったとしても、
誰かが悩んだり、もがいたりしていることがあったなら、
少しは共感できると思うし、
やっぱり自分が苦しんだ分しか、悩んだ分しか、
人の苦しみ、悩みにも共感できないものだと思うから。
(日記より抜粋)
③ふとカウンセラーになろうと考えた時の日記
今朝、ふとメンタルヘルスに関わる職業に就いたらどうだろうか?と考えた。
というのは、自分がとことん悩んだ部分が心の問題だったから。
前は、世界で活躍するとか、起業とかする人が価値ある生を生きているような気がしたけど
そうではないなと思った。
それぞれの仕事にそれぞれの役割があるはず。
極端に言えば
政治家とカウンセラーがいたとして、
もちろんカウンセラーは政治家の仕事はできないが、
政治家も人の心を癒すというカウンセラーの仕事もできない。
その仕事でしか出来ない役割がそれぞれあって、単純に比較することは出来ないし、どんな仕事だとしても、それぞれ価値があるものだ。
そういう意味で、自分が悩んできた部分でもある心理学や精神医学について学ぶということは、ピタッとくる感じがする。
(日記より抜粋)
もうずっと昔のことですが、日記を読み返してみて、
学生時代にこんなことを考えていたのだなぁとしみじみとした思いになりました。
強迫性障害で悩み苦しんでいる最中には
「これさえなければ‥」
「これだけ苦しんでいるのは自分だけだ‥」
「これがあっては人生で成功できない‥」
などという思いで心がいっぱいになっていましたが、
今、冷静になって振り返ってみると
あの苦しかった強迫性障害を長年抱えていたことで、
たくさん学んだこともあったんだなと思いました。
この日記に書いたようなマインドは
カウンセラーという立場でなくても、
これまで様々なコミュニティに所属した際にも
大いにそのマインドが発揮されて
自然と悩みを抱えた人が周り集まってきて相談にのるようになり
たくさんの方の悩みに寄り添わせて頂くことができました。
人生で
「これさえなければ‥」
と真剣に悩んだことが、
その後の人生で力になるとは当時は思いもよらなかったですね(^^;
このブログを読んで下さっている様々な悩みを抱えている方々の回復も心から応援しています☆彡
~あとがき~
今回3つ目の日記で紹介したように
ふとカウンセラーになるのもいいな、
と考えた後に、
実はすっかりそのことを忘れてしまっていて…^^;
他のいくつかの職業に従事していました。
そして20年近く経って、
ふと自分のミッションについて改めて深く考えた時に、
カウンセラーが思い浮かんでくるようになって、
本格的にカウンセラーの仕事をするようになったのですが、
今回昔の日記を見返していて、
実は学生時代の頃から少なからずそのような芽が芽生えていたのだな改めて気付き、
感慨深いものを感じました(*'▽')
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