【皐月賞 2023】最終見解!能力拮抗、重馬場、超難解レース!牡馬クラシック1冠目は誰の手に??

2023

最終見解!

本命馬

⑦ファントムシーフ

皐月賞へのステップレースで最も強いメンバーレベルだったのが共同通信杯。その共同通信杯を楽々と差し切って勝利したのがこの馬。

今の馬場状態だと前に行かないと厳しいが、この馬は先行力があるのでその点も問題ない。

枠はこの馬の7枠から外に先行馬が集中しており、多少位置は下がるがそれさえ行かせてしまえば先行の外をとれる可能性が高い。内の荒れはひどく、外を回した方がまだ消耗が少ない。直線はそこから外に持ち出せば、現在の馬場状態でベストなところを通れる。

能力、展開的に申し分なく、1番人気だが本命。

対抗

⑮べラジオオペラ

前走スプリングSの勝ち馬。メンバーは共同通信杯より落ちるが、本レースで非常に強い勝ち方をしており、無敗の2連勝中ということを考えれば現在見えている能力より数段上のものを秘めている可能性もある。

展開的には出たなりで中団外くらいを確保するのは容易い。前走の走りさえ見せれば直線でも位置を下げることはないだろう。総合するとトラックバイアス的にも向くし、気持ちよく走れそうなコースどりができ、自分の持っている能力を発揮できる可能性が高い。

ただ、本当に G1 で通用するほど強いのかは少々未知。当然力が足りなければ徹底的に惨敗する可能性もある。対抗評価まで。

⑯タッチウッド

共同通信杯2着の馬。前走は出遅れからのまくり上げでかかり気味にハナ。ゴール寸前でファントムシーフに1馬身差されたが、内容を見ればひょっとすると勝ち馬より強いまである。

今回はかなり脚の速いグラニットがいるため、逃げはないとは思うがそれでも積極的に2, 3番手は確保してくるだろう。大外枠はスタートの遅いこの馬にとってはむしろ揉まれずに済むし、今の馬場状態を考えればどの馬にとっても決して悪くはない。

力的には勝ち負けまであっても良いが、気性的な面を考えれば大崩れする可能性もある。今回は対抗までの評価とした。

抑え

①ソールオリエンス

京成杯を勝利したもののメンバーレベルは低かったため、とりわけ評価はできない。ただし、内容は終始ロスの多い走りをしながらも0.4s差の圧勝で、まだ無敗の2連勝馬。未知の部分を考慮すれば3連系を狙うならこの馬を切ってしまうことはできない。

極端な最内枠は歓迎とは言えないものの、今回は前が飛ばす展開が予想できる中で、後方で待機すれば直線だけは外に持ち出せる可能性が十分にある。そうなると差し届かない可能性は高いが、能力さえあれば 2, 3着ならば確保できる。

⑧トップナイフ

ホープフルS、弥生賞と堅実に2着に走っているが、どれも展開やメンバーレベルに恵まれていることは明白で、他に挙げた馬たちと比較すれば能力は劣ると考えて良い。

今回の逃げ馬グラニットは溜め逃げ、離し逃げ自在の馬なので、ペース次第では前目の馬にとってかなり有利に運んでくれる可能性がある。その場合には逃げ、番手集団で運べる馬の中では最も能力が高いこの馬が馬券圏内に粘る可能性は十分にある。

⑭タスティエーラ

弥生賞勝ち、共同通信杯4着の馬。共同通信杯は力負けといった内容で、先着を許した3頭と比較すれば能力としてはやや劣る感があるのは否めない。とは言え他路線の馬と比べれば能力上位ではある。

比較的先行力があり、今回は外枠というのも馬場状態を考えればむしろ有利に働く。能力上位の本命、対抗を捲るのは他の馬の不利等がなければ至難のワザだが、真っ向勝負でも3着には食い込める可能性が十分にある。

⑱マイネルラウレア

若駒Sの勝利馬。メンバーレベルは相当に低いが勝ち方は秀逸。出遅れ最後方の絶望的な位置から差し切って弥生賞3着のワンダイレクト相手に勝利。無敗の馬で能力的にはまだまだ未知の部分があるのも魅力。

追込脚質なのは今の馬場状態を考えれば決して歓迎とは言えないが、かなりペースが流れそうなのでスタミナのない先行馬にとって苦しくなる可能性はある。能力上位の相手であってもガス欠さえ起こしてくれれば差し切れる。展開待ちで信頼はおけないが、人気薄なら抑えておいても損はない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました