フラミンゴの庭 MAYAです。
ロンドンに行くなら世界一周チケットで地球一周して行ってこよう、と決めた私がどうやってルートを決めたかという話だ(きっかけ話【A】はこちら)
16フライトをフル活用してたくさんの国へ行き、いかにマイルを稼ぐかという猛者のブログは山ほどあるので、私は超少数派である3レグ(フライト)しか乗らないというもったいないルートをどうやって決めたかについて記しておく。
私が計画したルートは時差ボケがつらいといわれている東ルート(アメリカ側に飛ぶ)で、日本発着はJAL便、日本▶ボストン[アメリカ]▶ロンドン[イギリス]▶日本、である。
この時差ボケルート(東回り)にいきついた理由や、並行して行う私なりのホテルの探し方について今回は書いてゆく。ではどうぞー!
記事内のリンクは最後にまとめて貼ってあります。
西周り東周りどちらにするか
世界一周旅行では西回りを選ぶ人が多めな印象。
西回りが人気な理由としては、日本▶東アジア▶ヨーロッパのようにだんだん日本との時差が広がっていくので時差ボケしにくい、ということであろう。
が、しかし、私は東周り(日本▶アメリカ▶ヨーロッパ)にしたのだ!理由はこれだ。
- 西回りより飛行時間が短い
- ロンドンのホテルが高い曜日を避ける
- ロンドンで買い物するかもだから
1だが、西から東に向けてジェット気流が流れているので、東に飛ぶフライトはその気流の追い風に乗れる為飛行時間が短く済む。国内であっても羽田から福岡に飛ぶフライトと、福岡から羽田に飛ぶフライトでは後者の方が飛行時間は短い。
これが長距離路線ともなると数時間の差になってくる。季節にもよるが日本-NYだと1時間45分位差がある。約2時間である。
今回ビジネスクラスを利用するのでエコノミーのような長距離移動14時間耐久レースのようにはならないが、疲労度なども考えるとフライト時間が短いにこしたことはない。これが東周りにした理由の一つだ(エコノミー利用であればこの時間差は大きいので、時差ボケと地獄の耐久レース時間を考慮してどっち周りにするかよーく考えたほうが良い。長距離フライトは後半の4.5時間が本当につらい)

2つ目はロンドンのホテルが高い曜日を避ける為である。西回り・東周り両方のルートでシミュレーションしてフライトやホテルを調べていたのだが、西回りだとロンドンのホテル代がガーンと上がってしまった(2万位)
なんでだ?と調べたら土曜の宿泊費が高いことだった(私が行こうとしいている期間では、だと思うがどの国もやっぱり週末は高いのかなという印象)それであればフライト時間も短くなるし、ホテルも少し安くとれるし東周りでいこう、としたのである。
んで3つ目だが、今回の旅の目的地はロンドンである。必然的にロンドンで買い物をする可能性が高い(とりあえずM&Sの缶カクテルは絶対買ってくる!)パッキングの都合もあるし買い物は一番最後にするのが鉄則だが、西周りにするとロンドンの後にアメリカで1泊してから帰ってこなければならない。一生懸命パッキングしたスーツケースをもう一度開けるの、いやじゃん?
そうすると、先に経由地(アメリカ)をやりすごしてロンドンからはまっすぐ日本に帰ってくるルートが良い。国によって持ち込めるお酒の量とかも違うしさ、さくっと日本に帰るのがベスト。

乗り継ぎで海外によく行かれている方などは、べつにアメリカで宿泊しなくても乗り換え時間を6時間とか余裕をもった乗り継ぎで日本に帰ってくれば、荷物開ける必要なくない?って思う人もいると思うが、ワンワールドの世界一周券ルールで今回の私のプランの場合、アメリカ大陸で24時間滞在しないといけないのだ。この滞在時間というのは、アメリカに到着したフライト時刻から、アメリカから出発するフライト時刻が24時間空いてないとダメよ、って話(世界一周ルートには色々ルールがあるのだ)
さすがに24時間ともなると空港でやり過ごすのは無理なので、当然ホテル泊になるのでパッキング問題が出てくるのである。以上。
ゆずれないポイントを決める
東西どっち周りにするか以前に、世界一周チケットは「これだけは絶対」という決め所を持ってプランを立てないと、あれもいいな・これもいいなと延々プランが決められない地獄に陥る(全部盛りしようとしすぎてえらいことになる)
なので私の決め所は以下4つに絞った。
- 日本発着便はJAL
- 長距離路線を利用しフライト回数を少なく
- 乗り継ぎ便は使わない
- 朝の段階で出発空港の国に身体がある
「1.日本発着便はJAL」については安心感からである。あと、ワンワールド世界一周券は予約方法が3つほどあるが、私は「第1フライトの航空会社に電話をして予約する」という方法を取ることもありJALにした。外資系エアラインでも日本支社とかに電話すれば予約できる(?)のかもしれないが、どこに電話すればいいのかな?日本語通じるかな?とかそういった色んな気苦労を排除したかったので。
「2.長距離路線利用でフライト回数少なく、3.乗り継ぎ便は使わない」についてはリスク回避と体力温存。乗り継ぎ、それはドキドキハラハラ危機一髪のイベントである。
国際線の乗り継ぎには3時間はとりましょう、と一般的に言われているけれども、3時間どころじゃなく遅延する場合がある。もちろん遅延して予定の便に乗れなかった場合、振り替えたりとか色々方法はあると思うけれども、とにかくそういうの大変じゃん?乗り換えしないといけない場所だったら仕方ないけど、直行便飛んでるならそれを使ってリスク回避しようという話だ。

「4.朝の段階で出発空港の国に身体がある」になるのだが、海外では鉄道のストライキやフライトのキャンセル(飛ばない)など予期せぬことも多々あるので、朝の段階で出発便が出るその国に自分の身体がある状態にする、というのを私は必須条件とした。
実は予約段階でロンドン>羽田が満席で、仕方なくロンドン>パリ>日本とパリを経由するルートで予約をいれた。その経緯の上でだが、時間的にはロンドンからパリ経由で日本に飛ぶのは1日の間で可能なのだが(ロンドン-パリは1.2時間の短距離なので)これによりパリ泊が決定した(あくまで予約段階で)
一人旅なこともあり、とにかく時間の余白はこころの余裕である!私の旅のモットーでもある。
あとはロスバゲ(ロストバゲージ)防止。預け入れた荷物が出てこなくてどっか違う国に行っちゃうってのは直行便ではほとんど起きず(起きない訳ではないが)乗り継ぎ時に起きやすい。しかも荷物はすぐ出てこないことも多いようで旅が終わってから戻ってくるという可能性もあるので、そんなことになると旅行が心から楽しめない(これを回避するために機内持込サイズの荷物で行くという手もある)
私のホテルの探し方
さて、価格比較のためにフライト検索とあわせてホテル検索も同時進行して行う訳だが、検索して希望の日程でよさげなところがあったらさっさとBooking.comあたりで予約をしておく。
即時決済だと安くなるプランがあるはそれは一旦やめておいて、数日前までキャンセル可能なプランでバシバシいれていく。フライト予約入れてからーとか思ってると埋まってしまう可能性もあるので、とにかく予約を入れるのだ。そして予定が固まってきたら不要な予約をキャンセルすればよい。
ちなみに私はバシバシ入れた予約をざっと旅行ノートにまとめて書き出しておく。書き出しておくのはホテル名、宿泊日程、料金、予約したサイト(Booking.comとかエクスペディアとかね)1.2件なら覚えておけるけど、複数の予約サイトを使ってたくさん予約いれると「あれ?どこで予約入れた?これで全部だっけ?」とか不安になるのだ。これがノートに一覧になっていれば、キャンセルしたらジャっと斜線引けば一目瞭然で確認できる。これ、思ってる以上にストレス減るしタスク管理としては便利なのでオススメである。

ホテルの探し方
私のホテルの選び方だが、Booking.comで検索して決めることはない。あくまでBooking.comは予約するためである(食べログの点数を信用しないのと同じ話だ)
とにかくリアルな声を拾うべく私が使うツールは個人ブログとGoogle Map検索である

個人ブログとあえて書いている理由は、企業や媒体の記事は報酬貰って書いているので、いわゆるCMと思った方がよい。あと、個人ブログでもアフィリエイト(報酬)目当てで泊まってもいないのに「ロンドンのおすすめホテル10選」みたいなのも注意だ。
とにかく旅行系は、ちゃんと自分で泊まってみて、その上でここがこういう点でおすすめーとか分かるブログがおすすめである。フォートラベルあたりで探すのもよいかと思う。
んで、まともな旅行ブログを読み漁りよさそうなホテルを見つけたらGoogle Mapでそのホテルをチェックし、GoogleMap内の口コミをバーッとチェックする。そのホテルに大きな問題点がある場合は複数人の人が同じような点についてマイナス部分を書き込んでいるので、そういったものは大いに参考にする。
ただ、100点満点のホテルというのはほぼ存在しない。皆自分の気になる点で減点したりするので、自分がホテルに対してなにを求めているか(手厚いサービスなのか、清潔で安全でお湯が出ればOKなのかなど)を考慮して口コミを読み解いていくのも重要だ。
あと、ブログでホテルを総ざらいチェックするのは無理なので、Google Mapでその近辺のホテルもチェックしなからバーッと口コミを流し見して複数候補を比較する。
口コミのチェック点だが、あまりに古いもの(例えばコロナ前とか)は現在では状況が変わっている可能性があるので、なるべく新しい口コミをチェックする。
と、こんな感じなのだが結構ホテル探しは骨が折れるので、価値観が似ているお気に入りのブロガーさんなどがいるとかなりホテル探しが楽になる(この人が泊まったとこなら大丈夫そう!みたいな感じで)
私の旅の記録がどなたかの参考になればなによりである。
おまけ・実は消去法でボストン
実は今回、ボストンを経由してロンドンにしたが、別にボストンに行きたいと思っていた訳ではないのだ(ごめん、ボストン。でもポテンシャルは感じている!)
手っ取り早く日本から距離があるアメリカ東海岸と言えば、NewYorkが誰しも真っ先に思い浮かぶと思う。もちろん私もそうだ。だけどNYのホテル探しで挫折したのだよ!
ボストンよりは行ってみたいと思っていた都市だけど、THE資本主義のギラギラオラオラビームが最近きついお年頃なので(ラスベガスもつらかった)NYなぁ…でも一生に一回くらい行ってみるのもありか、とホテルを探し始めたのだがNooooooo!!!!!
私のアンテナ(と値段)をクリアできるホテルがまーみつからん。なんか、自分的に微妙なホテルに泊まってまで、実は大して行きたいと思っていない都市にいくのってどうなの?ってことでNYをやめたのだ。

次に考えたのが、西海岸だから日本からの飛行距離短くなるけど過去に行ってお気に入りのお店もあるシアトル経由。行ったことあるから街の感じも分かるし、WATSON KENNEDYにはもう一度行ってみたいと思ってたし、ホテルも前泊まったとこでいっかーと思ったが、ホテルが高くてねぇ(前回も高かったよ、でもその時はシアトルに行く必要があったからさ)
んじゃー行ったことないけど、なんとなく行ってみたいかも?なカナダのバンクーバー経由はどうだ!(シアトルのちょっと上あたりという位置関係)と思ったら、こちらもホテルが見つけられず挫折。
こんな紆余曲折あってボストンなのだ。
まーボストンも市街地はホテルたっか!って場所なので一度挫折しかけたが、めちゃんこGoogleMapで調べまくって今回泊まるホテルは見つけた(ホテルのことは紀行で書こうと思っているので、ここでは省略)
なので、こんな温度感でボストンぶらり1日旅をするので、どんな結果になるか待っていてほしい。私もどうなるか全くわからん(その時の気分で適当に動こうと思ってるので)
ということで東西どっちルートにするか&ホテル探しについてでした!
続きはこちら!


↓これまでの話

↓シアトルに行ったらワトソンケネディは絶対行って!

↓香港M&Sで買ったカクテル2本しか持ち帰らなかったことを激後悔したから

↓今回も、もちろんこのノートにまとめてる
