文化社会学の特集

 『社会学評論』の73巻4号(2023年)がオープンアクセスになった。特集「文化社会学の快楽と困難」が収録されている。

  • 藤田結子・祐成保志「特集『文化社会学の快楽と困難』によせて」

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  • 近森高明「文体(スタイル)としての文化社会学:井上俊の仕事から考える」

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  • 辻泉・谷本奈穂・工藤保則「『文化社会学的想像力』宣言」

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台湾のリベラリズムとナショナリズムのバランス

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 朝日新聞の李琴峰氏のインタビューより。

台湾では、自由や人権といった普遍的な価値観を掲げるリベラリズムの動きと、ナショナリズムの動きは密接に関わり合ってきましたが、衝突することもあります。そして両者が衝突した場合、優先されるのはいつもナショナリズムではないかという問題があります。

 

台湾の安保観

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 台湾の安保観に関して、毎日新聞で紹介された呉叡人氏のインタビューの中の興味深い指摘。

そもそも、台湾人の多くは日本の内政に興味がありません。安全保障環境の悪化から自国を守るための軍拡を疑問視する人も、ほとんどいません。日本での憲法9条改正や軍拡が右傾化とセットで批判される議論は、台湾人の常識では理解不能です。