阪神淡路大震災、もう27年が過ぎました。この1.17を色んな想いで迎えている方がいらっしゃると思います。　

　1995.1.17。私の住んでいる姫路は震源地から離れていましたが、それでも突き上げられる大きな揺れで目を覚ましました。当時高校3年生で受験生だった私は、震災の影響で入試日程が延期された大学を受験し、通うことが出来ました。もし震災がなければ別の学校に入学してました（この進路変更で、先に合格していた学校の入学金を無駄にしてしまった親不孝者です。）だからこの時期になると受験を思い出し、どちらの学校に行くかで全く違う人生を歩んでいたんだなと思うときがあります。出会う人、過ごす時間や場所、何もかも違ったんだろうなと。「たられば」の話をするのはあまり好きではありませんが、人生の分岐点がこんなにハッキリしていると思わず考えちゃいますね。

　神戸にある会社だし、私も震災の日の記憶が鮮明にあるので、毎年この日は震災についてブログを書こうとパソコンに向かってます。しかし、本当の怖さを知らない私が書いた文章で誰かに不快な思いをさせてしまったら申し訳ないなと下書きのまま1.17は通り過ぎていました。

　神戸市中央区の東遊園地で行われている「阪神淡路大震災1.17のつどい」。今年の文字は「忘」。これを見た時、このブログを読んで阪神淡路大震災のあの日のことを思い出す機会になればと思い、今年は投稿しようと思えました。忘れないように。よしっ、今夜は母と震災の話、大学入試の時の話（無駄にした入学金の話が出るのが申し訳なくて避けてました）をいっぱいしよっと！そして好きな道を選ばせてくれてありがとうと改めて伝えよう(*´▽｀*)