こんにちは。
気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴22年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。
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今日は娘アリスの誕生日だった。
「OO歳の誕生日おめでとう!」
と、OO歳と言うと、ちょっと気にする😰年齢である。
それでもオーストラリアでは、未だにティーンエイジャーに見られる事もある程の童顔なので、大学では教える側なのに、教えられる側と勘違いされたりする事もあるらしい。(生徒が年齢を聞いてビビる)
余りに若く見えるので、車を運転していて、無免許で運転していると勘違いされてポリスに停められた事も何度もあったらしい。(「子供が運転してるように見えます?」と言って、すかさずライセンスを見せる。ライセンスの年齢を確認して警察官がビビる)
バーに行っても身分証明書の提示を必ず求められるし...
でも、若く見えるだけで精神年齢はめっちゃ高い。
そして、とてもユニークな性格である。(日本語で言えば『個性的』)
「変わってるね。」
と言われると、
「ありがとう」
って言っちゃったりする所なんかは私と同じだったりする。(やっぱり親子ってことで😅)
アリス
さて、今朝、ゆっくり目に起きて来たアリスは、キッチン台に置いておいたバースデーカードに気付いた。
それを読んで、ウルウル😭していた。
アリスは私によく言ってくれる。
アリス:「I'm glad that you are my mum. Thank you for being my mum!(お母さんが私のお母さんでいてくれてよかった。ありがとう!)」
私も返す。
私:「Thank you for being my daughter!(私の娘でいてくれてありがとう!)」
DV元夫と別れた後、私とアリスは本当に支え合って生きて来た。
時に大きな喧嘩をしながらも、話し合って、親子関係を深めて来た。(うちらにとっては喧嘩も会話のうち~)
だから、今でもアリスは私と話をするのが好きである。
二人でカフェに行き、様々な話題に付いて話し合い、同意するところ、考え方の違いなどを認め合う。
なので、アリスの誕生日の今日は、いつもの山の上のカフェでコーヒー☕を飲む事からスタートした。
山の上のカフェ.クリスマスデコレーション
その後、ゴールドコーストの水源地、Hinze Dam(ヒンズダム)までドライブ。
ダムの上を歩いてみた。
以前ツアーガイドをしていた時にHinze Damのピクニックエリアでお茶をする事があったのだけど(15年程前)、その時のピクニックエリアに新しくダムの壁が作られていた。
私:「ここのピクニックエリアから見える景色を見ながら、モーニングティーを楽しんだんだよね。以前はボート競技の練習も出来たんだよ。あ、あそこの景色覚えてる。ピクニックエリアだったとこ、ちょこっと残ってる。」
アリス:「へ~。でも今じゃ、カンガルーのピクニックエリアになってるじゃん。」
私:「え?どこどこ?」
アリス:「あそこ。1,2,3...4匹いる。」
私:「あ、ホントだ~。今日はあんまり暑くないから、カンガルーも昼間っから出て来れるんだね。」
ちょっこっとだけ面影が残っていたそのピクニックエリアでは、カンガルーが数匹のんびりと草を食んでいた。
私:「平和だねぇ」(『ルパン三世カリオストロの城』のルパンのセリフ)
アリスに写真を撮ってもらった。
ヒンズダム
その後、スプリングブルックの山上(世界自然遺産地区)に上がり、その後、今度はBinna Burra(ビナバラ)地区の山上へドライブ。
途中から雨が降って来て、標高が高くなるにつれて霧が出て来た。
霧のビナバラ地区
所々で霧が途切れるのだけど、その霧の晴れ間にドライブしながら見える、山間に雲がかかる様子が何とも言えずに美しかった。
アーティストでもあるアリスは、その景色を見ながら言った。
アリス:「アタシ、やっぱり将来ここに住みたいわ~。この景色、ホント最高!」
私も、山は好きである。
山か海かのどちらかを選べ!と言われたら、恐らく山を選ぶだろうな、と思う。
ドライブを堪能して、山を下りて来た辺りで小腹が減って来た。
なので、先日見つけた、Burleigh Heads(バーレイヘッズ)にある日本の居酒屋風のお店に行ってみる事に。
木曜日なので、店はまだ空いていた。
純米酒の冷酒と、幾つかのつまみを頼んで
「Happy birthday」
アリス:「あ!この日本酒美味しい!」
私:「ホントだ!やっぱアタシ純米酒好きや~。さすが人気のあるお酒やね。来年日本に行ったら色々飲むぞ~。」
アリス:「私、梅酒が好き~!あ、梅酒あるかな、ここ...。あ、ある。」
私:「あ、ゆず梅酒なんてのもある。あ、ゆず酒だって。」
アリス:「え?ゆず梅酒?飲みたい!後で頼もう。」
駆けつけ一杯にアリスはジントニックを注文していたので、日本酒、ジントニックを先ず終わらせる事に。
普段家では殆ど飲まないので、たま~に飲むと直ぐにほろ酔いになる。🤩
そして、酔うとアリスは饒舌になる。
コロコロと笑いながら、二人で日本語と英語のちゃんぽんで会話を楽しんだ。
アリス:「ゆず梅酒とゆず酒、どっちにしようかな...。でも、梅酒好きだから、やっぱりゆず梅酒にする!」
その『ゆず梅酒』、めっちゃいけた。
私:「来年日本に行ったら、注文してばば(私の母)の所に配達して貰って、好きなだけ飲めばいいじゃん。」
アリス:「良いの?アタシ、箱で注文して日本にいる間ずっと飲むからね!ばばや叔父さんや叔母さん(父の弟夫婦)にも飲ませてあげたい!」
私:「じゃあ、今年出来なかった叔父さん米寿のお祝いで一緒に温泉に行く計画してるから、その時に持って行って、部屋で一緒に飲めばいいじゃん。」
アリス:「そうする~!」
私:「アリスが美味しそうに料理を食べたりお酒を飲んだりして話をする様子を見ている時の、ばばや叔父さんや叔母さんの嬉しそうな笑顔が今から想像できるわ~。楽しみだね~」
アリス:「だね!」
早めの時間に入店したので、食事が終わったのが7時だった。
店を出た後、
アリス:「今日は私の為にありがとう。本当に楽しかった。」
アリスはそう言ってハグをくれた。
私:「こんな事で喜んでくれて嬉しい。ありがとう。」
ただ、アリスの好きな山の上のカフェに行き、二人でコーヒーと会話を楽しみ、ドライブで会話と景色を堪能し、居酒屋でシメ。
だけど、二人で満喫したアリスのOO回目の誕生日だった。
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