こんにちは。

 

 気が付いたら、人生の半分以上オーストラリアに住んでる事になっていた、シングルマザー歴22年、リメディアルセラピスト、桔梗のブログの部屋へようこそ。おねがい

 

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マリーナのカフェ。空はもう夏空だ。

 



登場人物

 

私 一ノ関桔梗

母 ユリ

父 太郎(母の手紙の中では、私の一存で『虚人太郎(きょびとたろう)と記している

弟 ホオズキ

妹 イラクサ

 

 

 

 

 私が此の度、84才の老齢で離婚を決心するに至った理由を聞いていただきたくお願い申します。

 

 

 こう書き出した母の手紙。離婚を決意した母が弁護士にあてた、Vol 5、Vol 6 、Vol 7、Vol 8、Vol 9、Vol 10に続く母の告白。

 

 母は父の事を苗字、時に名前で手紙に記している。だが、私は此処では父の苗字を変えて書いていく。DV家族と同じ苗字をタイプし続けるのに嫌悪感を感じるからだ。

 なので父の名前は『一ノ関太郎』ではなく『虚人太郎(きょびとたろう)』として、記している。

 

 

 太郎は卑怯だ。普段私にそう感じているんならそれは自分の性格上理解出来る。正直に自分の気持ちで言うべきでしょう?

 私は結婚以来、虚人と生活して来た会話の無い、わからない虚人と言う人柄。

 義弟夫婦がYYに入る。千葉の家を売って、と宣言して来たのなら、今後の義弟の希望も聞き、私は虚人家から離れよう!と。

 HHH(私の実家のある町名)の家を離れたのは平成15年でした。

 此のあと、私は千葉県成田市に住みましたが、とにかく涙が出て心が晴れず、東京の娘(イラクサ)が、精神科の受診に連れて行ってくれて、診断としては付けられないが、とにかく好きな事をやってみなさい!とすすめられ、新勝寺の佛教図書館で法華経を読み、四国の遍路を歩いているうちに心が軽やかになりました。

 この時から虚人に離婚用紙を私の氏名・住所・印を押して3回送ったけど、何の連絡もありませんでした。

 平成26年3月、虚人が入院したという病院から、身元保証人の用紙を早く出すようにと東京の娘に連絡が来て、娘は介護の仕事で東京を離れられず、私がまだ妻であるがゆえに退院引き取り、この時から別居のまま、掃除、洗濯(夜具交換)、冷蔵庫内食品の腐敗整理掃除、草取りに出入りしていますが、先にも書いたように食品整理は喜びません。今もです。

 週一回位の訪問ですが、今は自転車もまだ使えますが歩けば30分位。自分の体力の減退を感ぜざるを得なくなりました。

 

 

  母の手紙は更に続く。

 この後は、別居18年の母が84才で離婚を決心させる原因の土地についての記述になる。これもDV家族のモラハラがよ~く判るストーリーなので、いつか書いてみようと思う。

 

 

 「太郎は卑怯だ!」という今日の書き出しの部分は、前回Vol10の母の手紙の最後の部分にあった「何これ?何でこの場で姉に謝るの?」から続いている。

 

 

 

 そう、私の父はとても卑怯なのである。

 

 母を責める時も、叔父を責める時も、そして今、私を責める時も、

 

父:「XXがそう言っていたんだ!」

 

というフレーズを良く使う。自分に『責任』という名の火の粉が降りかからないようにしているのだ。

 

 

父:「ホオズキが、桔梗は大嘘つきだって言ってたぞ!」

父:「イラクサが、桔梗のメールに俺を脅したって書いてあったって言ってたぞ。」

 

ってな感じだ。

 

 

私:「あ、そう、じゃあ、私がお父さんをどんな風に脅した?言ってみて。」

 

父:「...イラクサがメールにお前が俺を脅したって書いてあるって言ってたんだ!」

 

私:「だから、私、どんな風にお父さんを脅した?脅されたんだったら、覚えてるでしょ?言ってみて?」

 

父:「...」(貝になる)

 

私:「お父さん、私はお父さんの間違った言動や行動に意見を述べているだけです。自分の意に反する事を言われたら「脅された!」と言うのは、日本語の使い方が間違っています。日本語を勉強し直してください。!」

 

 

 父は自分がどうやって脅されたのか答えられない。

 

 完全な矛盾である。

 

 

 自分の書いた『介護従事協約』を母に否定された父が取った態度が、家族の前で私の伯母を持ち出して「姉さんに謝れむかっ!姉さんに謝れむかっむかっ!」と母を怒鳴りつけること。

 

 あの場所で何の関係も無い伯母の言葉を持ちだして「謝れむかっむかっ!」と怒鳴る父のこの行為は、典型的な精神的DV・モラハラ加害者の態度である。

 DV加害者の意図は、ただ単にパートナーを否定し自分より格下に置きたいだけなのだ。

 だから、相手の反論に返す言葉が見つからないとキレて相手を徹底的に貶す。 

 

 

 

 今の世は、夫婦はパートナーで平等の立場だ。

 

 「俺の方が稼いでるんだから、妻が家事や子育てやるのは当たり前だろ?」

 「嫁が夫の家族に従うのが当たり前でしょ!」 

 

 

 もし、あなたのパートナーやパートナーの家族がこんなことを言う人々だったら、それが日本だろうがオーストラリアだろうが、完全なモラハラ・DV家族である。

 

 義両親がこんな考え方をするようであれば、その息子も同じ傾向を持っている場合が多い。だから、結婚はチョット様子を見た方がいい。結婚してしまった後で後悔しても遅いからだ。

 

 不安に思ったことは、結婚前に相手にぶつけて話し合っておくべきだ。けれど、その話し合いが出来ないようなパートナーだと、主従関係で結婚生活を送らなければならなくなる。

 

 主従関係なんてそれこそモラハラ・DVだから、絶対に結婚はやめた方がいい。

 

 

 日本でも昔は『三従(サンジュウ)』といって『家にあっては父兄に従い、嫁(か)しては夫に従い、夫が死んだ後は子に従う』という男性中心の仏教や儒教道徳から生まれた女性道徳の教えがあった。

 

 DV男やDV家族はこんな教えを泣いて喜んで使うだろうが、今の世でこんなこと言う人間には、「脳みそアップデートした方がいいよ!」とはっきり言った方がいい。(しかし、同時に自分自身の脳みそもアップデートしていかなければならない。)

 

 「親を尊敬しろ」「年上を敬え」と言う前に、尊敬される親、尊敬される人間にならなければいけない。

 

 自分では尊敬される事を何一つしないで「尊敬しろ」と言われても、そんな教えは全く心に響かない。

 

 

 

 もし、DV被害者の方がこのブログを読んでいたら、私はこれだけは言いたい。

 

 あなたの家族があなたを非常識と言うのなら、「一緒にカウンセリングに行ってみましょう。そしたら、解決法が見つかるかも知れない。」と言ってみよう。

 

 DV家族は必ず言う。

 

 「何馬鹿な事言ってるんだムカムカ!お前(あなた)が悪いんだから、俺(私)はカウンセリングになんか行く必要は無いし、お前(あなた)が変われば解決すること。家庭の恥を世間に晒すなんてとんでもないムカムカムカムカ!!」

 

みたいなことを。

 

 

 でも、第三者と話さなければ自分がDV被害者である事に気付けないことが殆どだ。

 

 だから、自分がDVを受けているのかも?と疑ったら、何人もの第三者に状況を話してみよう。

 

 怪我をさせられたら病院に行って、本当のことを話そう。

 

 酷い暴力には警察を呼ぼう。

 

 お金が無かったら、無料相談にでも行ってみよう。

 

 とにかく色んな所に行って相談してみよう。

 

 そういった行動が、後に必ずDVの証拠として役に立つから。

 

 

 

 DV家族から解放されて自分の人生を歩んで欲しい。

 

 

 84歳の母も、そうやって自分をDV加害者から解放して旅立った。

 

 

 あなたに出来ないはずはない。

 

 

 

 

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