【新卒就活】最終面接で失敗しない役員への逆質問(内定実績あり)
就活の面接が苦手な23卒のあなたへ。
新卒採用の最終面接は絶対失敗したくないですよね。
社長や役員に対してどのような逆質問すれば、あなたの強みや入社意欲などを印象付けて、ぜひ採用したいと感じさせることができるかを解説します。
私や後輩たちの内定獲得実績もあるので、これを活用すればあなたも第一志望の内定を勝ち取ることができるでしょう。
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✅最終(役員)面接の事前準備
1)人事担当者にインタビューしよう
最終面接前に、可能であれば人事担当者(選考結果を電話等で連絡してくださる方)に面接官の人柄や内定を出しやすい学生の共通点についてインタビューを行いましょう。
社長、役員、人事部長など、面接官として出てくる相手それぞれの質問の傾向や好みの学生について聞くことができれば、事前に対策が立てやすくなります。
人事担当者に聞くのが難しいなら、ネットの就活体験談(23卒のもの)を検索するのもありですね。
2)強み・入社意欲アピールの切り口を考えよう
私流のやり方ですが、逆質問は「あなたが聞きたいことを聞く」だけの時間ではありません。
面接の最後に自分の強みや入社意欲をアピールするために有効活用することもできます。
そのために、逆質問をどのような切り口から行うかを考えておきましょう。
例として、私が就活生時代に逆質問を考えるときの切り口を紹介しますね。
1. 企業研究の量と質をアピール
以下の過程で収集した情報を元に逆質問を行う
✔積極的にOB・OG訪問を行って聞いた話
(どの部署の社員に何人あったか)
✔長期インターンシップ参加で得た学び
✔企業の公式メディアや取材記事等の内容
・公式ウェブサイト
・企業公式のオウンドメディア
・社長や役員のブログ、SNS
・雑誌等のインタビュー記事
2. 業界研究の深さをアピール
業界紙等から収集した情報を分析した上で逆質問を行う
✔志望業界でのここ最近のトレンドをもとに、
今後10年以内にこの業界はどう変わっていくかの仮説を立てる。
✔それを踏まえた上でどんな新規事業を行うべきか、
どこの市場を狙うべきかなど経営的視点から考察する。
3. 大学時代に身に付けた知識・スキルをアピール
在学中の実績をアピールした上で逆質問を行う
✔面接を受ける企業で役立てそうな研究室での研究内容
✔習得した国家資格
✔個人開発したWebアプリを公開し収益化に成功
✔Youtuberとしてチャンネル登録者〇〇万人達成
4. 人柄をアピール
人間性をアピールした上で逆質問を行う
✔激務でもめげない体力やストレス耐性がある。
✔インカレで全国優勝。目標達成能力がある。
例えば、これら4つのうちどの切り口からをアピールするかを決め、そこから逆算して逆質問を考えるといいでしょう。
3)複数の面接官に同じ逆質問をすると楽ちん
最終面接に複数の面接官が参加する場合、1人1人個別に逆質問を用意する必要はありません。
全員に同じ内容を聞いてOK。
同じ内容の逆質問について全員に聞いてそれぞれの立場・目線から答えてもらえばいいのです。
例えば「御社で成果をあげている社員に共通点はありますか」と逆質問するとしましょう。
その場合、役員それぞれの管轄部門で成果をあげている社員の実例を答えてもらうイメージです。
ちなみに、最終面接には社長・常務執行役員(営業本部長)・執行役員(製造本部長)・人事部長が面接官として出てくるとします。
あなたが営業職志望の場合、常務執行役員(営業本部長)に「成果をあげている社員の共通点」を聞くのは面接官側も納得するだろうが、仕事内容が違う執行役員(製造本部長)・人事部長にも同じ逆質問をしていいのかと戸惑うかもしれません。
結論から言うと(選考が職種別採用でない限り)大丈夫。
『私は営業をする上で、自分が売ることになる製品を開発する側の仕事内容や社員の気持ちについても理解を深めたいと考えています』
『志望職種以外の仕事について理解を深め、部門間のコミュニケーションロスをなくすことで全社一丸となって顧客に価値を届けられる人材になりたいので……』
逆質問の意図をこのように前置きした上で聞けば、違和感なく受け入れられると思います。
4)逆質問はメモを見ながら聞いてOK
逆質問の場合、メモを見ながら聞いてもOKです。
「いくつか質問を用意してきたのでメモを見てもよろしいでしょうか?」
「何か質問はありますか?」などと聞かれ、逆質問を行う場面になった段階でこのように断りを入れれば、高確率で許可をもらえます。
✅【面接官別】印象に残る効果的な逆質問
1)社長向け
✔創業時の苦労とやりがい(創業者の場合)
✔10年後の経営ビジョン
✔新規事業に挑戦する予定はあるか
✔既存事業の方向性や今後の展望
✔成長の要因は〇〇だと考えているが、社長視点ではどうか
経営者の視点に立ち、中長期的な目線での質問をするのがおすすめ。
また、業界を取り巻く昨今の流れや競合他社との関係性なども含めて、自分なりの仮説を持った上で質問するのが効果的です。
2)営業部長向け
営業部門の目標とその達成に向けた戦略などを聞くのがおすすめです。
✔ベンチマークしている企業はあるか
✔達成すべき目標は何か?KPIは?
✔目標達成のためにどんな戦略をとっているか
✔どんな顧客・市場をターゲットにしているか
✔営業マンにはどんな能力が求められるか
ベンチマークしている企業とは、この会社を越えたいと全社員が共通認識でもっている会社のことです。
例えば、人材業界ですと人材紹介(転職エージェント)も人材派遣も求人広告も「打倒リクルート」を掲げる会社が多い印象ですね。
3)製造部長向け
✔自社製品の強みや課題
(自分なりの仮説をぶつけた上で聞く)
✔競合他社との差別化戦略
✔製品開発で最も優先しているものは何か
(納期、品質、コスト、安全、利益など)
製品の開発部門やエンジニアが所属する技術部門などのトップには、このような質問が効果的でしょう。
4)人事部長向け
✔活躍している人材の共通点
✔採用で伸ばしたい自社の強み
✔採用で解決したい自社の弱み、課題
✔部署間の組織風土の違い
などについて聞くのが効果的です。
✅まとめ
✅最終(役員)面接の事前準備
1)人事担当者にインタビューしよう
2)強み・入社意欲アピールの切り口を考えよう
3)複数の面接官に同じ逆質問をすると楽ちん
4)逆質問はメモを見ながら聞いてOK
✅【面接官別】印象に残る効果的な逆質問
1)社長向け
2)営業部長向け
3)開発部長向け
4)人事部長向け
以上、『【新卒就活】最終面接で失敗しない役員への逆質問(内定実績あり)』でした。
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