先日、養護教育教員課程の大学4年生の方からインタビューを受けました
 
 
卒論を書くためです
 
 
「子どもの不登校を通して親子関係にどの様な変化があったのか」ということを聞きたいとのことでした
 
 
 
 
素晴らしい着眼点!!!
 
 
不登校は親子関係に大きな変化をもたらします
 
 
しかも、より良い方向に!
 
 
 
 
私の場合ですが、
それまでは、「親が子を育てる」という関係性の延長線(延長戦?)で
 
 
親が子に与える
 
親が子をしつける
 
という、立ち位置が親の方が上の様な感覚がありました
 
 
 
それが、子どもと共に、
体調を良くする方法を探し、色々なことを試行錯誤する中で
 
親も子も、初めて知ることに出会い
同じタイミングで氣付きを得ていく中で
 
 
立場が同等
 
むしろ、同じ目的を持つ「同志」の様になっていきました
 
 
 
 
そして、それまでは
ふたりとも社会に合わせて生きることばかり考えていたのが
 
「自分」に向き合うことの大切さを知ることになりました
 
 
親も子も、歳こそ違えど、その時から一緒にスタート
 
「自分らしさ探し」の始まりでした
 
 
 
もし、不登校という経験がなかったとしたら・・・・
 
 
社会に合わせて生きることが大事だと思っていた私たちは、
 
今のように、コロナが流行ったり、戦争の影が世界を包んでいくような時代のなかで
 
きっと、社会という不安定なものに振り回されて過ごしていたことでしょう
 
 
 
 
でも不登校という経験を通し、色々なことを知った今は、
 
ふたりとも、自分自身に軸を置き
 
自分の目の前にある幸せを、どんな時にも感じることができるように変わっています
 
 
たとえ困難なことが起きたとしても、その中から希望の光を見出す力はついているように思います
 
 
 

image

 

 

 

 
そして今回、私たち以外の他の親子さんも紹介することになりました
 
 
子どもの不登校という経験を通してどんな変化があったかを、しっかりと自分の言葉で話してくれそうな方を考えてご紹介しました
 
 
私たちあわーすが開いている、ホロアス講座の受講者さんで
 
受講後のシェア会などで、継続的に会っている方たちです
 
 
2~3名と指定があったのですが、候補者はたくさんいらっしゃって、その中から選ぶのは大変でした
 
 
そのくらい、受講された方は皆さん、ご自分の経験を前向きにしっかりと捉えられる様になっているからです
 
 
 
 
病氣もそうですが、一見ネガティブなことであっても、そこから得るものは多くあります
 
 
ホロアスを受講されてからも、皆さんご家族のことであったり、色々なことが起こります
 
 
しかし、皆さんそういった経験を軽やかに乗り越え
 
初めは、お子さんのことで何年も悩み
暗~くなっていた方たちも
 
今では、ご自身のやりたいことに挑戦し始めています
 
 
私と同じように、自分自身に向き合うための、かけがえのない経験だっと
みなさん思っていらっしゃるのではないでしょうか
 
 
声をかけた方は、皆さん「私でお役に立つことであれば」と、インタビューを快く引き受けてくださいました
 
 
他の方の役に立つためならば・・・という思いのある
本当に素晴らしい方ばかりです
 
 
 
 
そして、今回のインタビューでは、
子どもの方からもできれば話を聞きたいということでした
 
 
他のお母さんを紹介するにあたっては、最初「お子さんにインタビューするのは難しいかな?」と思い、とりあえずお母さんを紹介すればいいと思っていました
 
 
その時のLINE

 

 

このLINEに書いた様に、
同年代の子が“普通”にしている過ごし方ができていない自分に対して、
自分で◎をつけるのはなかなか難しいことなのです
 
 
小・中・高そして、大学や就職・・・
それ以降も同じで、
 
自分の進む道が見つかっていないうちは、なかなか自分に◎はつけにくい
 
 
 
 
それでも自分は大丈夫!という思いがなければ、なかなかインタビューは難しいはずです
 
 
 
それでも、もし受けてもらえたなら
それはそれでひとつの大きなきっかけになると思い、
 
 
お母さん方には、「できればお子さんのインタビューもしたいとのことです」と、一応声をかけさせてもらいました
 
 
 
 
すると、私の予想に反して、
「この親子さんは、ちょっと無理かな〜?」と思った方でも、「子どもに聞いてみる」というお返事をいただきました
 
 
まずは「インタビューを受けてみない?」と声をかけられる関係性ができているという証拠です
 
 
 
そして、顔出しなしならOKというお子さんもいらっしゃいました
 
ホロアス講座を受講する前までは引きこもって、「死にたい、死にたい」と言っていたというお子さんです
 
それが、見ず知らずの人からインタビューを受けるという、
どんな人でも緊張するような場面を快諾してくれたのです
 
 

他の人との関りに対して、心の扉が大きく開いている証拠だと思います

 
 
今回そのことを、お母さんも私も確認することができ、とても嬉しく思いました
 
 
 
image
 
 
 
 
ひとりひとり、お子さんにはそれぞれののペースがあります
 
インタビューが受けられるかどうかということが、すべてでもありません
 
 
 
ただ自分の氣持ちや感覚に蓋をして、周りが期待することに応じればいいというやり方は
もう時代遅れ
 
 
自分に合うものと合わないものを嗅ぎ分ける力をつけることが大切だと感じています
 
 
 
インタビューが苦手な人がいたって当然ですし
断ったっていいんです
 
 
ただ、そういうことからも
子どもと親の関係性の変化を感じることができたというお話でした
 
 
 
今回の卒論をまとめるということは、きっと若い学生さんにとっても素晴らしい経験になることと思います
 
 
影ながら応援しています
 
 
 
 ☆*:.。.  .。.:*☆・*・☆*:.。.  .。.:*☆
 
 
 

《 あわーすイベント 》

 

☆不登校・HSC・起立性調節障害・発達障がいのためのリーディング会

 

 

 

☆あわーすひろば

 

 

 

あわーすホームページ

 
 
 
 
 

参加してみました

良かったらポチっとお願いします

にほんブログ村 病気ブログ 起立性調節障害へ