こんにちは、アキュレイト行政書士法人です。
もう何週間か前のことになりますが、その日はいつもより遅くまで残業をしておりました。
どうにかその日の作業を終え、事務所を出たのは22時を過ぎていました。
緊急事態宣言下、空いている店もない中、駅前で若い外国人の女性に声をかけられました。
すみません、とカードを見せながら拙い日本語で話しかけてきます。
そのカードには「私は留学生です。生活が苦しいのでチョコレートを買ってください。」とありました。
女性の持つ紙袋の中には色とりどりのきれいにラッピングされたチョコレートがいくつも入っていました。
どこから来たの?と聞くと、フィリピンです。との答え。
フィリピン人のお客様の人懐こい笑顔を思い出し、500円のチョコレートを一つ買いました。
今、この状況下で彼女のように困っている外国人はたくさんいるのでしょう。
夜の駅前に一人で立ち、見知らぬ人間に声をかける、彼女の勇気を思い、もう一つくらい買えばよかったかな?と帰路の電車内で少し後悔しました。