ヘビに触らせてもらうのこと

小さなヘビを手に乗せたら、指にしっぽを絡めてくれた。

大きなヘビをそっと持ち上げたら、腕に体を巻き付けてくれた。

単純にバランスを取るための行為だとしても、ヘビさんが自ら寄り添おうとしてくれたときの感動がすごくい。それまで「ちょっと怖いかも」と思っていたことなんてはるか彼方に吹っ飛んで、一気に「大好き!」になってしまう。

それからはもう、どのヘビを見ても好意しか感じない。(毒をもったヘビとか、積極的に襲ってくるハブには注意が必要だけど)

そんじょそこらの大人のわたしがそうだったのだから、目の前で初めてヘビに触る子どもたちの心にも、「なんかすげー!」というような感情が湧き上がっているに違いない。

こういう経験がたくさんあれば、そのヒトの人生から「ろくに知りもせず嫌悪する対象」が減っていくんじゃないかしら。

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