何と今回、野口さんが とてもいい仕事をされました!
白井健三氏の4A観が素晴らしい!


羽生選手の4回転アクセルへの挑戦は、本当にかたずを飲んで見守らせていただいていますと話す白井氏

自身「捻り王子」とまで呼ばれた、捻りのプロフェッショナルですから、興味がないわけがないですよねv


白井氏いわく、フィギュアと体操は、

ひねり(横回転)をどう生み出し、どうコントロールするかが共通するものがありますとのこと

陸と氷の差はあれど、回転の理論は共通するとの見解です


羽生選手は、アクセルの前にかなり顔を止めてから跳ぶ、というイメージがあります

と、しっかり見てくれているのが分かりますv



その上で、

4回転までは「顔を動かさない」がセオリーですが、4回半ひねりに挑戦するときは、顔を動かすんですよ

おお!そうなんだ!


練習で、4回転半を成功させたことがあるという白井氏の提案は、ズバリ

「軸より、回れ」


羽生選手は、通常、右足を振り上げた瞬間に 左肩を開かないようにすることで回転軸を右側に保っている←これだと右手だけで回転を起こしていることになる


でも、そこで左肩を開いておいて、そこから回転を生むことで、通常以上の回転力が得られると白井氏は提案してくれているんですね


じゃあ、軸は? という疑問には、

そのとき作った軸を、着地で直す


着地で直す!

つまり、空中で軸が曲がっても、着氷時に調整出来れば問題ないんだよ、と


逆に、良い軸が取れた、と感じるときほど、新たな技はできません という発言にビックリです


陸上で数限りなく回り、実績を上げてきた人ならではの言葉が、

ちょっと自分のなかで「ヤバイ」と思うくらい変な感覚のときに、新しい技が成功するんです← この感じ、羽生選手には分かるのかな


白井氏からのアドバイス、きっと読んでいると思います

羽生選手のことですから、きちんと情報を整理して、氷上に落とし込んで うまく練習に生かしていくのではないでしょうか



普通ではない技術を使わないと、4回転アクセルはおそらくできません と白井氏は断言します

「人間のやる技じゃない」と言った内村選手同様、その難しさをしっかりと理解しているが故のコメントだと思います


他ジャンルのアスリートがよく分かってくれていることが嬉しいですね

(逆にフィギュア界には、4Aを「特別なものじゃない」と公言する方がいらっしゃいますから.... 誰とは言いませんが....汗)

 

この言葉は、白井氏から羽生選手へのエールですよね ↓↓↓

4回転アクセルにはお手本がない

だから、羽生選手は新たな教科書を書かなければならないし、書けると思います

新しい技は、やった本人が正解です。だから羽生選手のやった実施が、4回転アクセルの正解、となりますよね

きっと、羽生選手は、しっかりと受け取っていることと思います



あと、白井氏が4回転半を成功させたときの

踏み切りと同時にまわり始めるという回転のかけ方に変えてみたという跳び方が、

「上半身の始動が早い」内村選手のひねりの延長線上にあるのだとしたら、


羽生選手、今頃 かなり出来上がっているかも知れませんねv

↓↓↓




その白井氏から、メッセージがありました♪

 僕の動画を参考に見てくださっている← そうなんですね♪

体操界とフィギュア界との共鳴が、本当に素晴らしいと思います


未知の領域への挑戦、心から応援しています


ありがとう、白井さん!!



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