内容は、北京のリンクで 報道陣に挨拶をした羽生選手に、一旦は「最後感」を感じたが、今後も4回転アクセルへの思いを口にしたことで、今季の試合での成功が期待されるという ごく普通の内容でした
ただ、その「挨拶」に、私が初めて目にした言葉があったのです
今年2月の北京五輪では記者に向けて、“最後のお礼”をしていた。
ジュニア当時から取材してくださっている方もいますし、担当が変わってしまった方もいますが、この演技はもうみなさんに見てもらえないかなって思って。“それはそれでいいか”なんて思っていたんですけど、もし僕を取材することを選んでいただけるのであれば、やっぱりみなさんへの感謝の思いを込めたいなと思って、今までの道のりを滑っていました。こんな練習でも見ていただいて本当にありがとうございました
ここまでは、マガジンの高木さんの寄稿にも載っていたのですが、
羽生選手は、続けて、
僕はいつも誠意を持って対応してきたつもりですが、記事を書くことによってみなさんもいろんなことを言われたり、僕自身も傷ついたり、本当にいろいろあったと思います。ここまで羽生結弦という媒体をすごく大切にしてくださって、ここまで成長させてくださって、本当にありがとうございました
と、語ったといいます
寡聞にして、初めて目にした言葉でした
私だけなのかも知れませんが....
初めて知ったから、今、胸が潰れそうな気持ちです
羽生選手がいつも誠意を持って対応してきたことは、ほとんどの人は分かっています
だけど、この記者会見についても、あんなに言葉を尽くしてその必要性を説明したにもかかわらず、一部の人は、散々言いたい放題していましたね
メダリストでもないのに、と、その一点を非難の拠り所として....
そんな言葉が、この時耳に入っていたのでしょうか
ここまで誠実に、「誠意ある対応」をする人は他にいないのに.....
傷つきながら、
傷をつけられながら、それでもこの人は、
感謝するんですね
ここまで羽生結弦という媒体をすごく大切にしてくださって、ここまで成長させてくださって、本当にありがとうございました
こんな人、いないと思います
だからこそ、
幸せになって欲しい
幸せにならなきゃ
と、唐突に思いました
どうか、今季、氷上で、思いのままの演技をして欲しい
羽生選手が幸せになる場所は、やっぱりそこしかないから....
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