め組の人

疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。

日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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昨日は誕生日だった。

この辺の歳になると、自分が４６だか、４７だか、４８だかわからなくなる。

４７歳になっての初めての仕事は、肥桶を担ぐことだった。

しかし、４７歳になって肥桶を担いでいるなんて。

しかも、それを好き好んでやっているから、人生とはおもしろいものだ。

この歳も運にまみれた歳になりそうだ。

将来の畑の土にするために、二年前から私は自作のバイオトイレを利用している。

家族の中で私だけ家のトイレを使わない。

 

 

 

このバイオトイレのタンクは、２、３か月で満タンになる。

肥桶を運ぶとは、その溜まった自分のウンチを外のコンポストに移し替える作業だ。

本当ならば、もう少し前に移し替えておかねばならなかったが、生来のズボラでタンクが満杯になるまで放っておいてしまった。

バイオトイレのタンクは自分のウンチであふれんばかりだった。

なかなかの重さ。

コンポストには、他にも家から出た生ゴミを入れている。

勝手口に生ごみ廃棄用のタンクを用意しているのだが、これもあふれんばかりに満杯だった。

肥桶とともに生ゴミもコンポストに投入すると、コンポストがあふれんばかりに満杯になった。

２年がかりで、一基目のコンポストがついに満杯になった。

このまま１年くらい放置しておけば、勝手にいい土になるだろう。

ついでに２基目のコンポストも設置した。

コンポストを置く場所には瓦礫があり、そこにススキが生えていたので、それを整地しての作業となった。

ガラス片がたくさん落ちていたので、回収しながらの作業。

かつてのこの家の主はどこにでもゴミを捨てている。

ススキの根っこは鍬がなければ抜けない。

コンポストを設置するにも、簡単に置くだけで済まない。

さて。

この日は、妻が私のために夕食を用意してくれた。

リクエストのローストポークと、ドライフルーツのパウンドケーキだ。

思えば、毎年、妻に同じものをリクエストしている。

低温調理されたローストポーク。

これがまたおいしいのだ。

 

フルーツケーキもお店で売ってるものより、はるかにおいしい。

この４年間、誕生日はずっと同じメニューをリクエストしている。

来年もリクエストできるように、また作ってもらえるように、がんばろう。

妻に感謝を。

家族にも感謝を。

私は、この地をみなが心地良く毎日を過ごせる場所にしていく。

元気を与えられる、場所に、人にしていくのだ。

め組の人ならぬ恵みの人だ。

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ありがとうございます。