タイミング逃した感ありますが、せっかく詠んだので…
[799]
韓藍 振出音 蟋蟀 僅許 秋将知
からあゐの ふりいづこえの こほろぎは はつかばかりの あきをしるらむ
人には風流だと感じても「こほろぎ」は必死に鳴いているのでしょう
[800]
東 天丈夫 眺者 秋深去 吾知蹴
ひむかしの あまのますらを ながむれば あきふけゆくと われはしりける
オリオン座(冬の星座)が見える季節になりつつあります
もう「こほろぎ」の声も聞けなくなりそうです
冬は間近ですね
万葉の時代には「こほろぎ」って、「秋の夜に鳴く虫の総称」だったそうな。
歌詠み始めるまで知りませんでした。