文鳥のもちもちな毎日

はじめて飼う文鳥の飼育日記

シナモン文鳥さん 大規模修繕工事

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シナちゃんは、昨日から別のおうちに疎開しています。

というのも、住んでいるマンションの大規模修繕工事が始まったから。どう考えても家の中に逃げ場がないのです。

この工事、私が考えていたよりもはるかに大掛かりなもののようです。共用部分の屋根や廊下のウレタン防水工事と長尺シート交換、そして各住居のベランダの塗装とウレタン防水といったものを行います。

一度、担当の方に臭いはどんな感じになるか尋ねたところ、塗装<ウレタン防水<長尺シートのボンドの順で臭いが増していくとのこと。「夕方には揮発して緩和されるので、24時間換気さえ止めておけばお帰りになるころには大丈夫ですよ」、と。いやいやいや、うちには文鳥がいますんでっ。

上階施行時も臭いが降りてくるらしく、南北の窓での換気がどちらも確保できない事態も想定されます。

目張りして凌ぐにしても万が一に備えて目が離せないですし、1ヶ月半の工期を乗り切れる自信がないため避難することにしました。

住み慣れたお家を離れ、環境が変化することでのストレスも心配ですが、有機溶剤は吸ったら最後取り返しがつかないですからね。

お世話をするために自宅から毎日片道1時間通うことになりますが、がんばります。

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ちなみにここまでの工程はどうだったかというと、足場組みは頭から一斗缶をかぶせられ、ガンガン叩かれ続けているような音がしました。しかも、ずっと。文鳥一羽でその環境に置かれたら恐怖でしかないと思います。なんとか2人(1羽+1人)で乗り切りましたが、人間も激しい音に打ちのめされて何にも手につきませんでした。

下地調査はハンマーで外壁を叩いていました。自宅も含めて3フロアの調査中は、キツツキに襲われている木の中の虫のような気分でした。足場組み立てよりは小さい音ですが、やはり本能的に恐怖を感じました。

タイルを削るドリルも足場組み並みの音です。

作業中に1羽で留守番は、厳しいものがあるかなと、私は思いました。

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さて、シナちゃんです。昨日の移動後は、なかなか鳴き声も出さず怖そうにしていたのですが、今朝からは元気に鳴いたり呼んだりするようになり、ほんの少しだけケージの外まで出ることができました。

そして、手のひらから逃げ出さず、ほかほかの握り文鳥さんに!シナちゃんからしてみれば、この非常時に不謹慎なと言われそうですが、飼い主は棚からぼた餅的な幸せ時間を過ごすことができました。

夕方にはかなり環境に慣れ、本日2度目の握り文鳥の野望はキャルられ尽くして残念な結果に終わりましたが、ひとまず落ち着いてきてくれてホッとしています。