海外出向者のためのガイドブック

　国内では部下がいない人で、海外で初めて部下を持つ人は多いと思います。部下からの相談はあなたにとって貴重な体験です。また部下の人数が多いと相談件数も多くなりますので、効率的にアドバイスしていく必要があります。私が実践していた指導法を3つ紹介します。

�@報連相の仕方を教えておく。
　あなたが話を理解しやすい順番で部下が話してくれると部下の言いたいことがすぐわかると思います。またはわからない部分が少ないためこちらからの質問が少なくてすみます。
　最初に報告か相談か連絡かをいうように指導しておきます。また何について今から話すのか、話のタイトルをいってもらいます。
　自分の意見があれば先に結論をいってもらう。なければないと言うようにしてもらいます。
　そこから要点をかいつまんで話せる場合はそのまま話してもらい、要点がまとめられない場合は時系列に話しますと冒頭に述べて話してもらうようにします。
　このパターンで部下の困り毎はすぐに整理できるはずです。

�Aあなたの理解を整理して状況を図に示して、確認する。
　あなたの指導通りに語られた話はあなたが理解した通りに図に示します。不足した情報は図に示しながら、質問して埋めていきます。
　この作業を毎回やっていれば優秀な部下は初めから図示した相談内容を初めから見せてくれるようになります。

�B今すべきことと本来どうすべきだったかを話す。
　相談してきた部下とあなたは聞きたいことと言いたいことが異なっていることが多いです。相談者は今抱えている問題をとにかく解決したいと思っています。なので今すべきことを最初に聞きたいと思っています。
　あなたは根本対策をするとしたら本来どうすべきだったかを語りたくなると思います。その両方を伝えなければいけないので、『今からすべきこと』と『本来どうすべきか』の両方を今から言うことを伝えてください。
　そうしないと聞く方は最後まで聞くことができず成長の機会を失う可能性があります。
　話しは簡潔に述べることを意識してください。あなたの的確なコメントで部下は仕事がどんどん進められるはずです。











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海外出向準備のためゴルフ始めました。サブブログもよろしくお願いします。
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