コノフィツムの脱皮後にできた古皮を取るべきか・・・取らないべきか・・・取るならいつ?と悩まれている方おられませんか?
実際、私も、初めてコノフィツムの『花園』をお迎えして、1回目の脱皮をみた後、悩んだ経験があります。
◆コノフィツムの古皮について
Q、まず、脱皮後の古皮を取るべき?取らないべきか?
A、古皮は取るべきだと考えています。
(色んな本を読んだ結果取るべきだという結論に至りました。)
なぜ、取るべきかというと、下の写真のような染みができてしまうからです。古皮と花殻を残してしまうと、水やりの後に、古皮がついていた部分に茶色のシミができることがあり、せっかく可愛い姿なのに少し見苦しい姿になってしまいます。
Q、取るならいつ?
A、古皮取りの適期は、10〜12月ごろです。(ちょうど今の時期が適期ですね。)開花中でも作業は可能です。
◆このように脱皮のお手伝いをしてあげてください。(参考例)
1、茶色く枯れた古皮と花殻を確認
2、外側の古皮をゆっくり外す。(ピンセットを使う方がおすすめですが、外側は指でつまめば簡単に外すことができます。)
3、葉と葉の間にある古皮と花殻を外す。中側は外れにくいので、葉や茎を傷つけないようにするためにも、ピンセットを使い丁寧に取りはずす方が良いです。
4、古皮と花殻はずしが完了しました。
今回は、植えたまま古皮取りを行いましたが、鉢から抜いて用土を落としてからしっかり丁寧に取ってあげる方が完璧です。葉と葉の間ももっとガバッと広げられて取りやすいと思います。取れた後は、新しい用土で植え付けて作業完了。
◆コノフィツムの基本情報
原産地 :南アフリカ
増やし方:株分け、実生(種まき)
生長期 :冬型(夏に休眠して、冬に生育する)
特 徴 :なんといってもこのプリプリの肉厚のフォルムが魅力的ですね。高さ1〜8センチ、幅1〜10センチぐらいです。秋には花を咲かせるものが多いです。通常、年で1芽脱皮し、2芽になるので2倍になります。(脱皮して出てくると2つに分かれているという感じです。)
いかがでしたでしょうか?少しでも、誰かのお役に立てる記事になっていればと思います。ホームセンターやお花屋さんでもコノフィツムが並び出した今日このごろ。独特のフォルムと可愛いお花の魅力を楽しんでいただきたいです。