不登校・発達 子育てほんろう日記

小学生から不登校の次男。発達障害に不安障害。現在進行形の記録ブログです。

不登校での引きこもり。薬だけじゃ治らない。

引きこもり。薬だけでは回復しない

 

不登校でも子は育つ。

ここ数ヶ月、外へ出るのは通院時と先日夫と行ったキャンプのみ。

継続できる運動もお出かけもしなくなってしまいました。

 

とはいえ、趣味のギターとゲームは出来るし食欲は継続してあり、
背も体重も順調(?)に増えいつの間にやら私よりも大きく育ちました。

 

「ひきこもり」状態でも成長期!

 

不登校で「社交不安」

積極的に外へ出なくなってから数年。

さらに勉強や運動をしなくなって1年以上。

次男は精神科でセロトニンを増やすお薬(フルボキサミン)を処方されています。

うつ状態の改善や、社交不安症などに効果のある「抗うつ薬」です。

 

飲み始めて数ヶ月後1、2ヶ月ほどで効果は現れました。

次男はうつ状態はあまり見られないものの、外に対する「不安」があります。

不登校になってから歯医者も耳鼻科も行けなくなりました。

通っている精神科に行けているのは私と一緒に行く義務感からなのか、
ご褒美のラーメン屋に行けるからなのか、なんとか継続できています。
(ここは救いです)

 

 

薬を飲み始めてから数ヶ月後、勉強を再開したりギターやり始めたり昼食を作ってくれたり。
「意欲」の向上が見られました。

その頃の私は単純に薬の効果ってあるんだな、と驚いていました。

しかし自ら家の外へ出る事は出来ませんでした。

 

数ヶ月後の今は勉強の意欲も無くなってしまいました。

将来へ気持ちが向いたら、「不安」が一気に押し戻って来たように。

 

結局「不登校」や「引きこもり」って自らが治す意思が無いと回復しないのかな。

自ら回復を望まないと治らない。

そんな気がします。

 

1年前の写真を見て感じた事

1年前の写真の次男は今と変わらず笑顔でした。

完全不登校になって目の前のストレスからは解放されていた時でした。

 

あれからまた一年過ぎた現在。

毎日やる事といえば、「ゲーム」「ギター」「睡眠」。

 

午前中に起きる事も、

昼食を自ら進んで作ってくれることも、

家族で散歩することも、筋トレすることも、

夫と近所の銭湯へ出かけることも、

山登りへ出かけることも、無くなりました。

 

無い、無いずくし。

 

薬の効果切れてない?

1年前よりも悪くなっていない?

見守っているだけでは回復しない?

と不安になるレベルです。

 

だけど、1年前にで出来ていた事が出来なくなった代わりに

「自分で考えて行動する」

事が増えたのではないか?と気づきました。

 

1年前、次男がフリースクールの見学や入学に行ってくれていたのは

「私を安心させるため」でした。

結果、本心から行きたいと思っていなかったのですぐに辞める事にもなりました。

 

そんな誰かの指令で動いていた次男。

今は自らの意思でしか動かなくなりました。

 

「筋トレをやめる」→親に運動しろと言われたのでやっていたが、
今はやる必要を感じていないのでやらない。

 

「朝起きる」→親に起こされていたので起きていたが、今は起されないし、
特に朝にやる事がない、夜の方が集中できるので起きない。

 

「お手伝いをする」→お金に困ってい無い。

 

「勉強を頑張る」→親にやれと言われないのでやらない。
プレッシャーによる現実逃避。

 

「夫に誘われたから山登りにに行く」→実は行きたく無いけど夫を喜ばせるため頑張って行っていた。
まだ夫には「行かない」とはっきり言えないから当日「ドタキャン」。

 

こうやって考えてみると、良いか悪いか分からない事もありますが、

少なくとも「自立心」は育っている気がします。

 

いわゆる一般的な中学生。反抗期。

不登校、引きこもり、の理由だけではなく、

人にあれこれ言われるのが嫌な時期でもあります。

 

やっぱり、親の出来る事は見守るのみ。

何か彼からアクションが無い限り。

家の中で安心して過ごし、笑い、毎日のご飯を楽しみにしてくれている次男。

それだけで十分親の責任は果たせているのかな。

そう考えて毎日を淡々と過ごします。

 

彼の成長を信じて。

来年の今頃は何をしているのかな。

 

 

今日はここまで。

 

 

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少しでも共感・参考になれば幸いです。

 

 

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