不登校・発達 子育てほんろう日記

小学生から不登校の次男。発達障害に不安障害。現在進行形の記録ブログです。

ゲーム依存?中毒?不登校中学生。

不登校の子はゲーム依存?

 

不登校のゲーム・ネットは、安全の欲求が満たされている

うちの次男は小学校5年生の初めから不登校です。

家にいる時間はほぼ、寝ているか食べているかゲーム・ネットをしているか。

 

マズローの欲求5段階説」というのがあります。

kodomomama3.hatenablog.com

そのピラミッドの一番底の階層が生理的欲求で「食事」「睡眠」など。

そこが満たされている状態で初めて次の階層、安全の欲求に至ります。

不登校で毎日ゲームやネットばかりをしている子供は、この階層にいることが多いです。

「ゲームをできる=安心できる環境」

という事ですね。

 

ここから上の階層、社会的欲求に至れれば社会復帰も目に見えてくるのですが、ここからが中々上に上がれない子が多いのではないでしょうか。

次男もそのうちの一人。何年もこの階層に鎮座しています。

不登校からくる孤独感や、社会から断絶している事に対する不安を紛らわすために、ゲーム・ネットにハマるんですね。

 

つまり、

不登校は毎日ゲームやネットばかりしてダラダラしてる!!

という訳では無いんです。

毎日不安に押しつぶされないように、ゲームやネットをして身を守っているのです。

だから、

不登校になったばかりのお子さんがゲームばかり!

とお嘆きの保護者の方には是非知ってほしい。

家にいるという事で身の安全を確保できた不登校の子から、

「ゲーム・ネット」を奪わないで下さい。

それを奪ったからといって、決して勉強はしません。

 

とはいえゲーム中毒・ネット中毒が怖い・・・

好きにさせていたら中毒になって廃人になってしまう・・・、

と不安になるかもしれません。

私もそのうちの一人です。

だけど、結論から言うと、大丈夫。

私が子供にほぼ干渉しなくなって、毎日好きにさせました。

kodomomama3.hatenablog.com

ゲームを何時間しようが、ネットばかり見ようが制限はしません。

すると、不登校の子供から「怒り」が消え、「笑顔」が増えました。

安心できる環境で、心が安定しました。

それって、何よりでは?

 

それと、大事なことは、

それプラスα(親の役目)です。

 

好きにさせる事プラスα不登校の子に大事な事。

不登校は、

子供自身が回復しようとしないと回復しないんです。

周りがいくらゲームを止めさせよう、勉強させよう、学校へ復帰させよう、としても無駄な努力に終わるか悪化するだけです。

かえって体調(精神)を悪くし、安全の欲求さえも満たされなくなります。

つまり、不登校(引きこもり)の回復から余計に遠ざかるだけですよ。と。

 

ゲームばかり好きにさせて、放置で良いの?どうすれば良いの?の疑問。

 

プラスαの親の役目は・・・

 

  • 子供を信じて下さい。
  • 子供と向き合って親子関係の回復をする努力をして下さい。
  • 子供と話して下さい。

何にもしなくても、糞して(!)寝てるだけでも

子供の事を大事に思っているということを伝えて下さい。

  • 子供に美味しいご飯を用意して下さい。
  • 安心して引きこもれる環境を整えて下さい。

 

以上が出来てから、何年もかかって不登校は回復していくと思われます。

次男もまだまだ回復には程遠いですが、兆しは見えます。

 

矛盾するようですが、

子供の事は「諦めないで」親が期待する事は「諦めて」。

待つのみ。

のんびりと楽しく毎日を過ごしましょう。

・・・と、私自身にも毎日言い聞かせて。

 

 

今日はここまで。

 

 

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