気まま添乗員の街角トラベル:上賀茂神社 2021/11/某日
その1週間は、晴れなのに「にわか雨」
かなり大雨なのに「陽光がさしている」
狐の嫁入りといいますが、
一体何千匹、嫁入りしたのでしょうか(笑)
快晴になったので、お出かけしましょう。
雷さん、または龍神さん
神の山、と書いて「こうやま」神山をご神体とする神社です。
ノーベル賞を取った教授がいる大学が、その山のあたりにあります。
(神域はもっと奥)
神楽奉納のための御殿の周りに、
今日は市民の「手作り市」開催中。
ここだけじゃないですよ、
ここから御殿の奥の関係者駐車場、
左手の奥の広場まで、
結構な出店数でした。
ややこしい雨が上がってよかったです。
足元は少しぬかるんでいます。
気をつけて歩きましょう。
真夏はどこかへ涼みにいかれる神馬さまです
穏やかな良い表情でしょう。
(何代目かなあ、この子で)
奥の鳥居の手前左側、小屋の中で過ごされています。
平日の昼間はたいてい暇そうにしている馬さんです。
今日はすごい人だかりで、
携帯カメラで撮影されまくり、
ちょっと疲れたかなあ。可哀想に。
今日、手作り市だけではなかったのです。
七五三、ご祈祷、神前結婚式、
大祓い行事の護摩木を売り上げたり、
どこも順番待ちの行列で。
一体どこからこんなに人があふれて出てくるのか、
本当にミステリー。
神前結婚式は、この中が会場です。
先のカップルとご家族たちが出てくるのを待って、
次のご一行様が階段を上がって、
挙式の祝詞をあげて、
緋毛氈の階段を、白無垢の新婦さんがこけそうになっております。
もちろんそこは、新郎さんのヘルプが💛
良い風景ですね。
境内のいたるところで、お色直しや撮影部隊まで、
今日は婚礼ラッシュ?
上賀茂神社のご祈祷はいろいろあります。
この日は、御手洗にまでゆずのアレンジが。
普段は何もないすすぎの場所ですから、
びっくりですよ~ 思わず写真撮りましたが
こちらでお口と両手を清めて進みます。
コロナ対策のため、ひしゃくは置いていません。
平安時代の神殿造そのまんまですよね、
中に入れるのは、神官(宮司)と
ご祈祷の手続きをしたお客様だけです。
申し込み順番で、中の待合室で待ちますが、
この建物は古くて、
中の展示品が素晴らしいのですが、
撮影はできません。
大きな太鼓の呼び出しで、
奥の祈祷の間に案内されます。
神棚の前に、「ぬさ」のデカいのが置かれていて、
最後に払ってくれる動作に使うのです。
ぬさ「幣」白い紙が、ほら、
わらわらとついているやつ。
英語教室開講の頃は、「商売繁盛」
息子のことや義理の両親のアルツハイマーには、「家内安全」
息子のお宮参り、七五三、家族の厄年に厄払い。
オールマイティでいいのかな。
地元の人は、京都の市内では1番の一宮(いちのみや)ですって。
ちょっとだけ、不思議な話を。
何年か前です。
実家の母が、鴨川沿いに住んでおりまして、
夢を見ました。
父が亡くなって直後で、
仏壇に「お父さん夢に出てきてよ」なんて、
取りすがって泣いていた母の夢に、
上賀茂の神様が、出たといいます。
「みずら」というヘアースタイルの、
大和朝廷時代のファッションで、
中年の男の人が、
ピンク色の雲に乗って、部屋の中まで入ってきたそうです。
いわく、
「困っていることはないか?
イジメられておらんか?」
両脇に、羽衣の天女様たちまで引き連れていたそうですよ。
良いなあ。
私も会いたいなあ。