あの橋の畔(たもと)で  近藤正臣、大谷直子主演 もう一度見たいテレビドラマ

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もう一度見たいテレビドラマで、思い浮かぶドラマのタイトルはあの橋の畔(たもと)

主題歌は渚ゆう子さんの「めぐり逢い」でした。
失恋の歌ですが、ほんの少しカラッとしていて大谷直子さん演じる潔い雰囲気の女性にあっていたように思います。

主演は近藤正臣さんと大谷直子さん。
大谷直子さんが体調を崩され途中から、御影京子さんに変わってしまいました。

ストーリーは、正直全く覚えていないのですが、
恋というものはこういうものなのねと、子ども心(?)にときめいたことを覚えています。

なにより、主演の近藤正臣さんがカッコよかった。
美男、イケメン、男前、キラキラ輝いていました。
大谷直子さんの美しかったこと。
なんともカッコいい美しさだったのです。
男前美女という表現が適切かどうかは、わかりませんが、ナヨナヨした女ではなく、芯の通った強さを感じました。

ときめき、という言葉を知らない時期に、ときめきというものを感じたのも、きっとこのドラマだったように思います。

コンドーです!近藤正臣さんと、清潔感溢れた美しさがただよう大谷直子さんは当時、キラキラに輝いていました。このドラマで覚えていることといえば、冒頭のシーンで真っ赤なりんごがたくさん階段から転がり落ちるところ。落としたのがどちらで、拾ってあげたのがどちらかも覚えていません。でも二人でひろい集め、見つめ合う、そしてちょっと微笑んだような微笑んでいないような・・・。

衝撃的なシーンでした。鮮明に覚えているのはそれぐらいなのです。

子どもながらにハラハラ・ドキドキ。当時流行りの「すれ違いドラマ」であったことも薄っすらと記憶に残っています。たったそれだけで、こんなに見たいと思うのは我ながら不思議です。

物語は、毎回、階段からたくさんのりんごが転がり落ちてくるところから始まります。
そう、りんご落下シーンがイントロでした。

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りんごがたくさんこぼれ落ちる インパクトあるイントロシーン

袋に入っていたりんごがこぼれ落ちてしまうのです。
大谷直子さんが落としてしまうというシーンです。紙袋が破れたのか?紙袋からあふれ出たのか?

それを近藤正臣さんが見上げていたような、拾ってあげたような・・・拾って手渡したのかどうかは定かではありません。

あんなにたくさんのりんごを拾ってもらったとしても、受け止めるには多すぎ。あの沢山のりんごはいったいどうなったんだろう?
まったくのうろ覚えなのに、あのりんごはとても印象的でした。

全部で何個ぐらい転がっていたんでしょうか。
かなり大量にごんごろごろごろ転がっておりました。

あんなに一人で持てるわけないじゃないか?
紙袋ならせいぜい数十個でしょうに。
あれは手品だったの?
あの紙袋にあんな数のりんごが入っているはずない!

当時の演出で、あれはオッケーだったのですね。

真っ赤なりんご落ちる、ということ、すなわち堕ちるという演出なんだろうと思ったことを記憶しています。

これでもか、というぐらいのすれ違いドラマに心ときめく

「 コンドーです 」とニヒルな表情と声、そしてサラサラのヘアスタイルがとてもカッコよかった近藤正臣さんと、聡明な美しさと潔さがなんともかっこよかった大谷直子さんのすれ違いが、もどかしかったことを記憶しています。

そんなすれちがいの恋の話を必死に見ていたように思います。

大谷直子さんが体調を崩されたことから女優がチェンジしてしまったことが、なんとも悔しく、残念に感じたことも覚えています。

ドラマの主役が変わることもあるんだ~、と妙に納得したものでした。

あのドラマを、今見たら、どう感じるのかしら。
やっぱり、ときめくんでしょうか?

それとも、なんじゃこりゃ? こんなのには響かないわ、と思うのか・・・。

あんなキザでカッコつけた男、今はいない気がします。
いたらちょっと笑ってしまいそう。それも時代なのかも。

原作は菊田一夫 朝ドラでチラッと出てきてドキッ

原作は、朝ドラ「エール」にも登場していた菊田一夫さん。映画では、古関裕而さんが音楽担当。

朝ドラ「エール」を見ていたときに「君の名は」のことや、すれ違いドラマの話でおそらく「あの橋の畔で」の話ではないだろうか、というシーンが出てきたときはドキッとしました。

あの橋の畔(たもと)での近藤正臣さんと大谷直子さんがDVDで見れる!

あの時代のあのドラマがこうして記念企画で発売されるとは!

あのりんごが落ちる冒頭シーン、近藤正臣さんのかっこよさ、大谷直子さんの美しさ、
もう一度見てみたい!

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