日本は安い国になってしまった。
円安で輸入価格が高騰。
食料自給率の低い日本の食料品への影響は大きい。
餃子の王将の餃子が220円から240円に値上げになった。
キリンビールの「一番搾り」も10%程度の値上げになる。
サッポロビールの黒ラベルが217円程度から230~240円程度に値上げになる。
サントリービールの「ザ・プレミアム・モルツ」は258円程度から275円程度に値上がりする。
富士そばの天ぷらそば490円に値上げ。
いいだしたら、キリがない。
日銀の黒田総裁は物価上昇率2%を達成するために、異次元の金融緩和政策をとってきた。
でも、これだけ値上げが相次いでるのだから、物価上昇率2%を軽く超えてると思う。
実際、2022年5月20日公表された4月の消費者物価指数は、2.5%で2%を超えている。
今まで、日銀は、デフレ脱却のために、異次元の金融緩和政策をすすめていると説明してきた。
だから、消費者物価指数に焦点を当てて、今後の金融政策について説明すべきだ。
なのに、ニュースで報道されている内容は、この点が明確でない。
だから、わかりにくい。
このままでは、日本はもっと安い国になってしまう。
日本国民にとっては、冗談ではない話。
でも、外国人旅行者にとっては、よい話だ。
資産を日本円だけ持っておくと 長い目で見ればリスクとなる。
資産の一部をドルや米国株で保有することで 円安による資産の目減りリスクに備えることができます。
円安が進行してしまった今、米国株投資をはじめにくいです。
ですが、長い目で考えて、今からでも少しずつ日本円の資産を減していくべきだと思います。