ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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走行の安定性を求めて

 表題に関しましては筆者の経験上、モーター搭載車両とともにトレーラー用車両の走行も安定しているのが望ましいようです。筆者の場合トレーラー用車両はピボット車輪を用いることでほぼ解決できています。ところがモーター搭載車両は様々な要素が加わるため筆者の力量では述べにくいです。そして「親亀こけたら・・・・・・」の様になりたくないので、筆者の鉄道模型における動力方式は日本型車両の場合、ウォーム連動(筆者の場合MPギヤだけとは限りません)、インサイドギヤ、パワートラックのいずれかです。さらに、今後の部品供給を考えるとウォーム連動が無難と考えています。(ウォームとギヤがペアで販売されていることも承知していますが、入手を考えると筆者の場合実質通販一択となります。)
 
 筆者にとって2022年7月末時点にてモーター搭載車両における走行の安定性は以下のようです。
 
  ウォーム連動 > インサイドギヤ > パワートラック
 
 インサイドギヤの場合ギヤの噛みあわせの調節が必要で、「ゆるからず、かたからず」の頃合いを的確に見つけると特段のメンテナンスを必要とすることなく安定した走行を見せています。(ここではウォーム・ギヤ比を述べることは割愛します。)この場合ウォーム・ギヤに摩耗が生じる(細くなる)までひとまず大丈夫のようです。(そのため原則としてウォーム・ギヤともに金属製を使用しています。[注])パワートラックの場合その寸法上コンパクトに収めているため、或るパーツの位置が少しずれると走行が滑らかでなくなり注意を要します。(筆者の場合これに加えてより一層の安定走行を目指している段階です。)
 
 パワートラックのさらに気になる点は数分の走行でモーターが発熱してしまうことで、ある意味安定した走行とはいえないでしょう。(このようなときは速度がやや遅く(さらには車輪が空転していることもあります)、モーターの回転はそれなりにあるのですがそれが車輪に適切に伝わっていないようです。)その場合は該当するモーター搭載車両における原因を取り除いて再び走行させ(単車の場合これにて何とか対処可能)、それでも(編成単位かつ数分の走行にて)モーターが発熱すればトレーラー用車両の転がり抵抗を取り除く作業を行います。その結果モーターが発熱しないことを確認できれば筆者は「安定した走行」とみなします。(ただし速度に関しては電圧を変化させることで「速すぎずかつ遅すぎず」のところを見出していきます。)
 
 走行の安定性を考えると動力方式は一つにまとめるのがある意味良いのでしょう。一方で「失敗したときのリスク」を考えると複数の動力方式を採用するのが良いようにも思えるのです。(またそれらの比率に気をつけるのも望ましいかもしれません。)その上で各々の方式における長所・問題点を把握してそれぞれに見合った安定性を求めるのが遠回りのようで全体的には良いようです。
 
[注] かつてウォーム・ギアとも樹脂製に置き換えたところウォームが削れてしまった経験がありました。(事前の点検では噛みあわせに問題がなかったのです。)商品によっては金属製・樹脂製との組み合わせもあり、この場合ウォーム・ギヤに摩耗が生じていないので今のところ問題なしとみなしています。
 
 今回は文章だけですが最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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