【ドラレコの取り付け方】ケンウッドの前後2カメラを自分でつけてみた

5年以上使ったドラレコからエラーが出るようになったウシ(@usiwaka125)です。




これを機に前カメラのみから前後カメラに付け替えました。

どうやらカーショップでやってもらうと2~3万円かかるらしい。

セルフなら工賃0円!ってことで器用な旦那の出番です。

こんな人におすすめ
  • ドラレコの選び方を知りたい
  • ドラレコを自分でつけたい
  • なるべく安くドラレコを設置したい
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ドライブレコーダーの選び方

ドライブレコーダーの選び方
  • 前後2カメラが人気
  • フルHD以上、200万画素以上
  • HDR/MDR機能搭載
  • LED信号機対応
  • 水平画角120度以上
  • Gセンサー記録機能
  • (必要に応じて)駐車監視機能、microSDカード

カメラの数

売れ筋は前後2カメラです。

人気の秘訣は性能と費用を考えるとコスパがいいから



360度もあるけど、1台では後方の撮影範囲が狭く見えづらい欠点があります。

そのためリアカメラを追加するなどして対策します。

結局2カメラにするなら高画質でコスパの良い前後タイプでいいんじゃないか、と個人的には思ってます。

カメラの性能

画質はフルHD以上のもの。

200万画素以上を目安に選びます。




撮影範囲は広い方が安心です。

横の撮影範囲は水平画角が重要で、108度以上。

より広範囲が希望なら120度以上の水平画角が撮影できるカメラとなります。




さらに夜間は黒つぶれや白飛びに注意です。

HDR/MDR機能が搭載されていれば夜間でもきれいに撮影できますし、黒つぶれや白飛び、逆光やトンネルでの明暗差などを自動補正してくれます。




また、信号が撮影できるように"LED信号機対応"と記載されているものが良いですね。

関連記事 車の修理まとめ記事に戻る

駐車監視機能

駐車場でのトラブルに役立ちます。

  • 周囲の治安が悪い
  • 新車や盗難されやすい車種に乗っている
  • コインパーキングのような人の出入りが自由な駐車場をよく利用する
  • 駐車中も安心したい


上記に当てはまるなら駐車監視機能付きがおすすめ
です。


録画開始のタイミングはタイプのよりけりです。

駐車監視機能の録画3タイプ
  1. 衝撃を感知して録画開始するタイプ
  2. 常に撮影して衝撃を感知したら動画を保存するタイプ
  3. 動体を検知して録画するタイプ

駐車監視機能のバッテリーあがりリスクについては後述します。

Gセンサー記録機能

衝撃を検知すると前後の映像を上書きされない場所に保存してくれる機能です。

大事な証拠映像を確実に残したいならGセンサー記録機能付きを選びましょう。

microSDカード付属

本体にmicroSDカードが付属されているものを選びましょう。

最近は16GBか32GBの付属が一般的ですけどね。

microSDカードがないと録画ができません。

家にmicroSDカードがあるならなくても大丈夫です。

よく売れている前後タイプのドライブレコーダー

コムテック ZDR035

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¥23,800 (2024/04/25 20:02:51時点 楽天市場調べ-詳細)


ZDR035 国内最大手のコムテック社が提供する前後2カメラ高画質ドライブレコーダー
仕様

●前後ともに200万画素の高画質

●夜間の映像をより鮮明に記録できるSTARVIS搭載

●超広角レンズで広範囲が撮影可能

●全国のLDE信号機に対応

●32GBのSDカード付属

●ノイズ対策済み

●GPS機能あり

●衝突録画機能あり

●駐車監視機能(オプション)あり

●製品保証3年

楽天市場でケンウッドのドラレコを購入

上の条件を満たし、なお且つセールだったので買いました。


買ったドライブレコーダー

ケンウッド DRV-MR450

DRV-MA450 現在は生産終了
仕様

●前後2カメラタイプ

●前:水平122°垂直63° 対角150°、HDR搭載

●後:水平100°垂直52° 対角111°

●前後とも207万画素フルHD

●駐車監視録画機能つき(別売り品必要)

●Gセンサー搭載

●microSDHCカード 16GB~32GB対応

●運転支援機能つき

付属品

  • 車外後方撮影用カメラ(ブラケット付き)
  • シガープラグコード3.5m
  • 車外後方撮影用カメラケーブル8.0m
  • メインユニット取付ブラケット(両面テープ)
  • アダプター付きmicroSDHCカード(16GB)
  • 保証書
  • 取扱説明書

手順と取付イメージ

手順
  1. リアカメラの配線・取付
  2. フロントカメラの配線・取付
  3. OBD2より電源をとる

①と②はどちらからでもOK

難易度が低いのは前カメラ

下図のように前後カメラを配線でつなぎます。

じゃないと録画できないので。


カメラの配線イメージ図

出典元:ケンウッド DRV-MR450 取扱説明書



やってみたらカバーが固すぎて外せなかったため、赤線のように配線しました。

説明書通りじゃなくても配線がつながってれば問題ありません。




次に電源。

最も簡単なのはシガーソケットから電源をとる方法です。

差し込むだけなので初心者でも安全なのがメリット。

デメリットは配線が見えること。


今回は配線をスッキリさせたいのでOBD2端子接続したシガーソケットから電源をとってます。

工具の紹介

内張りはがし

マイナスドライバーでも代用可能だが、ケガ防止や車をきずつけないためにも使った方が無難

今回はピラーや窓枠のゴムをはがすのに使用

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電源ソケット

ロック機能付きだから抜ける心配がありません




エーモン プラグロック式電源ソケット

ロック機能付きだから抜ける心配がありません

前後2カメラの取り付け方

リアカメラの取り付け方

まずは前後の2カメラをつなげる配線から始めます

ケーブルが太いほど配線センスが問われる。





助手席側のBピラー(車体中央部の柱)にリアカメラへのケーブルを通します。





Bピラーを浮かせて無事通過。





ウエザーストリップ(窓枠のゴムみたいなの)を外し、ケーブルを隠します。





ウエザーストリップを指で押しながら元に戻しつつ、ケーブルを収納。

これで見た目も美しく仕上がります。





次に後部座席へ移動して、車体後部のCピラーの中にケーブルを通します。





リアガラスの熱線をよけ、両面テープでリアカメラを固定します。

両面テープには熱線を避けるための隙間があります。





写真の赤線のようにCピラーからリアカメラまで配線しました。

ケーブルはリアガラスの上側に隠してます。

これで配線の半分が終了です。

フロントカメラの取り付け方

残り前部分をやっていきます。

リアカメラと同様、Bピラーから助手席窓の上にケーブルを隠してAピラーに配線しました。





問題は8mの長いケーブル。

どうやって収納しよう。





余分なケーブルは助手席のAピラーに丸めて収納しました。





カバーを戻せばスッキリ。





あとはフロントガラスの上側にケーブルを這わせ、フロントカメラにケーブルを接続します。

これでカメラの配線は完了。

関連記事 自分でつけたら費用は1.5万円でした

OBD2から電源を取る

OBD2とは

自動車の自己診断機能のことです。

車にはコンピューターが搭載されており、色んなデータを電子制御しています。

その通信や記録を担当するシステムがOBD2。

本機への電源供給に加え、エンジン状態や車速、燃費など車両情報を取得、管理してくれます。





中央に映っている先端が透明な小さなピン2本がOBD2に繋がっています。

ここから電源をとることにしました。





買ったけど使ってないエーモンの電源ソケットを使いました。

ドラレコがシガーソケット対応なのでOBD2にシガーソケットを接続して電源をとります。





ボディアースにアースを接続。





OBD2とシガーソケットコネクターを接続。





最後にドライブレコーダーのシガーソケット差し込み口をOBD2から電源と取り出したシガーソケットに差し込みます。

これでドライブレコーダーに電源が供給されました。

試しにエンジンをつけて確認。

問題なし。

あとはハンドル下の配線をきれいに収納したら全行程完了です。

【余談】OBD2はバッテリーがあがりやすい

うちは駐車監視機能を使ってません。

理由は2つ。

①車の価値がほぼない(古い)

②車のバッテリーあがりのリスクがある


①はまぁ、中古車で10年も乗ってれば車自体の価格なんてほぼないわけです。

もし傷つけられたり盗難されても新しい車を買おうと割り切れます。





問題は②のバッテリーあがりのリスクです。

"OBD2からドラレコの電源をとったらバッテリーがあがった"という情報があります。

このバッテリーあがりの原因は、OBD2の電源の仕組みが関係してます。

OBD2は常時電源であり、電源を受け取る電源端子によって電力を消費します。

車のエンジンをきったとしてもバッテリー電源を消費しつづけます。

そこで駐車中に電力消費するものを付け足せば必然的にバッテリーの消耗も激しくなります。

過去にヘッドライトをつけっぱなしにしてバッテリーがあがった経験がありますけど、それと同じです。

待機電流の許容値が低い車種だとなりやすいと言えます。

あとはドライブレコーダーが駐車監視時の消費電力次第。

ドライブレコーダーのレビューに「バッテリーがあがった」と書いてあれば要注意です。



対策は「こまめにエンジンを動かすこと」、「容量が大きくて品質のいいバッテリーを使う」、「ON/OFF機能付きのドライブレコーダーを使う」、「ON/OFFスイッチ延長ケーブルを使う」などが挙げられます。

ちなみにケンウッドの場合は別売りの車載電源ケーブルで接続するよう説明書に記載されています。

車載電源ケーブルを付けることでオフタイマーの設定をすることができます。

このようにメーカー推奨品で対策するのもひとつの方法です。





すべての製品や車種でなるってわけではなく、リスクがあるって話なので自身で調べてみてください。

OBD2のバッテリー上がり対策品

スイッチ付き 延長フラットケーブル

安価で手動でON/OFFを設定できるケーブル




ケンウッド推奨 車載電源ケーブルCA-DR350

バッテリー過放電防止機能、オフタイマー機能が使える

対応機種を確認してから購入しましょう

登録すべき買替補償金制度

パッケージ裏を見ると「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」の文字が

対象製品を購入。

さらに事前登録すると『事前登録して1年以内にレッカー搬送を伴う交通事故にあった場合、一律4万円の補償金がもらえる』という補償制度。




運営元は"一般社団法人ドライブレコーダー協議会"です。(外部サイト)

ドラレコの普及促進による安全安心な社会実現を目的として活動しているのだそう。



登録費用やその他支払いは一切なし。

ちょっと怪しいなと思って調べましたが安全そうだったので登録しました。

対象製品はセルスター、ユピテル、ケンウッド、ワーテックスなどが含まれています。



ないよりはあった方が嬉しい補償ですよね。

ドライブレコーダー選びの際に気にしてみてはいかがでしょうか。

関連記事 自動車保険の見直しで年間10万円節約できた話

ケンウッドDRV-MR450のレビュー

5年以上前の製品と比べると何一つ不満はありません。

古いのよりやっぱり画質は飛躍的に進化してますし、撮影範囲だって広い。

なにより、後ろにもカメラがあるという頼もしさや安心感は大きいです。





ぶっちゃけ最新か型落ちで悩み、コスパをとって型落ちにしました。

最新と型落ちで性能を比べてもそこまで大きな違いはなかったし、安い方が家計的には助かります。



ドライブレコーダーは決して安くない買い物です。

納得いく製品を、納得できる価格で手に入れるのが重要だと思います。

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ウシ
車をいじれるパートナーを持つと頼もしいです。
写真撮って説明してもらいましたけど、仕組みは理解できても実際にできるかと言わると私には無理かな。

旦那いわく、手先が器用とか理系だって方は動画などで勉強するとできるみたい。
一度身につけば支出が減るのでやってみる価値は大いにありますよ。

では、また。
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