自分のこと

「おおかみこどもの雨と雪」を母になってから観てみたら

母になって

こんにちは。とろろめしです。
現在、1歳の息子を育てております。

皆さんは「おおかみこどもの雨と雪」をご覧になったことありますか?

幼少期の自分とかぶる雨と雪

映画が公開された当時、この作品をみても
そんなに泣くことがありませんでした。

当時、観ていて感情移入した先が雨と雪子の方で
「人間」か「おおかみ」かで揺れる感情が
自分自身が抱える問題(国籍やアイデンティティ)
で揺れる感情と被ったのを覚えています。

どちらを選んでも幸せなのに
とても苦しい気持ちで過ごした幼少期を
見事に言い当てられた気分でした。

それ以外は、大自然の描写や成長していく姿に
感動して、純粋に綺麗な作品だな~
というのが感想でした。

冒頭から泣く?!マジか?

母号泣こんなにキレイに泣いてません。ティッシュは大量に使いました。

さてさて、細田守監督の最新作PRのために
監督の作品を久しぶりに観れるということで
最初に選んだのが「サマーウォーズ」でした。

夫と

「暗算であの数式を解ける人いるの?」

なんて笑いながら話をしたのがきっかけで
どうしても見たくなり
軽い気持ちで見始めたら最後、
二人して「こいこい」言っていました。

これに味を?占めたのか
ほかの作品も観ようとなって
本当に久しぶりに「おおかみこどもの雨と雪」
を観ました。

とっても意外でしたが
冒頭から号泣してしまいました。

なんでここで泣くの????

というシーンで涙腺が崩壊し
妊娠・出産・夫の死・子育て・移住
と、その都度泣いてしまいました。

病院に行けないから自分で勉強して
自宅で産むという部分や
誤飲して吐いた娘を病院に連れて行けず
「病院」と「動物病院」に電話して
聞くシーンはクルものがありました。

今回の号泣の根底にあった自分への問いが

「自分だったらこんなにできるか?」

というものでした。

今、息子ひとりでも夫がいないと
不安になるのに、年子で狼子供という
二重苦で泣くこともなく
もくもくと育て上げる姿に
「強い母」像が見え

自分にはない強さに憧れる反面
自分自身の不出来に落ち込みました。

「子供を育てるために全てをささげる」

これもまた観ていて苦しい気持ちになりました。

多分、私はどこまで行っても「私」が欲しい人だと思います。
「妻」であり「母」であり「私」である時
最後に選ぶのが「私」なんだと思います。

子供のためなら死ねる気持ちはありますが
どうしても「私」を殺して生きることが
できないということだと思います。

息子の成長が待ち遠しい!

観終わって、ズビズビと鼻をすすっていたら
夫に何をそんなに泣くことあるの?
というまっとうな投げかけを頂きまして
正気に戻れました。

子供たちがそれぞれの道を選び
幸せになったのを見ると
自分も母として息子を笑顔で送り出せるよう
子育てしようと思いました。

雨が母親と別れる決意をし、
強い意志で親元を去り
最終的に母がそれを受け入れる姿は
勉強になりました。

私も息子が自由に幸せになるのなら
どんな決断をしても応援しようと思います。

間違ってもマザコンにならないよう
母離れはキチンとしようと思います(笑)

反抗期にこんな寛容な気持ちで
いられるはずもないですが
頑張ります!

未来の自分頑張れ~。

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