相場は相変わらずの下落基調です。
日経平均をはじめ、プライム、スタンダード、グロースといった株価指数が軒並み弱い、いわゆる「地合いが悪い」という奴ですね。こういう状態では、個別株も弱い動きのものが多数です。
何故なら、個別銘柄の株価は基本的に地合いに連動して動くからです。
図1:地合いと株価の基本的な関係
しかし、自分の保有株が、次の図2のような状況に陥っている人も多いのではないでしょうか?
図2:悪い株の例
株価指数の下げにはやたらと連動するくせに、株価指数の上げには無反応。否、上がるどころかむしろ逆に下げて行く。思わず、「このク○株がぁ!」と怒鳴りたくなるような状況。
こういうのは、底なしに下げて行くことが多いので、自分が想定した支持線を割ったところで、さっさと損切りしないと、損失が膨らみ続けて切るに切れなくなる事があります。
私は、こういうものを悪い株と呼んでます。
では、良い株とはどんなものでしょうか。それは悪い株とは反対の状況にあるものです。値上がり率ランキングを毎日チェックしていると、地合いが悪いのに、マイペースで着々と上げている銘柄があったりしませんか。次の図3のような感じの銘柄です。
図3:良い株の例
株価指数の下げには殆んど連動せず、株価指数の上げには良く反応する。この銘柄の株価だけ見てると、現在の地合いが悪いことなど、全く気が付かないような銘柄です。保有していると、とても気持ちの良い銘柄です。(※逆行高なんて言われたりもしています)
「どうすれば探せるか?」ですが、私は日々の値上がり率ランキングをチェックで見つけています。ただし、株価指数が大きな陰線を作ったようなときに、1~3位ぐらいにいるものは、仕手株のようなものが居座っていることが多いので、むしろ30位以下ぐらいの間にいるようなものに、地合いが悪くてもジワジワ上げているようなものがあります(個人的には50~100位ぐらいを重点的にチェックします)。
例によって四半期成長率が良いというのを前提にして、チャートをチェックすれば、上記図3のようなものが見つかるでしょう。チャートチェック時に、その銘柄が上場している市場の指数も同時に表示すると分かりやすいですね。例として、先日、記事で上げた北海道電力を図4に載せておきます。近々、決算発表があるので、その辺りは警戒しないといけませんが。
図4 北海道電力 TradingView使用
※推奨ではありません。
こういう感じものを見つけましょう…という一例です。
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