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THE MAD CAPSULE MARKETS

全曲紹介!THE MAD CAPSULE MARKETS「HUMANITY」(ザ・マッド・カプセル・マーケッツ)

THE MAD CAPSULE MARKETS「HUMANITY」のジャケット

THE MAD CAPSULE MARKETS「HUMANITY」の収録曲

1.三秒間の自殺
2.あやつり人形
3.LIFE GAME
4.ギラギラ
5.讃美歌
6.HUMANITY
7.カンヅメの中
8.どうしようもない人の唄
9.Dear歩行者天国の皆様
10.ラ・ラ・ラ(僕がウソつきになった日)
11.だんだん

THE MAD CAPSULE MARKETS「HUMANITY」とは


日本のラップロック・ラップメタル、デジタルミクスチャー、デジタルハードコアの元祖THE MAD CAPSULE MARKETS(ザ・マッド・カプセル・マーケッツ)の
1990年10月1日発売のデビューのアルバム「HUMANITY」(ヒューマニティ)。
バンド名は正確にはTHE MAD CAPSULE MARKETSと「T」のあとにシングルクォーテーションが入っている。
バンドメンバーには初期メンバーの室姫深が在籍し、またベースの上田剛士はCRA¥(クレイ)と名乗っている。
歌詞が過激らしく、再販版では一部歌詞が変更されており、歌詞カードもない。
今回紹介するのではビクターエンタテインメントから再版されたCDなので残念ながら歌詞カードはない。

デジタルとは無縁のサウンドで思いっきりどう考えても「THE STALIN(スターリン)」のまんま。
叫び嘆き、本質的な怒りが見れる初期のマッドを象徴する作品。

いきなり名曲「三秒間の自殺」からはじまり、初期の代表曲「あやつり人形」に続く。「あやつり人形」を聞くとやっぱりスターリンの「ロマンチスト」が聞きたくなる。KYONOの声がミチロウの声ににどこか似てるんですよね。
メロディアスな「LIFE GAME」、
ドラゴンアッシュのkjがおそらく聞きまくっていただろう「HUMANITY」、ベースサウンドが心地いい「カンヅメの中」、ルースターズの「どうしようもない恋の唄」をあやかった「どうしようもない人の唄」、とにかく何か伝えたい「Dear歩行者天国の皆様」、今後のデジタルハードコア路線が少し垣間見れる「ラ・ラ・ラ(僕がウソつきになった日)」、ラストの「だんだん」とデジタルハードコアという頭で入ると「えっ?」とメダパニ喰らってしまうかもしれない。
ハードコアのなかにKYONOのリズミカルにラップしているのが聞こえてくるのもこれまたいい。
デビューアルバムにして名盤とはまさにこのこと。

Money Step【iOS】

オススメ代表曲は「あやつり人形」

THE MAD CAPSULE MARKETS(ザ・マッド・カプセル・マーケッツ)の「HUMANITY」の中からおすすめ代表曲は「あやつり人形」。
さきほどいったKYONOのハードコアのなかにラップっぽい、早口が入っている「あやつり人形」。
ゾロゾロゾロゾロ」、「グダグダグダグダ」のこのフレーズがほんとに心地いい
歌詞は歌劇というか、誰かに向けたメッセージ。

夢を見ていて カッコつけてて
大人になって 勘違いして
人をけなし ゴタクならべ
ウソつきになり 腐っていって

ゾロゾロ・・・・・・歩き始めて 一列になって行進してく
あなたは いつでもうまくやってる だけど俺には分かってる

あなたは いつでも 正しい意見
人を見下し えばっているよ
俺の態度が 気に入らないか
俺の頭が気に入らないか

グダグダ・・・・・・ぬかしやがって テメエは何をしてるのかい
あなたは とてもずるいだけ だけど俺には分かってる

あなたもやっぱりあやつられてく そして最後に作り物
あやつり人形
あやつり人形じゃ 何も出来やしないぜ

仲良くあやつられていこう

THE MAD CAPSULE MARKETS「HUMANITY」制作時のメンバー

名前 担当
KYONO VOCAL
室姫 深 GUITAR
CRA¥(クレイ) BASS
MOTO KATSU DRUMS

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なんでしょう。なにかのメンバーのメッセージなんでしょうね。

再販版なので歌詞カードはありません


THE MAD CAPSULE MARKETS時代のメンバー構成。初期メンバーのギター室姫深はこの作品にてMADを脱退。

いっそ、その薬飲んでしまえよ。人間らしく楽しくなるはずだ


そのバンドに歴史あり。音楽が初志貫徹しているバンドもいれば、アルバムごとに変えているバンド、時代とともに音楽性がわかるバンドと十人十音。
あ、十人十色じゃなくて、十人十ってなかなかいい言葉だ笑
Beastie Boys(ビースティ・ボーイズ)の初期がショートチューンなハードコアで段々ラップ、ヒップホップに進化したように、
THE MAD CAPSULE MARKETS(ザ・マッド・カプセル・マーケッツ)もハードコアからデジタルハードコアに進化していく過程も聞いていて、心が弾む。
とにかく、毛嫌いしないでこの劇薬「HUMANITY」(ヒューマニティ)を飲んでしまえ、楽になるよ。

アーディスト情報

公式ホームページ:https://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A002783.html
メンバー 上田 剛士の公式Facebook :https://www.facebook.com/takeshi.aaequal
メンバー KYONOの公式ホームページ:http://www.msrecord.co.jp/kyono/


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