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看取り

【看取り】看取り介護の悩みが解決する方法①食事

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介護施設で看取り介護をしたいと考えている施設は多いのに、実際に看取り介護をしようとすると時、スムーズに進まない事はありませんか。

介護施設で看取りを開始しようとすると不安になる職員が大勢でてくると思います。

この記事は最後まで読むと看取り介護に対する悩みが解決する内容になっています。

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1 ご飯がたべれなくなったら食べなくてもいい

介護施設では、出てきた食事全部食べてもらえるように食事介助する事を目標にしている所が多いのではないでしょうか。

食べないと、食べさせ方が悪いといったり、どうして、無理やりにでも食べさせないの!と怒る看護師がいるかもしれません。

10割たべるのが当たり前に思っていても、最期の時が近づいてくると少しずつ食べる量が少なくなり7割 5割 3割と減っていきます。

人によっては急に10割たべていた方が急に3割になるかもしれません。

 

最期の時が近づいてくると体が食事を欲しくならない様です

でも、この見極めが難しくて、たとえはお腹の調子が悪くて食べられないのかもしれないし、風邪気味なのかもしれないし、入れ歯の調子や口の中の調子が悪いのかもしれません。

看取りの時期なのか、体調が悪いのかの判断が必要になるのですが、これはすぐに気が付くものではなくて、いつも、利用者様の近くにいて普段と何かが違うと感じるところからはじまります。

身体のどこも悪くないのに食事を食べる量が少なくなってくると看取り時期が近くなってくる時期にきている。かもしれません。

 

近いと言っても、看取り期に入るには本当に食べたなくなる時期ので、看取りの前の段階かもしれません。

言葉で伝えるのがすごく難しいです。教科書通りではなく人それぞれ違うので、実際に近くでケアしている職員の長年の勘が当たります。

 

2 水分も飲みたい分を飲みたい物を飲んでもいい

介護施設では嘱託医師と連携をとっているので、医師に相談しながら、看取り期の時には、利用者様が飲める分だけ、飲みたいものを飲んでもらいます。

 

介護施設の中では、食事や水分の時間が決められていて、決められた分を目標に無理に口に入れて飲んだり食べたりしている事が多いのかもしれません。

飲まないから無理やり水分の時間だからと言って飲んでもらわない事が大切です。

高齢の方はオロナミンCが好きな人が多い気がします。オロナミンCでもいいですし、飲みやすいゼリー状のウィダインゼリーみたいなのも飲みやすいです。

あと一番おすすめだったのが、アイスの実です。

アイスの実は一口大で数個は入っているアイスなのですが、口の中に入ると溶けて、すっきりした味なので喜ばれていました。

始めは誤嚥しないかなと心配していたのですが、職員みんなで実際に食べてみて、口のなかで一気に溶けるのではなくてゆっくり溶ける感じなので、大丈夫だねと言う話になりました。

アイスの実はいろんな味があるしいこれはおすすめです。


食べてもらうタイミングは、他の利用者様と同じ時間でもいいですし、少し時間に余裕ができた時にゆっくり時間をかけて声掛けをしてすすめたりしていました。
職員は食べてくれておいしいと言ってくれたりうれしい顔をみたくて、看取りの利用者様の取り合いになる事もありました。

3 点滴は中止した

嘱託医師がいたので、食べれないと点滴を1000ml点滴の指示がでる事がほとんどでした。

でも私たちは病気なのか、看取り期に入ったのかを医師に伝えて、病気ではなくて看取り期には点滴はしないようにしていました。

【看取り】看取り介護で点滴をしない|医師に点滴を断る方法施設看護師のsayu(さゆ)です。 介護施設で看取り介護をする時に、点滴はもう必要ないのではないかなと思う事はありませんか。 ...
初めは点滴をしない事にたいして職員は

 

  • ご飯も水分も摂れない人に点滴もしないで見殺しにしているいたい
  • 点滴しないって聞いた事がない
  • 自分の親だったらして欲しいかな
  • 看護師が下手だから点滴いれられないんじゃないの

などの声がありました。

点滴をしなくなってからは

 

  • むくみがないから皮膚トラブルないね
  • 痰もでないから吸引しなくていいから苦しくなさそうだね
  • アイス食べたいって言っていたから買ってきてあげてもいい?
  • 食パンにあんことクリームのってるの食べたいって言ってる作ってあげたい。
  • 「おいしい」って食べてくれた。うれしかった。
  • 点滴していたら体位変換していいのかわからなくて困っていた
  • 呼吸も点滴していた時より穏やかにみえる

などのうれしい言葉が聞かれる様になりました

まとめ

看取り介護での食事は、無理しないで、食べたいときに食べれる量を食べてもらう事を大切にしていました。

看取りケアをする前は、看取り期の利用者様にも、10割食べてもらう事を目標に無理やり口の中に詰め込んで、誤嚥したりしていた事もあったと思います。

水分は介護施設で最低でも全員の利用者様に、1000ml飲んでもらいたいと目標があり看取り期でも無理に飲んでもらって、誤嚥肺炎で熱が出た事も多くありました。

その誤嚥でもし、呼吸停止になったら食事介助していた人はとても責任を感じている状態でした。

看取り期なので何が起きてもおかしくないので、自分が介助している時に誤嚥や呼吸停止がきても絶対に責任を感じる必要はないです

看取り介護を始めた後に、ゼリーをおいしそうに食べた後にお亡くなりになった事があったのですが、その時はご家族は「最後までおいしいもの食べれて静かに最期迎えれるなんて幸せ。食べさせてくれて方に感謝します」と話されていました。

最期に関われた人は選ばれた人。みたいな感じで光栄に思える雰囲気になっていました。

看取りケアを始めると、関わる職員の精神的負担がなくなり、うれしい事の方が多くなります。もしまだ初めていない介護施設があったら早く始める事をお勧めします。

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